第七話 長い夜(終わりの無い初夜)
思ったより長くなりました。
今回は殆どいちゃいちゃなので覚悟して。
キモかったら飛ばしてください。
この二人は特殊なので他の方とは比較しないようにお願いします。
表現について気になるところや参考意見とかは感想でw
第七話 長い夜
この日、ナオ(本体)にせがまれるままナオ(人形)を陵辱することになった。本人公認と言うことなんじゃろうか?
本来ならずっと本体と一緒に居てやろうと思っておったのに、殻を開いているのが恐ろしくこれ以上は耐えられ無いと言われ、今日は家に帰れと塔からも追い出された。
塔の中も光が点り目覚めたという感じである。
|自分の家(森の庵)に帰るとナオが入り口に佇んでおった。
いつ着替えたのか、質素な若草色のワンピースに胸元には太陽と月のペンダント(レプリカ)を着けている。
何時の間に造った?
時折中空を見つめ、恥ずかしそうに身をくねらせていた。
『あ、お、お帰りなさいませ旦那様。お食事の準備は出来ています。あ、あとお体をお拭きになるためのお湯も用意しっぅ、してあります。そ、そのぅ・・・お、お望みならば、あの・・・・』
服の上からさらに自分の腕で自分の身を隠し、きょろきょろ、もじもじすること暫し、意を決しったように一気に話し終える。
『この体はわたしに直結しているのでそのまま旦那様のお情けを感じることが出来ます。ただわたし自身は経験がありませんしこの体も未使用状態で設定されていますので、わたしの力量で満足していただけるか解りませんので、旦那様の思うようにお使いください。』
顔を深紅に染めあらぬ方向に視線を向けたままおずおずと近寄りそっと袖をつまむ。
この感覚は・・・久しく感じていなかったある高ぶりがこみ上げてくる。さすがに若い頃とは違うが、まだ儂にも残っておったか。
ゆっくりと抱きしめ少し強めに力を込める。
『あ、あの、ちょ、ひ、一つだけ、お願いが・・・』
「なんじゃ?」
『あふ、ん、この体、敏感過ぎっ、くぅ、・・・』
少し力を緩める。
『はあ、はあ、初めてだから、ふぅ、変なリミッターを掛けたくないので、はあはあ、慣れるまで優しくお願いしますね。』
息を整えながらナオの方から抱きしめ返してこちらを見上げてくる。上気した不安そうな顔。
小刻みに震えているのは、感じているせいだけではなさそうだ。
そこに潜む感情が自分の心に眠っていた古傷と相まって急激に冷めていく。愛しさはさらに募っていくのに。
「ふむ、努力しよう。しかし焦る必要はあるまい。まだ、夜までには時間がある。」
少しほっとしたような、残念そうな表情を見せ離れようとする。が、再び力を込める。
『え?あ、あぐ・・・ん・・んふ!・・・ん・・・・』
せめて今は口づけでお互いを慰めよう。濃厚なやつをたっぷりとな。
十分気持ちを確かめ合っってからゆっくりと身を離す。
『・・・・不意打ちは卑怯ですわ。脳が混乱して体が動かしにくくなってます。これが性的興奮という物なのですね。今までは無理矢理中和剤や鎮静剤で抑えてきましたが、こんなに痺れる物とは・・・・』
「今はそんな面倒くさいことを考えずとも身を任せれば良い。」
『そうさせてもらいますわ。』
いきなり糸が切れたように倒れ込むナオ。
なんとか受け止めて抱き上げる。
「すこしお・・・」
口を開くとすかさず力の無い裏拳が額に当てられる。
扉を押し開け庵の中へ。
庵の中は綺麗に掃除整頓されテーブルには食事の用意がしてあった。
さらに一角には見たことの無い機械が置いてあった。どうやら家庭用温泉とのことだった。この大きさなら詰めれば二人でも入れるか。
この先が楽しみじゃ、かっ、かっ、かっ、かっ、かっ。
視線の先を見たナオが、
『気に入ってもらえて幸いですわ。ふ、ふ、ふ、ふ・・・』
