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鋼の心にさようならを  作者: 謎の語り手
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第二の壁 ~親友との誓い・・・そして第一の鎧を捨てる~

            ~前回のあらすじ~

 荒田ヒカリ が、花咲小学校へ転校してきた・・・

そして現在の親友である 黒井日奈子 とであう・・・

そして ヒカリ はみずからの過去を語りだす・・・。

「いじめられたの?」

黒井が質問すると、ヒカリはこくりとうなずく

「でも、ハダシにならない理由は?」

と聞くと、ヒカリは重そうな口を開き

「いじめられた理由が・・・足の事で・・・」

ヒカリはしゃべりたくないらしく、ロックされた扉のように固く口を閉じる

「理由は・・・またこんどでいいよ・・・」

「いいや・・・今話しておかないといけない気がする・・・でも」

「私の家に来る?そこでならだれもいないし・・・」

というと、ヒカリはこくりとうなずいた

2人は、黒井家に到着した。

「ただいまー・・・ってだれもいないけどね・・・」

「え・・・お父さんとお母さんは?」

「仕事・・・毎日遅く帰ってくるの・・・」

「そうなんだ・・・」

黒井は、サンダルを脱ぐと、玄関に置いてある雑巾で自分の足を拭き家に上がった。

「あがっていいよ!・・・」

というと、ヒカリはスニーカーを脱いで上がった

「かわいい靴下履いてるね!」

「あれ?学校で見てなかったっけ?」

「うんにゃ?見てないけど・・・?だいいちそんな趣味じゃないし(笑)」

「そうだよね・・・はは・・・」

「?」

2人は日奈子の部屋へ向かい、部屋に入った

「わーーっ・・・きれいな部屋だね・・・」

「えへへっ・・・ほめたってジュースしか出さないぞ!」

「ふふふ・・・ひなちゃんっておもしろいねっ!」

「へへっ・・・」

二人はジュースを飲みながらゲームをしたり、漫画を読んだりしていた

「そういえば、理由聞いてなかったね・・・」

「うっ・・・」

「嫌ならいいんだけど・・・?」

「いやいうよ・・・じつはね・・・」

黒井は、興味津々な心を抑えてきいていた

「ストーカーがクラスの中にいてね・・・」

「うん・・・」

「それでその子は、・・・なんていうか足フェチで・・・」

「・・・?ちょいまち・・・」

「うん?」

「フェチってなに?」

「ああ・・・フェチっていうのは・・・」


  ※説明は省かせていただきます※


「・・・っていう意味だよ・・・」

「ふーん・・・ってもしかして・・・」

「ん?」

「玄関できいたことって・・・」

「そう・・・前の学校のことが残ってて・・・・」

ヒカリは足をもぞもぞさせている、不安がまだのこっているらしい・・・

「そうなんだ・・・それでいじめられたってのは?」

「あまりに私の足を見て、しつこく追いかけてくるからそのストーカーの子を問い詰めて、もうやめてっていったんだけど・・・」

「だけど・・・?」

「その子が、あることないことを周りのみんなに話し始めちゃって・・・」

「うん・・・」

「そしてみんなの輪から外されて・・・いじめられて・・・うぅ・・・」

「うん・・・つらかったんだね・・・」

黒井はヒカリをそっと包むようにやさしく抱き込んだ・・・

「ありがとう・・・」

それからしばらくして・・・

「ひなちゃん・・・私の・・・友達でいてくれる?」

「んーーっていうより友達でいるより親友でいいかな?」

「うん!」

二人は握手して、親友であることを誓い合った・・・。


                              つづく・・・

1か月更新とか言ってましたが、ストーリー構成に時間がかかりました・・・

(第3の壁はすでに投稿済みです。)

※2015年7月5日現在※

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