第4話 疑問
続きです 遅くなりました
そして、俺は1つの疑問点を指摘した
「そもそも『俺は』ってなんなんだよ これじゃ単独犯みたいじゃないか 一枚目はいらないんじゃないのか?」
筋肉質の男が答えた
「個人で組織なのかもしれないな」
「何いってんだ?」
ふざけてるのかと俺は思った
しかし、
「この世には信じられないような組織や団体がいる 団体だが、自分達は集団で個人だと思っている人達もいる」
俺は、
「にわかには信じがたい しかし、もうあてがねえ お前さんに頼るしか道はねえようだ」
としか言えなかった
そして、男は答える
「いいだろう 手伝ってくれるという答えでいいんだな」
「ああ」
俺はそう答える
男は、
「今回の日本滞在中の俺の名前だ」
と、名刺を渡してきた
「ボンド?スパイ映画かよ?」
「紅茶よりコーヒーが好きだがな」
そう答えると1枚の紙を渡してきた
「これは地図だ 秘密の抜け道だとかよく使われる人知れない道は当然書かれていない だから、この街に詳しい君に力を貸してほしい」
俺は、
「わかった ただし、俺も捜査に付き合うからな 武器は持ってないがな」
そういうと、ボンドは銃を取り出しこちらに渡してきた
「ワルサーだ 扱い方はわかるな?」
続きます