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こい コイ 恋

作者: 黒月刀真


恋ってどんなものだろう。

私がそれを知る日は来るんだろうか。


私はまだ誰かを好きになったことがない。彼氏を作ろうと思ったこともない。

特定の男子といるよりも女友達と一緒にいたほうが楽しいと思う。


ある日、友達が魂が抜け出たような顔で私に言った。

「わかれた・・・。もうあんなやつ知らない」

私は驚いた。そんなことを言われても困る。私はその別れた男のことをよく知らない。

でも、悲しそうな友達を励まそうと脳内で言葉を捜した。

「またすぐ新しい恋ができるよ。元気出して。別れた男なんて忘れよう」

恋をしたことがない私の口から出たのはそんな言葉。

他に思いつかなかった。私は心の中で少し笑ってしまった。


恋をすると女の子はかわいくなると聞いたことがある。

少しでも相手に近づきたくて頑張る。

本当にそんなことが起きるのか、私は少し疑ってしまう。

相手を好きになるって何だろう。どうやって好きになるんだろう。

私にもいつかできるんだろうか。

疑問ばかりが増えていく。恋について考えると頭の中でそれが渦を巻く。

だんだんそれが面倒になって、私は恋について考えることをやめた。


しかし、その日は突然やってきた。

同じクラスだったけれど、全く意識していなかった男の子。

私に優しく笑いかけ、暇だからと言って委員会の仕事を手伝ってくれた。

それからよく話すようになった。

それと同時に、私は彼のことが気になるようになった。

どんなことを考えているの?帰ったら何をしているの?好きな人はいるんだろうか?

気がつくと、いつでも彼のことを考えていた。


私がそれを恋だと自覚したのは彼が他の女の子と仲よさそうに話しているのを見たときだった。

そのとき心の中に積もっていったものは嫉妬、憎悪、欲望・・・。

自分だけを見てほしい、そばにいてほしい。他の女の子なんかと仲良くしてほしくない。

ああ、これが好きっていう気持ちなんだ。恋なんだ。

恋ってこんなに重くて、怖くて、苦しいものだったんだ。

でも、いやってわけじゃない。今まで感じとことのなかった不思議な感情。

私はこの感情を大事にしていこうと思った。


私の初恋は実るかどうか分からない。

けれど、私の頑張り次第でいいほうにも悪いほうにも転がる。

恋には決まった未来がない。そこが面白い。

私の初恋、精一杯頑張ってみよう。


あなたは素敵な恋、してますか?






初の小説・・・。

下手ですいません。

てか、短すぎてごめんなせい。

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