第8話 デート、そして…
ルクスが起きるまでに数日は経過していた
それまで闇より出てし者が襲撃してこなかったのが謎だが
ルクスとユフィは休暇を貰った
ルクスはユフィを誘って市場へ
周りの視線がちょっと気になる
それもそのはず、ユフィはこの国のお姫様であり巫女だからだ
僕は出来る限りエスコートしたいのだが…
ユフィ「そういえば一人称が変わりましたよね」
ルクス「確かにそうだな、私ではなく僕と言っている気がする」
ユフィ「それだけ打ち解けたと思っていいですか?ルクス様」
ルクス「また様付け、ユフィと呼ぶから君も様は付けないで良いからね?」
アツアツだねぇと近くのおばさんが言った
赤面する二人
ユフィ「そんなんじゃ無いですから~」と言っている
それでもユフィは嬉しそうな顔をしている
市場を色々見て回って、僕はこっそり小さな買い物をした
喜んで貰えるだろうか
夕方に差し掛かった頃、ルクスはユフィを呼び止める
ユフィは笑顔で返事をする、そしてルクスは勇気を振り絞ってプレゼントを渡す
先ほど買い物した品物、ユフィは気づいていたが何を買ったまでは見ていないようで
ユフィ「嬉しいです、何かな~…」
対を成す女神と騎士のブレスレット
ユフィは気づいただろうか、ルクスは恐る恐る聞く
ユフィ「これって、アレだよね…そうだと受け取って良いんですよね?」
ルクス「僕と、その…恋人になってください!」
ユフィ「(あ、そっち…)はい、喜んで!」
それでもユフィは笑顔のまま、二人は城へ戻るのだった