今更ながらの登場人物紹介
レガン・アーダルハイド…主人公。悪役な事は一切していない、むしろ地位が地位じゃなければモブの中のモブになれた。顔面偏差値が異様に高いが所謂悪役顏で本人曰く「街行く子供に怯えられる顔」らしい。性格は極めて穏やかだが顔のせいで冷酷無慈悲とかなんとか勘違いされがち。剣の腕はなかなかのもの。身長はまだまだ成長期。幼馴染に国の第一王子(正統派イケメン)と将来は王国騎士団長な腕っ節ガール(美人)がいる。顔のよく似た弟と可愛い可愛い婚約者がいる。
・魔力はそこそこ。良く扱う魔は”風”や”水”などが多い。(天候を左右する魔を扱うことはできない。)
ラルク・アーダルハイド…レガンの弟。悪役顏のはずなのにそんな悪そうに見えない。色素が薄めのブラコン(無自覚)。兄のように強く気高い男になりたいと思っているがレガン曰く「夢見がちだよね。現実見て」。
兄とは違い非常に勇ましい性格をしている(やや脳筋疑惑)。
殺されたご令嬢と恋仲関係であったようだが、殺害疑惑がレガンに上がって以来、レガンを信用できなくなってしまった。
・剣、魔、どちらとも発展途上。見込みはある。よく扱う魔は”火”が多い。
バルド・アーダルハイド…現・アーダルハイド家当主。レガンとラルクの父親(レガンとラルクは父親似の顔)。国王の右腕と呼ばれている男であり、”オトモダチ”だった。
ジェネラス・ディ・シャルトルーズ・サンチェス…国王。通称”悲壮王”。片腕と運がない。若かりし頃は正統派イケメンだとわかる渋いイケオジ。偉そうな喋り方だが、これは王らしくあろうと練習した喋り方なので素ではない。家族が何よりも大事。
アルベルト・ディ・シャルトルーズ・サンチェス…通称アル。国の第一王子でありレガンとジュリアと幼なじみ。本名が長い。所謂正統派イケメン。金髪碧眼の優男(見た目だけ)。何考えてるか分からない代表。趣味は遠乗り。愛馬はもちろん白馬。婚約者がいたが婚約者の家が没落してしまったため父である王が勝手に婚約を破棄してしまった。「想い合っている、だけじゃどうにもならないらしい」とよく口にしていた。
・剣は一応扱えはするものの得意ではない。あくまで嗜む程度。その代わり魔の力は強く、大体の魔を扱うことができる。
ジュリア・ウイスタリア…王国騎士団長の父とだいぶ年の離れた兄を持つ。将来は王国騎士団長な有望株。自分に厳しく妥協を許さない。見た目よし性格よし頭よしな腕っ節ガール。本人は覚えてるわけがないが1××回全てレガンの味方でいた唯一の人でもある。
・魔の力はあまりなく(ウイスタリア家は魔の力が乏しいがその代わり身体能力が異様に高いことで有名)、体術、剣の腕共に優れている。
オフィーリア・アプリコット…レガンの婚約者。純粋で気の利く笑顔の可愛い人( だった)。レガンと同い年でレガン自身ともその家族とも仲良くやっており、ラルクからは既に姉さんと呼ばれ慕われている。穏やかな性格であったがある時現れたシャルロッテと折り合いが悪く、ついには発狂しシャルロッテを手にかけてしまう。この罪をレガンへとなすりつけ、レガンからの信頼と愛情をなくす。しかしながら、もちろんのこと、彼女は覚えてなどいない。
・剣は扱うことができない。魔の力はそこそこ。しかしながら”治癒”の素質があり、貴重な治癒魔法を扱うことができるため、国でも一目置かれている。
シャルロッテ・ブーゲンビリア…なんの因果か、必ずレガンの19の誕生パーティへと姿を現す美少女。黒目がちの大きな目を蕩けさせるように微笑む。レガンの弟のラルクと想い合っていたようだがオフィーリアの手によってその命を落とす。レガンとはあまり接点がなかったようだが、被害者という視点で見るならば一番関わりが深い。レガン曰く「無自覚魔性の女」。
・何か消された跡があるものの、残された記録はまだない。
ミネルヴァ…大国シェアンが保有する青の森に大昔から住まうケンタウレ。知識欲が旺盛であり勉強熱心。弟のバーガンディーからは変わり者、眷属たちからは森の賢者と呼ばれている。あちらこちらに自らの”目”を置いている為青の森から出なくても世界の事柄を知ることができる。なお、この自らの目を置く魔は高等なものとされている。魔を扱う種族でもこれを簡単に使うことはできない。これも”素質”がないと出来ない。
バーガンディー…ミネルヴァの実の弟。声も図体もでかく、パワーも青の森の中では随一。眷属たちからは長と呼ばれ慕われている。姉のミネルヴァまでとはいかなくともなかなかの切れ者でもある。ヒト族でのことを危険視しながらも好意(恋愛的な意味ではない)を抱いている。
随時更新予定。