上気したほほに笑みをたたえ期待を込めた目でこちらを見る。
とりあえずナオが落ち着くまで食事でもしながら待つとしよう。変わった味と調理法だがうまい。ナオの分は食事が不要なのか用意していない。
力なく椅子に座るナオ。未だに快楽に浸っておるようじゃ。
今の様子では快楽や苦痛などの感覚的な神経は敏感になっているようだ。
今まで何らかの制限がかかっていたのを全て取り払ってるようじゃの。
本人はじっくり味わいたがっておるようじゃから本番までには時間がかかりそうじゃ。
まあじっくり教えてやろう、儂好みにな。かっ、かっ、かっ、かっ、かっ。
問題は儂の方にもあるしのう。若い頃の古傷が未だに疼いておる。
食事が終わる頃になると落ち着いてきたのか逆に興奮してきたのかまたナオの挙動がおかしくなってきた。
風呂に視線を向けつつこちらにも期待を込めた視線を向ける。
風呂に入った経験が無いのかもしれない。
「さて夕食も済んだし風呂でも入るか。ん?お前も一緒に入りたいのか?」
『・・はい・・・』
消え入りそうな声で答える。
「じゃあこっちにおいで。」
両手を広げ誘う。
視線はおよぎ、恥ずかしげに自分の服の胸元をを握りしめつつ、
『すぐに支度しますので少々お待ちを。』
少し早口でしゃべりながら機械のそばによりいろいろ調べた後、いそいそと儂の所に来て胸に顔を埋める。
『準備できました、旦那様。』
思わずまた強く抱きしめる。
『あ、・・あぐ、あああ・・・』
おっと、まだ感じやすくなってるらしい。慌てて力を抜いて支えるように抱える。
『ひ、ふぅ、ふぅ、ごめんなさい、ま、まだ慣れなくて、はあ、はあ、もっとして欲しいのに、脳内での処理が追いつかなくて・・・』
「ああ、大丈夫。少しずつでも慣らしていこう。これからもっともっとキツくなるからね、どんなに時間がかかっても最後までしたいんだろう?ずっと付いててあげるよ。」
『あ・・んんっ・・・はっ、はっ、あ、あな、んく、だんなさまのことばだけでもいってしまいそうです。』
腕にしがみついて息も絶え絶えといった様子。
弄りたいのに弄れない、触りたいのに触れない。
かわいすぎる。
少しずつ慣らさないと本当に壊れてしまう。
が、じゃが、再びこみ上げてきた衝動に耐えられん。
『きゃ、あう、ひ!いや、ちょ、や、やめて、 いや、いや!やー!!あひ!・・・あふ、・・・あふ・・・』
再びその愛しい口を陵辱しようと顔を近づける。
組み敷いたナオの表情が恐怖に染まり、苦痛に耐えるかのように体を震わす。
身動きできない体。
苦痛を伴う強い刺激。
耐えきれずに上げた悲鳴。
恐怖にゆがむ女性の顔。
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組み敷かれ破瓜に震える少女たち。
彼女たちの口から漏れるのは・・・
「〈我らは貴様らを恕さん。我らとともに滅びよ。我が身を糧に貴様らを滅す。思い知るがよい〉いや!しにたくないよー!、たすけ、が!!」
巻き上がる炎の柱。
捨て駒にされた少女たちを、野獣と化した仲間たちを、双方があげる悲鳴を飲み込む紅蓮の炎。
狭い範囲に生じた多数の柱は一つになってそのまま周囲を巻き込みさらに巨大な火炎の竜と化し駐屯地を包み込む。
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『・・・ん・さま、・・・だんなさま、・・・旦那様。どうなされたのですか?』
初夜ということですがBまでしか出来ませんでした。
書いてたらじいさんに儂にも傷の一つぐらいあるわいと言われた感じがして変なトラウマが付いてしまいました。
おかげで強姦鬼畜SM要素は消えました。
下手をすると処女喪失(破瓜)も出来ないかもしれないのでナオさん永遠待ちぼうけかも・・・