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鳩と醤油

「鳩のように退屈」


 って言う


 君にとっての


 鳩って何だ?



 寿司を食べる


 醤油の量を


 理解しない君が



 何年かかっても


 くすぐり嫌いを


 理解しない君が



 認識している


 鳩って何だ?



 日向の公園


 温められた鳩の


 後頭部の臭い




 ……退屈だ




 そう思えば


 醤油の量も


 僕の敏感さも


 君は理解しているのだろう



 理解しながらも


 理解しないのは


 理解しがたい


 理由があるから



 思えば君の粘膜は


 塩分に弱かった


 思えば僕の血管も


 塩分に弱いだろう



 思えば君のことに


 興味を示さない僕は


 くすぐられた時だけ


 激しく反応する



 君の行動の


 悲しい理由を


 理解しないのは


 僕が僕だからで



 僕僕の僕は


 醤油漬けの脳から


 鳩の退屈臭を


 放射するだろう







 #######↓ZONE −50℃#######







 鳩のように退屈、シャリに醤油を染み込ませる危機……日常とは文字通り、常に日にさらされて劣化したビニールのように脆く、食えない存在です。

 頭を温められ過ぎて脱水のせん妄の中でさまよう。ふらつく動きをアートと捉えるならば、僕の書くパンチドランカー気味の文字列も、辻アート位には見えてて良いのではないでしょうか?

 鳩と醤油、土鳩の鳴き声に味をつけるならば、味噌か醤油しかないでしょう。その上で北関東生まれのわたしは濃口醤油をお勧めしたいのです。平和に足元に寄ってくる鳩がいたら、一度醤油をかけて見て下さい。周囲から避けられるか「焼かないのかよ!」と突っ込まれるでしょう。


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