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山の動く日きたる高揚感

 「山の動く日きたる高揚感」を、私は七回、経験した。

挿絵(By みてみん)


https://ta9as1.web.fc2.com/senkyodatabasehistory.html


 最初は、1989年7月の参院選。社会党の土井多賀子委員長が歴史的な与野党逆転劇を「山が動いた」と表現したとき…


 二回目は、1993年7月の衆院選。日本新党、日本社会党、新生党、公明党、民社党、新党さきがけ、社会民主連合、民主改革連合の八政党による連立政権が成立したとき…

 

 三回目は、2005年9月の衆院選。「郵政解散」の嵐が吹き荒び、小池百合子が刺客候補となるなど話題を呼んで、「三分の二」の高投票率となり、与党が議席の「三分の二」を占めたとき…


 四回目は、2009年8月の衆院選。「政権交代」の標語が脚光を浴びる中で、具体的な政策のアピールに乏しい選挙戦が展開された後、「悪夢の民主党政権」が誕生したとき…


 五回目は、2011年11月の大阪市長選。現職平松邦夫と大阪府知事を辞して立候補した橋下徹の争いとなったが、自民党と共産党が組んで応援した平松は惨敗した。選挙民の「自共共闘」嫌悪は、近畿圏での自民党凋落を齎した。

 

 六回目は、2016年7月の都知事選。自民党都連の方針に逆らって出馬した小池百合子が自民党推薦候補増田寛也の179万票を凌ぐ291万票を得て当選したとき…

 

 七回目は、2017年10月の衆院選。「国難突破解散」表明を受けて、小池都知事が、急遽、国政政党「希望の党」を結成したが、民進党左派との「トロイの木馬」攻防戦にマスコミが加わって「排除」キャンペーンを張ったとき…

 

 今回の都知事選は、八回目の高揚を齎すのだろうか?

挿絵(By みてみん)

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