揺るぐ類
緩く狂っているのだろう
でなければ文を発表なんてするわけがない
酔っている時だけ
なにかが開いて
正しく機能する精神
なんて言ったら貴女は
自分に酔ってるっていうかもしれないが
正常な人間ならば
閉じて当たり前の感情が
開いてただ漏れてる
現実こそが乾いた感想だ
批評する妄想の君に
俺は言う
「何も恥ずかしい事なんてないし
すべてがはずかしい」
例えばあの時の行動、ピントがずれてたよね
剥き出しの人間が生きてるんだ
全てに体温や
臭いや
分泌液や
欲望や
文化という名のエゴや
嘲笑や
音波や
痛みが
ナメクジのように
ヌメヌメと軌跡をかたどる
それだけの事だろ
全力を出すための準備
どんな形か知らないが
人生を燃焼させるための下準備を
俺たちはシコシコと
造り
積み上げ続ける
朝な夕なに
明け方の寝ぼけの中に
せっせと身を削り
燃料を積む
それだけだろう
揺らいでとうぜんだし
揺れない奴のいう事なんて
聞く気もしないし
効くはずもない
#######↓ZONE-50℃#######
なぜか怒りを表明したくなって全裸、風呂の蒸気が脳に効いたのでしょうか? 何かをするのに理由なんて気持ちいいかどうかしかないのに、それをぐちぐちと考えるのもどうか? とも思うのですが、創作論なんかが頭の中をグルグルと回り続けることがあります。
趣味で作文をするおっちゃんの創作論、愛おしいでしょ?
文化はエゴであり差別だと言ったら、ちゃんとした人に怒られるかもしれませんが、個人的にはそう思います。強いエゴは美しくもある、それは全ての芸術が示していると思うのですが、芸術以外のエゴは総じて醜い。逆説的には美しく昇華するエゴが芸術なんだろうなと、パンチに欠ける私は憧れたりするのです。
打ち上げ花火が無理なら、マッチの火薬をシコシコと削って貯めて、発火させるしかないのです、人生をかけて。←大げさ、でもちょっとは本当にそう思う。




