中国内紛が日本を舞台に
東洋経済ONLINEの「中国国内の政治対立が日本を巻き込み始めた」と題する記事(要約すれば次のような内容)を読んだ。
「中国の言論統制を嫌う知識人が恰も清朝末期のように来日する。
著書「走出帝政」を発売停止された秦暉客員教授は、東京大学で全球化和亜州と題する連続講座を開講している。
傅国涌氏も都内で在東京重造中国と題する連続講座を担当し、清朝末期に日本にやってきた中国人思想家について講義している。
十数年間、中国知識人の受け入れを積極的に行ってきた東京大学阿古智子教授宅内の「亜州コモンズ」には、弁護士資格を剥奪された女性、ゲイのジャーナリスト、MeToo運動を牽引してきた女性らが宿泊している。
以前の香港言論空間が東京で再現されたかのように、在日華人の活動は盛況を極めている。
こうした知識人と強固なネットワークを形成したのが、先ごろ駐中国大使を離任した垂秀夫氏だ。
垂氏は、「中国人の日本渡来ブームは、清朝末期と改革開放後についで今回が3回目。今回は中国に対する国民感情が悪い、そして来日する中国人には富裕層が含まれているという特徴がある。何十年後かに振り返って、『あの時、3つ目の波を日本社会はきちんと受け入れられていたか』という検証に耐えられるような対応を考えなければならない…日本に逃げてくる中国人を中国共産党の一味と捉えるべきでなく、こうした人々を逆に戦略的に取り込むくらいの発想や度量が求められるのではないか」と話す。
中国の現状を変えたいと願う人々の集結は、今後長期的に日本、そして中国に何をもたらすのだろうか。20世紀初頭のように新たな思想的新潮流が東京で生まれ、やがて中国の体制を変えるほどのインパクトを持ちえるのだろうか。
清朝末期との共通点を指摘する向きは多いが、当時と違って、現在の中国の国力は日本を大きく上回る。中国のネット上で、過激な愛国的主張を繰り返す「小粉紅」は日本にも浸透している。
東京在住の中国人青年は、「一昔前までは中国人留学生には政治に無関心な層が多かったが、コロナ以降は、留学生の中で愛国的かつ中国共産党に近い立場と反体制派の両極への分断が進んだ」と話す。東京では体制派と反体制派が共に存在感を示すようになっており、今後何らかのきっかけで摩擦が起きる可能性もある。日本国内に「もう一つの中国」が出現しつつあるとすら言える状況なのだ。
(舛友雄大 中国亜細亜問題ジャーナリスト)」
僕は、この記事を引用しながら「敵の敵≠味方」を肝に銘ずるべき!と呟いた。また、「日本が亡命を受容れ多大の支援をした孫文の樹立した中華民国政権が『南京大虐殺』の嘘を世界中にばら撒き、米国世論を動かした経緯を忘れてはならない」とも呟いた。
https://twitter.com/thucydi_des/status/1758344131255173493




