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食材図鑑

随時更新します。

本文に出ててまだ載せてないものもあります。

ちなみに、食材図鑑なので見なくてもまったく問題ありません。


□□ 肉類 □□

■ドガドガ鳥

種類:鳥

特徴

卵はサッカーボール大、一日一個卵を産む。卵の味は濃厚。肉は淡白。

かなり凶暴だが、成鳥は高さ2mくらいのでっかいダチョウみたいな感じ。


■ダミーエッグ――眠れる守護者

種類:なまけもの

生息地:ドガドガ鳥の巣

特徴

外見が卵とうり二つ。ドガドガ鳥の巣に入り込み、卵に紛れていつも眠っている。

ただ、卵を狙う外敵が現れると狂暴化し、鋭い牙と硫酸の唾液で撃退する。

その他 固い甲羅と狂暴性から、効果的な攻撃手段が見つかっていない。食材・卵がほしければ成鳥を狙うのが一般的だが、その肉は最高級の食材とされている。

食材提供:キヨやんさん


■肉スライム

種別:魔法生物

生息地:ダンジョン

特徴

一見生肉の塊だが、それを取ろうとすると手から同化を始める。

倒す方法は火で焼く事が一番だが、内部に生焼けの部分があるとそこから再生を始める、食材として手に入れる場合はとても面倒で、即死魔法を使い、即死させた後、体が崩壊する前に切り取って冷凍するか、保存魔法の掛かった入れ物に入れる。

死亡後は触っても平気だが、死んだ振りをして直接触らせようともするので、最後まで素手や革手袋などでは触らないようにすることが肝心。味はとても美味、いろんな肉の旨みが凝縮されている。

食材提供:アーディンさん


■エンジェルフォッグ――虹色蛙、虹色の堕天使

生息地:森、湖、稀に元離宮ホテル付近

特徴

七色の虹色のカエルに灰色の羽が生えた生き物。体長は10メートルから大きいもので30メートルの個体が確認されている(トトヤ調べ)

湖、沼などに生息する水生魔生物である。但し、大雨の日には、産卵のため大量発生することもあり、地上でも確認される。

性格は普段は温厚だが、攻撃されると仲間が攻撃してくるため、冒険初心者は注意が必要。肉質はニワトリ肉を固くした風味で煮込み料理や燻製など保存食など幅広く使える。

卵は森で確認され、巨大木の頂に複数産みつける。味はまろやかでタピオカのような食感。スープの具からデザートとしても用いられる。但し、卵は大雨の翌日夜に産みつけがされるため、非常に入手困難。

食材提供:海乃かにきちさん


■ポドリー

種族:軟体動物(カタツムリ)

生息域:湿気のある森林を好む

特徴

全長3mのアフリカマイマイ(見た目が)。

毒銛で動物をとらえて食べる。アワビ味を濃くしたような感じ。

食材提供:燈火さん


■ルーピー

種族:両生類

生息域:地底湖

特徴

全長40㎝くらいのウーパールーパー。白くてゼラチンたっぷり。

食材提供:燈火さん



□□ 魚類 □□

■フランチェスカ

種類:魚類

特徴

竜宮の使いみたいな見た目で大きさは2~30mほど。味は太刀魚のようなもっきゅとした感じ。バターとの相性がよいような。はものような味わいも捨てがたい。骨せんべいとかも美味しいかもしれない。白子は珍味。いいダシ出るよ!

