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1.悪役令嬢に転生しました。

短編から連載版に変更致しました。

内容に変更はありません。

ゆっくり更新していければと思います。

宜しくお願い致します!




はい・・・?

悪役令嬢・・・?

私がですか・・・?

え・・・?

悪役・・・?

えー・・・???



私の名前は、アリステラ・ディ・ティエラ

前世の記憶を持つ、5歳の幼女である。

赤子の頃より、前世の記憶を持っていた。

地球の日本の地方都市に住まう、どこにでもいるOL

それが私だった。

だけど、気が付いたら、赤子になっていたのである。

前世の私・・・死んじゃったのかな・・・?

死んだ記憶はないのだが・・・

仕事が激務だったから、苦しまずにパッタリ逝ったのかなーと思いながら、ベッドでうごうごする。

赤子なので、ろくに動くことができないんですよ。

なので、私はひたすら寝ていた。

OL時代の睡眠時間は主に3時間だったのだが。

その時の睡眠を今補っているかの如く、とりあえず寝ていた。

寝て寝て寝て寝て

起きたらミルクを飲んでいた。

寝てるかミルクを飲んでいたかの記憶しかない

そんな赤子時代

私は・・・とても手のかからないお子様だったと思う。

母親らしき綺麗な女性が抱っこをしてくれるが、泣きも喚きも暴れもせず、大人しいお子様でしたよ!!

だけど、初めて母親を見た時は驚いたわ・・・

綺麗な発光しているかの如く輝く金色の御髪で、それ染めてるんじゃないんだよね???

とマジマジと母親の顔を凝視してしまった。

そのうえお母様の麗しいお顔!!

青色のお目めがこぼれ落ちそうなくらい大きくてね?!!

バッサバッサの睫と、プル艶な唇と、透き通るような白い肌!

おうおう、私もこれは容姿に期待が持てるんじゃないか?!!?!と思った。

が!!!!!!!!!

驚くのは母親の容姿だけではなかった。

なんと父の髪は、真っピンク色だった。

おう・・・パパン・・・どぎついピンク色だね・・・

お目めの色は、空色なんだね、綺麗だね。

だけど、なんという美青年なのでしょう。

こんな美形初めて拝んだわ。

親の顔を見て茫然としてしまいました。

そして気になる自分の容姿!

両親がこう・・・

見たことのないような麗しい容姿だと・・・

私の髪や目は何色なんだ・・・?と

早急に確かめたかったが、部屋に鏡がないので、確かめることができずヤキモキした。

あと、なんだ!

ここ地球じゃねえや!と思ったがアッサリ受け入れることができた。

金髪はまだしもピンク色の地毛の人は地球にはいないもんね!

前世オタクだった私は、異世界転生系の小説や漫画も沢山読んでいた。

異世界転生あり!あり!

もしかして魔法もある世界なのかなーとドキドキしているが、それはまだわからないし。

この世界でまだ魔法見たことないもの。

でもでも魔法とか、憧れですよ!

朝の少女向け変身アニメも、契約して魔法少女になるアニメもばっちり見てる!

新しい生を受けて、だけど前世の記憶も持っていて。

前世の自分が何故死んでしまったのかは、わからないけれど、もう戻ることができないのだ。

この世界で楽しく生きるしかないではないか!

赤子時代そう決心した私は、そしてまたスヤァと寝てばかりいたのだった。


そんな決意をしてから、はや5年

私は5歳になりました!

鏡も見る事ができるようになりました!

なんと私の髪はピンクゴールド

両親の両方の髪色を受けついでいる。

お目めと容姿はパパン似です。

やっぱり娘は父親に似るのかねー?

で・・・だ!

両親の良い所を受け継いだ、私の美少女っぷりがパナイですよ!!

これ気を抜くと人さらいにあうレベルの美少女っぷりだわ!

変態さんホイホイだわ!

ヤバい

自分の事ながら、私ヤバい

だけど、普段は鏡なんてしょっちゅう見るわけではないので、基本ボーっとお庭の草木を見ていたり、お空を眺めていたり、読書をしていたり、ご飯を食べていたり、寝ていたりする私です。

毎日平和でのんびりな日々


けれど事件はある日突然やってきた。

いや、こちらから飛び込んだのか・・・

お父様に連れられてやってきた、おっきなお城

大きなお城の広い広間で紹介された、美中年と美幼児

なんとこの国の王様と王子様なんだって。

そしてこちらの美幼児

私の・・・婚約者らしいですよ・・・?

ギラギラ輝かんばかりの美幼児

母様に負けず劣らずの、発光してるの・・・?と言わんばかりの金色の髪

神秘的な紫色の瞳

眩しい・・・

幼児なのに・・・

眩しい・・・

そして美幼児様のお名前を聴いて、ギョっとする。

彼のお名前は、リュシオン・エル・ルークス


・・・聞いたことのあるお名前だなー?

某乙女ゲームの一番人気のある攻略対象の名前と同じじゃないかなー?

髪も目も顔も何か面影があるなー?

あれー・・・?

そんでもって王子様ー?

と悶々と考え込んでいて、ハッとした。

もしかして・・・ここは異世界ではなく乙女ゲームの世界なのではないかと!!

おっと・・・

ちょっと待ってくれ?

この乙女ゲーム、人気タイトルだが、私は前世では未プレイで・・・

ゲーム名と世界観とキャラクターを知っているぐらい。

しかも・・・王子様の婚約者って、あれ・・・?

ヒロインにとっては邪魔でしかない存在だよね?

確か・・・攻略対象の婚約者は軒並み悪役令嬢設定じゃなかったかな、このゲーム?!!

好きな絵柄だったけれど、仕事に追われ買ったはいいけれど、放置していた。

積みゲーの一つだった・・・

なんてこったと、強張る笑顔のままフリーズしてしまった。

まだゲームは始まってもいない。

ゲームが始まるのは、ヒロインが王国の学園に入学する16歳から。

だけど、既に積んでいる気がするのは、きっと気のせいじゃないよね・・・

「私の人生・・・終わった・・・?」




読み返してみると、イキオイだけで書いているのがわかります(苦笑)

楽しく読んで頂けると嬉しいです。

引き継ぎ、書いてある分を投稿していきます。

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