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122 Side.人類復興拠点 2




その日…、空が黒い靄に覆われた…。


何処かへ吸い寄せられているかのように…、黒い靄が空を飛翔する…。



ある人は言う…、ついに世界の終わりが来たのだと…。



ある人は慄く…、途方もない脅威が生まれようとしているのではないかと…。



ある人は祈る…、どうか我らに救いを齎したまえと…。



世界中の人々がその日…、天に願い請うた…。


救いの時を…、安息の日々を…、平穏な世界を…、人類の繁栄を…。



祈りが届いたかどうかは定かではない…。


だがこの日以降…、各地を滴っていた死の雫は忽然と姿を消した…。


それからどれだけ時が過ぎようとも…、死の濁流が起こることも…、金輪際無かった…。




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