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童話?ーオリジナルー

むかーし、むかし。

あるところに、ひとりの美しい黒髪の少年がいました。


あまりに美しいので目玉商品にしようと、

奴隷商や闇市場の人間達がこぞって拐いに行きました。


ですが、少年を捕まえようとした人々はすぐ帰って来ました。皆一様に暗い表情をしていました。


町人Aが何があったのか聞いてみると…


『あの人は神だ。いや、黒神様だ。

関わったら…一瞬で消し炭になるぞ。』


と、言われました。

気になったので少年が住んでいる家に向かいました。



「おーぃ、黒ちゃん。さっき来てた奴らに何したの?」


少年は不機嫌そうな顔で、

「何もしていないが、たまたまGを始末した所を見られただけだ。あいつら化け物を見たみたいな反応して帰っていったぞ。失礼な奴等だ。」


町人Aが苦笑して、それを想像してみた。


まず、この少年の言うGとはゴキブリではなく。

グロントギガッシュと言うこの世界に生息する3メートルくらいのドラゴンの事です。

普通はドラゴンを倒すには一人では無謀だ。

もし倒せるとしたら、ギルドで2つ名持ちか、王宮に住まう英雄達くらいだ。

そんなに強いドラゴンを一瞬で消し炭にした少年に恐怖するのは当たり前。

というか、人外じゃん。

と、思ったのでしょうね。

だから、すぐに帰って来たのでしょうね。


「まぁ、あなた程強い人間はこの世界にはいませんからね。恐れるのも当然ですね。」


「俺は普通の一般人を装ってる、目の前の神様のがよっぽど怖いけどな。」


「あはは、それより昼飯は何にします?」


「オムライス。」


まぁ、こんな感じでこの世界の神様と人外は今日ものんびり過ごしているのであった。おしまい♪

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