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183 Side.帝国軍前線指揮官




「状況は!!」


「突如出現した王国軍と散発的な戦闘が発生しています!!

 相手側も動揺しているらしく、お互い負傷者を出しつつも膠着しております!!」


「前線にいる負傷者を下げさせろ! 状況を把握次第、追って指示を伝える!

 それまでは前線を維持しろと伝えろ!!」


「了解しました!!」


 一体何がどうなっていやがる…。

 唐突に目の前が光に包まれたと思えば…、光の中から王国軍がいきなり現れやがった…。


 いや、気になることは色々あるが今は置いておこう…。

 向こうも困惑しているのかお互いに攻めあぐねているこの状況…、何が一番被害を少なくできるか…。

 上からの指示を仰ごうにも本陣との連絡は伝令役がいなければ叶わない…。

 本陣が異常を察してくれていることを祈るしかないか…。


 となればそれまでこの場所を死守するのが俺の役割か…。


「各部隊長に通達! 此方からは攻めずに防衛に徹せよ! この状況でも突っ込んでくる奴は殺しても構わん!!」


「了解しました!」


 このまま暫く時を稼がせてもらおう…。




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