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2018年11月2日 カタルシスを語る

 本当の意味は、悲劇で観客の精神を浄化する効果の事らしいですね。


 勧善懲悪で調子に乗っていた悪役が成敗されてスッキリ!と言うのはこの表現に含まれるのでしょうか……はてさて。

 ともあれ、上記作用について考えてみました。


 私自身、Web小説系は読む方も書く方も素人なので、それほど多くを読んでもいない訳ですが、いわゆるチート主人公がウケるのは、この法則が基本なのかな、と感じています。


 つまり、読者は主人公が強い事を知っている。劇中の他人はそれを知らない。そして最終的に劇中の人達もそれを知って、主人公の強さが認められる……というのが基本的な流れでしょうか?


 表現がアレですが、シンプルな例で言えば、こんな感じでしょうか?


「C級冒険者なんて邪魔邪魔」→「どっかーん」→「うわあ、なんて強いんだ!」

「お子様はあっち行った行った」→「きらーん」→「あのタグを見ろ!S級冒険者様だ!」


 「なろう」的な陳腐な表現、と言ういい方もされているようには思いますが、やはり、なんだかんだ言って、数十年前の時代劇からの基本である気がしています。


 つまり、敵役が調子に乗っている所で、以下の決め台詞がどーんと決まって「痛快!」となるわけですね。


 暴れん坊将軍の「余の顔を見忘れたか!」

 遠山の金さんの「この桜吹雪に見覚えがねぇとは言わせねえぜ!」

 水戸黄門の「この紋所が目に入らぬか!」


 「オレがこんなに強いのも、当たり前田のクラッカー」は、さすがにリアルタイムでは見て居ないので、よく知りませんが。



 まあ、そんな中、拙作「フライブルクの魔法少女」がやらかした所では、王道で目指したかった筈のこの立て付けに持って行く事が非常に困難である、と言う事でして。


 ハニーマスタードは、強いけれど正体を知られちゃいけない。しかも基本、単独行動。悪人を出して、小娘と侮って、反撃でやられるだけでは、正直痛快にはほど遠い。

 アニー・フェイは、学生だし、シバりありで、友達はいるけど、事件に巻き込むのが厄介。

 更に学園サイドと魔法少女サイドで、お互いの情報交換がないものだから、また更にやりづらい。


 まあ、まだ、劇中では1ヶ月半くらい(物語開始が8月末で、現在10月上旬)しか進んでいないので、よほど時間をスキップしない限り、大規模な環境変化は難しいところで。

 でも、どこかでリアルタイム以上に時間を進めないと、卒業まで3年間掛かる問題が……しれっと「今の」リアルタイムで進行した方がいいのかも知れませんけどね。

 ハロウィンネタ出したかったのですが、今の状態だと11月末とか12月になりそうで。


 まあ、いつかは、読者様にこの痛快さを味わって頂くため、倒すべき敵を出したキャンペーンシナリオに持って行きたいとは考えています。


         ◇        ◇        ◇


 話は少し変わりますが、今のところ、土日を「フライブルクの魔法少女」に充てて、2話程度のストックを置くようにしています。

 それくらいの余裕を持って、更に週刊の状態でも、大規模な方針転換はなかなか難しいですね。

 トッププロの話ではありますが、週刊雑誌の連載を持っている漫画家先生とか、アンケート結果などに応じた方針転換などをきっちりこなしているんだから、やっぱり凄いとしか言いようがないですね。


 ところで、平日は何をしているかと言うと、別の話を進めています。

 早く皆様にお見せしたいんですが、相当数溜め込まないと投稿ラッシュによる認知促進に持って行けないので、今はひたすら書き進んでいる状態です。


 投稿ラッシュと言えば、このシリーズに感想をくださったshiba様の作品の場合、一週間で30話、二週間で58話投稿し、三週間目くらいに吹き上がったようなので、それを参考にしたいと考えています。

 なろうのシステム上、一定の臨界点を突破しないと自然増には結びつかないため、そこにたどり着けるかどうかがポイントと考えています。


 元ゲーム屋さんとして、いい物作ったら放っておいても人が来るなんて幻想は持っていません。 宣伝して人目についてナンボ。 そして今のところ確実な宣伝方法は、集中的な投下しかない、と言うのが今のところの判断です。


 それはまあ、鎌倉武士さんのように、知識に基づいた独創的で素晴らしい作品が書ければ、そんなのは要らないんでしょうけど、自分で言うのも何ですが、ベタなファンタジーが好きなもんで……この時点で「いい物」と言えるかどうか?


 ごほん、話が脱線しましたが。今のところの活動状況はこんなところです。

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