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鋼の心にさようならを  作者: 謎の語り手
3/9

第三の壁 ~鎧を捨てる期間は・・・あと1年~

どうも、おまたせいたしました!

今回の初登場人物


志波しは 五郎ごろう鉄道好きの男の子、黒井の友達

※名前の由来:国鉄形電車485系から 志波=48 五=5


木谷きや 愛花あいか黒井の友達、ちょっとやりすぎるところもある

※名前の由来:検測車の記号であるキヤから


こちらの2人です・・・では本編どうぞ!

「ヒナちゃんおはよー!」

ヒカリは黒井と親友であることを誓い合ったあと、いままでとはちがう自分となった

そう、鎧は脱ぎ捨てられたのである・・・。しかしまだすべてではないのである、

まだ彼女は、顔の鎧を取ったにすぎないのである・・・。

「ヒカリおはよー♪すっかり元気になっちゃってー」

「おかげさまで・・・ん?」

「どうしたの?」

「いや・・・今日サンダルじゃなくってスニーカーと靴下だから・・・」

今日の黒井は、いつものハダシにサンダルではなくスニーカーと靴下をはいていた。

「今日体育あるんだけど・・・上靴で踏まれると痛いし・・・」

「そっか・・・じゃあ教室にいこう?」

「うん」

2人はそういうと上靴に履き替えて教室へと向かった・・・。

「えーっと今日は私の友達をヒカリに紹介するよ♪」

「そういえば昨日話してたね・・・んで?」

「五郎ーー?愛花ーー?いるーー?」

「んな大声出さなくてもいるっちゅーねん」

「んもう・・・でも元気なのが黒井さんのいいとこだけど・・・」

「へへっ・・・ごめんね・・・さてっと」

五郎という男の子のほうは、図書館で借りてきたらしい「鉄道図鑑」と「鉄道史」をひらき愛花という女の子と一緒に見てた。2人とも鉄道好きみたいだ。


「僕は、志波 五郎 といいます、よろしくね・・・」

「はい!」

「そんなに固くならなくってもいいよ・・・今日から友達なんだから(笑)」

「はは・・・ちょっと緊張して・・・」

「荒田さんは恥ずかしがりやなのですか?」

「ううん?べべべべつににに?」

(うわさどおりのわかりやすい方ですね・・・。)

「私は、木谷 愛花 といいます、よろしく」

「ここ・・・こちらこそっ・・・」

「もーヒカリは堅いなぁ・・・(笑)」

あーだこーだ言いつつ2人の友達が増えて、クラスになじみ始めた荒田であった


※授業等々は省かせていただきます・・・。(2015年7月現在)


「はぁ~疲れた~」

「ヒカリーーだらしないぞぉ~」

「っていってるヒナちゃんこそ・・・」

「へへっ(笑)」

チャイムとともに琥珀先生が気を付けッ!令ッ!といい全員がさようならといって、今週末(金曜日)の授業は終わった。

「さてっと、今日はどうするの?」

「週末だし・・・ヒナちゃんの家で遊ばせていただきますよ♪」

「そーくるとおもって、昨日のうちに準備しておいたんだー♪」

「よしっ!いこう!」

「私も行っていい?」

「愛花も?」

「いけないの?」

「いいけど・・・珍しく積極的だから・・・」

「いやあ・・・新しい友達も増えたし、景気づけに・・・」

「なぁ~にが景気づけだよ!遊びたいだけでしょ?(笑)

「ばれたか・・・フフッ・・・」

「あれ?五郎君は?」

「あいつは金曜になると寝台特急を撮りに行くから誘っても無駄よ?」

「そうなんだ・・・」

「なにがっかりしてるの?もしかして・・・すk」

「そそ・・・そんなわけじゃ///」

「ほほう・・・まあいいか」

「じゃあ私のうちへレッツゴー!」

「オー」


※移動中の出来事は思い浮かばなかったので省略(笑)※


※設定季節は9月ですが、彼岸前という設定です※


ガチャッ


「ただいまーー」

「うん、誰もいないっていうオチは何回も聞いた・・・。」

「そっか・・・」

3人は日奈子の部屋へとむかい、ゲームをすることに・・・

「あーー暑いなあ~・・・脱いじゃおっと」

というと日奈子は履いていたスニーカーソックスをするりと両方脱ぎ

ハダシの足を扇風機の前にほうりだすようにして座った

「私もぬごっと」

木谷も履いていたニーソをするりと脱ぐと黒井と同じ格好をした

「ヒカリもぬいじゃえばぁ?暑いし・・・」

「いや・・・私はいいよ・・・」

「・・・?」

「さてっと・・・何のゲームしよっか?」

「え?うーーん・・・」

「隙あり!」

愛花はそういうと、ヒカリの履いていた靴下を両足とも脱がした

「え?・・・え?」

ヒカリは突然ハダシになったことと、不意打ちにより動揺している

「うぅ・・・」

「え?なんで・・・」

「ちょ・・・愛花・・・」

「え?うぇ?」

ヒカリは、涙こそ出なかったものの恐怖感に陥っていた

「靴下・・・返してもらっていいかな・・・」

ヒカリがおびえた声でいうと、愛花は素直に返した

「ヒナ・・・どういうこと?」

「それは・・・


※説明は省きます、詳しい理由は第2の壁をご参照ください※


「そうだったんだ・・・ごめんなさい・・・なにもしらずに・・・」

ヒカリはすぐさま靴下をはくと・・・

「いいの・・・言ってなかった私も悪いんだし・・・」

1人の戦士は勇気を出して中心の鎧を取ろうとしたが、まだじきがはやかったらしい・・・。

「でも・・・来年度の運動会どうするの?」

「え?」

「組体操か騎馬戦で裸足になるんだけど・・・」

「両方・・・今の私じゃ・・・無理・・・」

「すぐっていうのは無理だけど・・・なれていこうよ?」

「お詫びと言ってはなんだけど・・・私も付き合う!」

「ありがとう・・・2人とも・・・」

1人の戦士は鎧を外すために、2人の友人の力を借りることになる。

もう戦士は1人ではないのである・・・。


                              つづく・・・

もうすぐ長期休みに入るため、連続更新日があります!(たぶん)

ですので8月前ごろの更新となります!ご期待ください

(2015年7月5日現在)

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