第10話
セルウィディアから真西に位置する遺跡へを足を運ぶ神子ルクスとバルディートの使者エルグ
道中、魔犬や魔獣などに出くわすもエルグの閃剣によって殲滅される
どれだけの戦力になるだろうと考えながらも遺跡へと向かう
エルグ「こちらが遺跡です」
「扉はあるのですが、何か条件が必要か分からないのですが恐らく神子様のお力が必要なのだと思います」
ルクス「ふむ、調べてみますね」
ルクスは扉を触ってみたり近くの台座に触れてみたりと色々模索するも進展が無く、諦めていた時
「あれ、見たことあるような文字が…」
エルグ「何ですか?」
ルクス「順番に押せ?」
「どういう事だろう」
エルグ「その文字、読めるのですか?」
と疑問形でルクスへ問いかける。ルクスもどうしてそれが読めたのか不思議に思った。
Vioranzeに連なる言語ではない文字。
ユンナクィアにあった先代神子と思わしき像に掘られている文字と似ていた
文字の下に三色と模様が描かれており、ルクスはその通りに絵柄がある所に手を合わせてみた
すると、音が鳴り響き扉が光り開いていく
エルグは絵柄が何なのか理解できていないが、ルクスは直ぐに理解した
女性の絵柄が向き合い、中間に光の柱。これを黄の国・発展の町ウォルト
人を中心とし周りに人々、上空に日のような絵柄。これを赤の国・赤光都市ユンナクィア
ロボットを中心に人が集まる絵柄。これを紫の国・機械都市バルディート
順番は赤、黄、紫
どうして、こういう並びにしたのかまではルクスは把握していない。
しかし、遺跡の中を探索していく内に
自ずとルクスは理解していく事となる