プロローグ
俺、祐森仁は中学2年、べつにイケメンでもないしお金持ちというわけでもない。学校の授業はほとんど寝ている、テストは赤点。
そんな俺はこの世界に生きていて何の価値もないなと思っていた。あのアンケートが配られるまではーーー
キーンコーンカーンコーン
「...起立!」
クラスの学級委員、姫川凛の声でクラスの全員が起立した。
「例!」
「お願いします!」
「はーい。3時間目は...えーとなにかの会社からアンケートが来ているので皆さん、今から配るので配られたたら始めてください」
俺のクラスの先生、スロール・レッチ先生はアメリカから来た先生。学校中からとても美人と言われ人気である。
「ん?このアンケート...」
クラスがざわざわしている。
アンケートを見てみるとその内容は最近、ネットで噂のなぞの会社からアンケートが来て、それに全て答えたらその翌日にそのアンケートに答えた人たちは異世界転移されるという話だがまさか俺のクラスにそのアンケートが来るとは思っていなかった。
俺は異世界のことに対してはとても興味があった。だがこれはただのおふざけかなんかと思っていた。でも結局俺はアンケートに答えることにした。
=アンケート1=
あなたは何歳ですか
14
=アンケート2=
あなたはこの世界から抜け出したいと思いますか
はい
こんな変なアンケートを大体15問くらい答えた。
クラスは授業が終わるとその話題についてみんな話出した。俺はいつもと同じでぼっーと1日過ごしてしまったーーー