表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
198/269

197 Side.レヴィアタン 2




 ……んー…?

 誰か呼んでる…?


(ふわぁぃ…、…誰…?)


(漸く起きたか、レヴィ)


 ……この声は…。


(んぅ~…、……ジズ…?)


(まだ寝惚けてるのか?)


(ん~…、…もーすこし寝かせて~……)


(緊急事態だ…、起きないなら我が直接掴んで引き摺り出すが…)


(! 起きます! 起きました!!)


 ジズの爪で掴まれるのは勘弁!!


(それで一体何があったの…?)


(次元門の予兆を感知した…、()だ…)


(…!)


 ついに本格的に動き出したかぁ…。

 前回のアレが()の起床による余波だとするなら…、今回のは意図的な妨害ってことだろうねぇ…。


(それで僕はどうすれば…?)


世界樹(ユグドラシル)北西側の海岸付近を監視してくれ…)


 北西側というと…、唯一港が無いあそこかな…?


(…そこに次元門が…?)


我らが使役者(マスター)がそこに次元門を誘導する。 そしてその次元門から溢れ出てくる何かを、我ら三人で対処せよとのことだ…)


(じゃあ僕は海に逃げ出す奴がいないか監視してればいいわけね…)


(そういうことだ…、さっさと浮上して備えていろ)


(は~い…)


 まだ眠かったけど仕方ないかぁ…。

 どうせなら眠気が晴れる相手ならいいんだけどなぁ…。





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