食材提供:市太郎さん


■スケルトンフィッシュ

特徴

透けてる魚。内臓とか骨とか見えてる。

体長は30センチ~

食材提供:キヨやんさん



□□ 野菜・果物類 □□

■未定――救いの木

生息地:どこでも見られる

外見:低木、環境により花の色が変わる。横に枝を伸ばしていく性質。

特徴

採れる実が美味だが、基本的に実がならない。知られていない事実だが、木の好感度が高いと実る。

また飢饉がきた際に実り、救ったことから救いの木と呼ばれている。

食材提供:槻城さん


■ミラーン樹の実

種類:植物――樹木の果実

生息地:主に森林

特徴

淡いエメラルドグリーンの薄い皮に、バナナのような色の果肉がぎっしり詰まっている。カスタードのような芳香を放つ果肉は、濃厚なクリームのような食感と、さわやかな甘さを持っていて非常に美味。

ただし、この果肉の中には、ゴマ粒ほどの種がおよそ100粒ほど散らばっており、この種を摂取すると速やかに胃壁に根を張って捕食者に寄生する。体中に細い根を伸ばしていき、脳幹部に達した時点で宿主は死に至る。死んだ宿主を苗床として、ミラーン樹は繁殖する。

趣味人の中には、呑みこまずに口の中だけで味を楽しんだり、食べた直後に胃洗浄を受けてまでこの実を味わおうとする者もいるが、それでも種を摂取してしまう「事故」は後を絶たない。早い段階なら胃の中の芽を外科的に除去することで治療できるが、根が神経に絡みつくようになると手の施しようがない。

種ごと実をすりつぶせばかなり安全だが、種の中の油分が甘さと香りを損なってしまう。種が死滅するまで加熱する方法もあるが、味と香りを損なうという点では前者以上だ。

食材提供:萱野透さん


■ピンキーアップル――悪魔のハート

生息地:森林、山

特徴

ピンクのハート型の実。大きさは、ドガドガ鳥の卵くらい。

木は大きいもので五十メートルまで成長する。

見た目はかわいいが、息の根をとめないと襲ってくる肉食の実。ハートの真ん中の核を壊すと息絶える。

実の収穫期は、木から降ってくるため、木を見つけたら注意が必要。熟成した実は主にデザート、種は媚薬の材料にもなる。

食材提供:海乃かにきちさん


■カッサマ

種類:植物――野菜(根菜)

生息地:畑(主に休耕地)

特徴

地上部は濃緑色の細長い葉、地下茎は直径15cmほどの白い球状で、表皮に細かい横じわが多く、そこから根毛が多数生えている。

元は飼料用の作物であり、地球の豆類のように空気中の窒素を地中に固定して地力を回復する作用があるため、休耕地に播いて家畜の飼料として利用されていた。収穫は晩秋である。

従来人間の食用にはなっていなかった。葉は茎が太くて渋くアクが多い。さらに地下茎は生食では渋くて固く、表皮のしわが時に人面のように見えるため、呪われた植物として嫌われていたからである。わずかに農村の貧農たちが、直火で焼いたり茹でたりして食べていた程度であった。

カッサマを食材として見直したのは、地球のカブという野菜を知っていたシオリである。彼女の試行錯誤によって、地下茎の皮をしわが残らない程度まで剥き塩を加えて煮ると、渋み成分が分解され、地下茎が本来持つ甘みが存分に引き出されるだけでなく、組織が加熱と吸水によって非常に柔らかくなることが分かった。このため、汁物の具材や煮物の材料として大いに評価され、保存が効くことから冬場の貴重な栄養源として見直された。

そのままでは食用に向かない葉も、ある程度茎を叩いてから塩漬けにすると、発酵作用によって渋みが抜けて食べられるようになる。塩味に加えて独特の酸味があり、貧農にとっては貴重な冬場の保存食、食材としては前菜や箸休めに使われる。

食材提供:萱野透さん


■灰汁抜き草(仮称)

生息地:日本の北海道に近い気候の物が葉が大きい(食用)――― 温暖な地方にも生息している(薬用)

外見:大き目のフキ(蕗)に似た外見

生態:特に奇をてらった生態は無い

用途

一部地域では茎と新芽フキノトウの部分を食用にしている

北海道の気候に近いほうが大きく柔らかく育つ、食用の茎は温暖な地方では入手困難

葉は新芽の部分を食べる時に灰汁抜きに使う、当然他の灰汁抜きにも使える

地球で言えば重曹や米ぬか、木炭の代わりになる。

食用以外の用途としては、温暖な地方の物の茎は煎じる事で胃腸薬になる。(温暖な地方のものは食用には適さないが、胃腸薬の材料として優秀である)

