2018年12月2日 なろう小説APIを使ってみた その1
11月は休日出勤をしなければならないレベルで忙しかったので、こちらにまったく手が回りませんでした。(データ自体は11月頭に取っていたのですが……)
さて最近、なろう小説APIを知りましたが、結構便利に使えそうである事がわかりました。
なろう小説APIを使うと、条件付けして様々なリストを取得する事ができます。手動で取得する事もできるので、スクリプトが使えない人でも、手作業で集計する事は可能です。
ちなみに取得スクリプトはStrawberry Perlで作成しました。さすがにここにコードを載せるのはつらいので、要望があれば別途どこかに掲載したいと思います。
さて、これを使ってどうするか、と言う事ですが、流入の導線として考えられた「検索で表示される新着一覧」と「トップページの更新された連載中小説」に表示される時間を計測してみました。
まず、検索で表示される「ハイファンタジー」限定で新着20本以内に表示される時間を計算してみました。
それをグラフにしたのがこちらです。
意外にも、混雑時間と思われた19時~22時でも、時間さえ選べば30分近く表示される事が分かりました。
次に、トップページの「更新された連載中小説」で考えてみました。
さすがに、すべてのジャンルの連載中小説で12件制限となると、あっと言う間に押し流されるため、上記混雑時間では5分が精一杯と言うことが分かります。
なお、このデータをベースに、投下時間を色々試しては見ましたが、流入数の有意な増加は認められませんでした。
それどころか、「定時」でなくなった事からか、常連層の減少を招いているような気がしたため、現在は固定時間に投下するように変更しています。
次回は、「フライブルクの魔法少女」と同じ8月に投稿開始した小説の状況を振り返ってみたいと思います。