マーブル世界
雨に 厚みを変える窓
僕は 分かったのさ
きっと あの時から
また人生を 始めたよ
君のために
全てをやめてもいい
でも
君のために
全てを始めるよ
何の 自信も無いけど
重みは 中心になって
柔らかく 手を添える度
揺れる 小さな温度
君のために
全てをやめてもいい
でも
君のために
全てを始めるよ
ハーフスイングで
止まった僕の未来
君の球が壊し消して
青空に染まってゆく
痛い事なんて
全然痛く無い
君が届けてくれた
空から見る
世界
氷点下の朝と
交換する君の熱
深い黝に
染まった僕を
溶かしてく
混ざっていく
現在
君のために
全てをやめてもいい
でも
君のために
全てを始めるよ
君のために
全てをやめてもいい
でも
君のために
全てを始めるよ
君の声がする方へ
寄る辺ない夜に
君の温もりの世界
淀みを溶かして
混ざって
#######↓ZONE−50℃#######
久しぶりに歌詞を書きたくなって、何となく雨降りの窓を見ながら書きました。私にとってこの作品の「君」とは家族です。
そしてこの詞は同じように父となった友人に贈りたいと思っています。その方には以前作曲してもらって「中ぐらいに悲しい」という曲を作りました。今回彼の感性に合えば、もしかしたら新曲が生まれるかも知れませんね。
でもこうした事は、本当に奇跡のような出来事なので、一曲でも出来た事を良しとしています。
今回のは少し気持ちが乗りすぎて、自分的にはもう少しフラットな気持ちで書いた物の方が好きなのですが……子供を思うと、どうしても熱くなってしまいますね。年々嫁も子供も好きになっていきます。でもそれをバレないように過ごすのだ、という気概を持って生きていきたい。「僕のために、君のためならなんでもできる」君のためにするのも僕がそうしたいから。隠しナルシストですね。ポエムなんて書いてますしね、致し方なし。