使用方法

乾燥させて粉末状にしてもよし。適当な大きさに切って鍋に突っ込んでもよし。燃やして灰にしたものを巾着に入れて使ってもよし。

保存時や市場への流通時は葉を乾燥させた状態で出回る。

その他

名前はあくまでも用途を聞いた栞による呼称である

温暖な地方でも育たないことは無いが、寒冷地に比べれば小さく硬い

そのため食用には適さず、北からの加工品以外だと入手は困難。

もっとも、前述のとおり温暖な地方のもはの茎が胃腸薬になるため、需要はある。

まとめ

・食用になるのは寒冷地のものの茎と新芽フキノトウのみ

・寒冷地の葉は灰汁抜きに使える

・温暖な地方の物の茎は煎じる事で胃腸薬になる

 温暖な地方の茎が硬いのは胃腸薬になる成分が多く含まれるため。

食材提供:YOSHIさん



□□ 虫類 □□

■クリグの幼虫――生きた腸詰

種類:昆虫――甲虫の幼虫

生息地:特定の果樹のある場所(特定の果樹の設定はおまかせ)

特徴 

ある種の甲虫群の幼虫を総称して「クリグの幼虫」と言う。クリグの幼虫は、特定の果実の実の中で、果肉を食べながら成長する。このため、果樹園の経営者からは蛇蝎のごとく嫌われている。

しかし、さなぎになる直前のクリグの幼虫を軽くソテーすると、餌になった果肉の香りをほのかに漂わせた腸詰のような味わいが楽しめる。見た目のグロテスクさに耐えられるなら、お勧めの前菜である。

食材提供:萱野透さん



□□ 調味料 □□

■海ヤシの実――塩ヤシ

種 類:木の実

生息地:海上の浮島

外見

表面は黒い軟鉄で覆われ、完熟時に赤道のように赤い輪が浮かぶ。

とにかく大きな果実で、最低でも直径で50m近くあり、形は綺麗な球体になる。

赤道に沿って切ると、麻袋のような繊維質の房(大きさは10kgの米の袋)が現れる。

塩ヤシの名のとおり、房の中には良質でフルーティーな香りのする塩が詰まっている。塩一粒一粒がパチンコ球くらいの大きさがある。

その他

殻の部分は錆に強く、熱伝導率のいい良質な鉄の材料になり、武器はもちろん、鍋やフライパンなどの調理器具に使われる。

完熟後も放置していると、赤い線がどんどん増えて網の目状になり、最後に黒い部分が朽ちて、中の塩が種子の部分に吸収されていく。

最終的に木から切り離され、海上に落ちる(この時で200mくらい)。

その正体はあまり知られていないが、れっきとした食肉植物である。

浮島自体が巨大な海ヤシの実であり、網の目を潜って入ってきたものを捕食する。記録に残っているものには、直径が十数kmになるものもあるらしい。

種子は最終的に、真っ黒な200mほどの球体になる。中には魚醤を蓄えており、この状態でようやく成長が止まる。とは言っても、魚醤とは名ばかりの結晶体。

大体水180リットルに対して、1gでいい感じの魚醤になる。灯油を入れるポリタンクで10個分の量になる。

もっとも、入手条件があまりに悪すぎるため、魚醤が市場に出たのは過去に一度だけであり、その記録に対しても懐疑的な意見が後を絶たない。

まさしく、幻の調味料である。

食材提供:YOSHIさん

食材をご提供くださった皆様にはとっても感謝いたします。

ありがとうございます。


既に調理したものも、これから調理するものもありますし、いろんなところでこまごま名前がでてきたりするかと思いますが、その時はニヤリと笑ってやってください。

ごちそうさまでした。

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