2020年9月16日 パイロット版戦法と読み切り短編戦法の事
「フライブルクの魔法少女」が、連載開始一ヶ月くらいでコラアカンと理解したにも関わらず、完結まで1年半を要してしまいました。
まあ、それはそれで良い経験になりましたし、未だに、月に1人くらいはブックマークが増えているので、有り難い事ではあると思いますが。
ともあれ、その反省により、少しでも打率を上げるべく、次回作は以下の戦法で行こうと考えていました。
・パイロット版として3本を用意し、同時に公開する
・最も評価が高い1本を選定し、本番として継続する
当初の予定では、各1万文字くらいで2~3ヶ月後くらいに出せば、と考えていたのですが、キリが良いところまで、と書き進みすぎて、各5万文字程度にまで膨れあがってしまいました。
これにより、どのような影響があったかと言うと。
●単純に時間が掛かりすぎている
「ハーレム賢者」が2月半ば~5月頭の二ヶ月半
「フライブルクの魔女」が、5月頭~9月半ばの三ヶ月半(7月が多忙により稼働できず)
を、それぞれ要しています。
自分の執筆量が、約4,000文字/週なので、まあ、妥当な期間であるとは言えます。
それを考えると、次の「バージン魔王」にも二ヶ月半掛かるため、3本揃うのは12月頭の予定となります。
前作完結が今年2月なので、正直、ちょっと間が開きすぎたかなぁ、と言う状態です。
●公開後の取り扱いが悩ましい
正直、1万文字程度であれば、パイロット版として、正式公開時には別のタイトルとして公開するように考えていました。
ただ、5万文字ともなって、しかも、中途半端にブックマークがついたりしていると、正式公開時には、別タイトルとして仕切り直すのか、継続して公開するのか、悩みの種になりそうです。
全然ブックマークがつかないか、逆に、つきまくったらまだ諦めは付くのですが、中途半端な量だと一番悩みそうですね。
とまあ、二作目の筈なのに無駄に全力振り切ってしまっている状態です。
それを踏まえると、試作段階は、漫画雑誌の読み切り短編をイメージした短編の方が良かったかな、と、最近考えています。
つまり、こんな感じでしょうか。
・一つの話は、一ヶ月で書ける、10,000文字~15,000文字程度。
・公開時には、2,000~3,000文字ずつ、6話前後に分割する。
・話としては、きちんと完結している事。
・評判が良かったら、本編を改めて書き始める。
イメージ的には、TVドラマの1回分くらいで考えています。古いですが、特攻野郎Aチームとか、水戸黄門とか。
困っている人がいて、話を聞いて、黒幕がやってきて、殴って、主人公は去る、みたいな。
これを一ヶ月ごとに新しいネタで投稿していけば、それはそれで面白いのかな、と思ったりしています。
この長さの短編も書いたことがないので、一度試してみたいですね。
もし、やってるよ、と言う方がいらっしゃいましたら、その小説を教えて貰えると嬉しいです。