第3話 伝承Ⅰ
ルクスはメルサの案内で、先代神子の方が
どんな人物だったのか理解しようとしていたが、余計に分かりづらくなったのだった
そしてメルサの計らいで、セルウィディアへ返してくれる事となった
メルサは今後もセルウィディアとは協定を結び続け、同盟国として活動していきたいと発言した
その前に、メルサはルクスをある場所へ連れて行きたいと言い出し
ルクスはメルサに同行して、ユンナクィアから北に位置する遺跡へ赴いた
「伝承」
当時の壁画を残したままにしている調査団体は伝承に基づき
4人の姫巫女と神子の詳しい内容を調査していた
赤の国、軍を率いて神子を手助けをする
紫の国、神子の装備を整えた
蒼の国、姫巫女は清き心、神子を支えた
黄の国、伍ノ祖と先腎は世界を救わん
これが現在、調査団が解読に成功した文面である
その時代の先腎は神と神子を崇めた宗教団体なのだと言う
メルサは言った、この世界は平和だが
再び闇より出てし者が現れる兆候が幾つか出てきており
ルクスは、これを対策とするために呼ばれたのではないかと
今、ユンナクィアとセルウィディアは争うべきではないと。
メルサはルクスにユンナクィアの名産名物を持たせ、セルウィディアへと返した
一方その頃、セルウィディアでは…
ラルギス「やはり、神子を取り戻すために騎士隊を編成して…」
ユフィ「もう少し待ちましょう、兄さま。きっとルクス様は帰ってきます」