表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
100/718

ver.2.1-閑話 第■■■回■■■陣営相談会 / 休みは意味を成さない

■■■―――

・特殊翻訳使用

・各自のギリギリ常識レベル、同調

・秘匿すべきことはできるだけ守るように

―――――


1:名前:GOD

チャットテス、チャットテス、機能同調確認


2:名前:Devil

こちら、異常無し。言語統一確認


3:名前:Angel

同じく、翻訳確認。統一言語、楽


4:名前:Calamity

全員の思考、常識の均一化も確認完了


5:名前:GOD

ふむ、問題ないようですネ。では、これより会議を始めましょウ


6:名前:Devil

その前に一つ良いか?


7:名前:GOD


8:名前:Devil

何故これを使ってのやり取りにした?基本的なプログラミングや回線工事が面倒だったぞ


9:名前:GOD

仕方がないのデス。そもそも各自、それぞれの場所からの移動には制限がかかりやすく、特にDevil、Angel、二人とも揃ったらダメな類ですよネ


10:名前:Devil

くっ‥‥‥反論できない

(´・ω・)


11:名前:Angel

納得。揃う、他拡散、大問題しかない


12:名前:Calamity

まぁ、これはこれで良いんじゃないかな?自分が側に居たら、地震雷火事津波オヤジ大雪台風など、災害ボスバトルが始まるからねぇ~


13:名前:Devil

変なの混じっているぞ


14:名前:GOD

ハイハイ、とりあえず話し戻して話し合いましょウ。今回集まって語り合う議題なのですが‥‥‥



66:名前:Devil

なるほどな‥‥‥この間見てきたが、まだアルケディア・オンラインは未完成だから、やめておいたほうが良いと思うぞ


67:名前:Devil

動くのはまだ良い。出来上がるまで、じっくりとしたほうが良いという感じだな。


68:名前:GOD

ふむ‥‥では、もう少し観察するべきですカネ


69:名前:Calamity

そうかもね。作って時間が経っても、まだ短い。人にとっては長くとも、こちらから見ると、瞬きした程度だものね~


70:名前:GOD

ふむ‥‥‥なら、もう少し待ちましょウ


71:名前:GOD

では、次は動かずに中型アップデートのみということで良いデスネ?


72:名前:Angel

賛成


73:名前:Calamity

文句なし~


74:名前:Devil

しいていうのなら、もう少し量を減らしてほしい。そもそも専門でもないのに、参加させられているからな・・・・・・


75:名前:Devil

出来れば、妹とゆっくり過ごす時間を確保したい


76:名前:GOD

了解デス。では、次回大型アップデートまでは仕事が無いように、スケジュールを調整しておきましょウ


――――――――――――――――


「‥‥‥あれ?社長、これって」

「ああ、これですカ?上の人達の会話記録ですネ」


‥‥‥社内の社長室にて、置かれていたひとつのパソコン。


 休暇も終えて帰って来たばかりだが、報告のために入っていた副社長は、映し出されていた記録を目にした。



「うちの会社内でも、その創設者だとかもっと上の人だとか、天上人のような方々ですか…‥‥そんな人たちまで、こういうのを利用するんですね」

「ありふれた技術程、使いやすいですからネ」


 いくら立場が上になっても、やりたいことは変わることはない。


 そう考えると、案外同じ様な人が多いのかもしれないと副社長は思った。



「それにしても、内容がアップデート関係や、その他‥‥‥そう言えば他にも増えるんですよね?」

「そうデス。本当ならばver.2に切り替わった時に実装予定でしたが、交渉に時間がかかってしまいましたからネ。できるだけ、問題が無いようにという事で、話をつけることができまシタ」

「問題が無いようにですか‥‥‥大量の人間が来るのに、大丈夫なのでしょうかね?」

「対策は済ませてもらっていマス。そもそも、彼らの方もやりたいという要望がありましたので、何かやらかせば即BANの可能性を考えると自重するはずデス」


 それでも、やらかすものはいるかもしれないので、しっかりと準備をしておく必要はある。



「ああ、それと副社長一つ忘れてまシタ」

「何でしょうか?」

「あなたの休暇中に、貯まった仕事は他の人達で片付けたのですが、2~3点ほどはやれないので残ってマス。そちらを早急にやるようにしてくだサイ」

「分かってます。残っている仕事ならば眼を通して‥‥‥‥って、これ納期があと4時間しかないやつじゃないですぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


‥‥‥休みあけは、貯まっている仕事に追われることはあるだろう。


 だがしかし、時としてかなりギリギリなものの発覚が遅れる事もあり、超大慌てなことになる可能性も十分に存在していたのであった…‥‥




ちらっとだけ、上の人達が登場。

こちらの出番に関しては、今後に期待。

そして副社長、休み明け早々仕事に‥‥‥

次回に続く!!



‥‥‥他の人に任せられる分があるのは良いけど、その人にしかできない仕事がある時が困りもの。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 副社長さん、退院おめでとうございます。奉納されたお薬が効いたかな? 社長、納期が近い仕事なら代わってあげてよ。副社長さん、また病院にUターンするかもよ。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