第一話 夕日を見ながら
お久しぶりです ネタが思いついたのでやります
「今、入ってきたニュースです 先程○○国の首都にて大規模なテロが起きました 犯人は射殺 首筋には切り傷のようなものがあるとのことです 首筋に傷がある犯人の犯行によるテロはこれで7件目とのことで関連機関はこれをテロ組織による犯行と断定し捜査をしていくとのことです」
夕暮れの時間帯いつものようにタバコを吸いながらラジオを聞いていた。
俺は東郷泰作、20年前からこの街で警察官として仕事をしてきた
夕日を見ながら今日の事を整理しながら、そして他の国では物騒なことが起きてるがこの国ではまだそれが起きてないってことに感謝しながらラジオを聞いていた。
「東郷さん お疲れ様です そろそろ夜です 今日の夜のパトロールは僕が同行します」
初めて見た顔...ということにしたかったが、こいつは4日前に入ってきたエリート君だ
「ああ...えっと 名前なんだっけ?」
「杉田です」
「よろしく頼むぜ エリート君よ」
俺はタバコの火を消し、立ち上がった
「じゃあ行くぞ」
「え、もう行くんですか?」
「ああ、タバコが切れちまったからな」
後になってわかることだが、この時パトロールに出ていて本当に正解だった。
続きます