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Fate Spinner  作者: 甲斐日向
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第5話 宿命(さだめ)を紡ぐ者

 ――貴様が負う宿命(さだめ)を。

 此武の普段とは違う真剣な雰囲気に、恩は息を呑んだ。

「この空間には、普通の人間が入ることはできん。ここに入れるのは特別な、選ばれし者だけだ。それは、時空(とき)渡りの力を持つ者」

時空(とき)渡り?」

「時間と空間を自在に行き来することだ。魔法界のテュレーゼミアルどももそうする術を持っているようだが、奴らが入れるのは時空廻廊と時空神(ときがみ)の神殿だけだな」

 初めてクロムに会った時、ここに入れたのは偶然ではないと言われた。特別な理由があると。

 それが、時空(とき)渡りの力を持っているということだったのか。

「それだけではない。恩、貴様は人間の運命を導き、宿命(さだめ)を紡ぐ者――フェイトスピナーだ」

「フェイト……スピナー?」

 恩は困惑した。運命を導く? 宿命(さだめ)を紡ぐとは、一体どういうことなのか。カーレンは口元に手を当てて、恩の横顔を見た。

「生あるものには必ず運命がある。いつどこで生まれ、誰と出会い、別れ、死ぬのか。

 それは生まれる前にすでに決められている。すべての生き物が、その運命通りに生き、死んでいく。

 とは言っても、運命は変わることもある。特に人間の場合は些細なことがきっかけでな。変わるものもあれば変わらないものもある。運命とは不安定な未来だ」

 よく物語の中で、運命は変えられる、というが、あながち間違いではない。選択次第で運命は変わるのだ。

「だが宿命(さだめ)は違う。宿命(さだめ)は『定められた運命』。どんなことがあろうとも決して変わることはない。

 運命は誰でも変えられるが宿命(さだめ)は変えることができん。だがな、貴様ならばそれができる。貴様はこの世で唯一、宿命(さだめ)を動かすことのできる人間だ」

宿命(さだめ)を動かすって……どうやって!?」

 聞く限りかなり大事(おおごと)な気がする。運命が生まれてから死ぬことまでを指すなら、運命を変えるというのは生死に関わることなのではないか? 声が震えているのが自分でも分かる。

宿命(さだめ)は自然な流れに任せても必ず定められた通りになるが、いくつかの選択肢があるのだ。

 本人でさえもその選択肢を選ぶことはできないが、貴様だけは選択肢の中から一つを選ぶことができる。それが宿命(さだめ)を動かすということだ」

 いくつもの道筋。その中のいくつかは、不動の道。その不動の道こそが宿命(さだめ)

「運命を導くというのは、選んだ道になるように、その宿命(さだめ)を持つ者を誘導することだ。

 貴様が誰かと出会ったり、助言をすることで運命が選んだ宿命(さだめ)へと流れていく。そうして宿命(さだめ)を紡いでいくのだ」

「……それってさ、つまりは他人の人生を俺が決めるってこと?」

「一部はそういうことになるな」

 恩は手を膝の上で組み合わせてうなだれた。他人の人生を変えることができる。それはいいことなのか? 悪いことなのか?

 運命を導いて、宿命(さだめ)を紡いで、それで何があるというのか。

 そもそも、なぜそうしなければならないのか。運命は決まっているというのなら、自然の流れに任せればいいのではないか? 宿命(さだめ)も、わざわざ選ぶことではないのでは?

「なんで、そんなことしなくちゃいけないんだ? わざわざ俺が何かしなくたって、もう運命は決まってるんだろ? だったらみんな、その通りに生きればいいじゃないか」

 恩の嘆きのような言葉を、此武は一蹴する。

「それでは物足りんのだ」

 ……は? 恩が顔を上げると、此武はデスクに頬杖をついて、めんどくさそうな顔をしていた。

「我々、神にとって、人間が生きる様は物語のようなものだ。すでに決まっている結末までをただ眺める。これまで多くの人生を見てきた。

 だが、それだけでは物足りなくなったのだろう、あの方々は」

「あの方々?」

 唯我独尊で、誰に対しても自分より下等だというような発言や行動をする此武が、わざわざ「あの方々」と自分より上位の者に対する言葉を使うなんて。

「だからあの方々は一つの“プロット”を創り上げた。一部の人間の魂を使い、一つの物語をな。

 ゲームのシナリオと言った方が分かりやすいか。エンディングをいくつか用意し、キャラクターやプレイヤーを置く。その、ゲームの主人公たるプレイヤーがつまり貴様だ」

 頬杖をついたままからかうような笑みを浮かべる此武。

「ゲームでよくあるだろう、選択によって様々なストーリーが生まれる。それと同じだ。ただ、貴様の場合はそれが現実というだけのことだ」

「ちょ、ちょっと待てよ。軽く言ってくれるけど、どっちにしろ俺の選択次第で他人の人生が決められちゃうんだろ? そんな重大なこと、俺にはできないよ!」

「できない、ではない。やらねばならんのだ」

「!」

 不意にまじめな顔で見つめられる。刺すような視線に、恩は二の句が継げなくなった。此武の視線はまるで槍のようだ。

 そのまなざしに込められているのはいつだって侮蔑。此武にとって、人間は愚かで卑小な下等生物なのだ。

「人間の宿命(さだめ)を紡ぐ。それこそが貴様の宿命(さだめ)。逃れることのできない運命なのだからな」

 何も言えず、恩はただ拳を作り、視線だけを此武から外した。

「オレ様は貴様に助言し、補佐をするのが役目だ。そのために、ここで貴様を待っていたのだ。

 このオレ様が下等な人間の補佐をするなど、しち面倒で屈辱極まりないが、あの方々の命だからな、従わざるを得ん。

 話はしてやったぞ。今日は他に用はない。その女を連れてとっとと帰るがいい」

 うるさい虫を追い払うような仕草をする此武。恩は突きつけられた己の宿命(さだめ)がまだ受け入れられず、のろのろと帰る支度をした。



 ほとんど無意識で帰ってきた恩は自室に引きこもった。

 床に敷いた布団にゴロンと転がり、お気に入りのパンダぬいぐるみを足元から引き寄せる。

 自分があの場所に迷い込んだのは偶然ではなかった。あそこで此武と出会ったこと、それも自分の宿命(さだめ)の一つだったのかもしれない。

 恩があそこで働くことになったのは、此武の気まぐれだと思っていた。気に入ったからと有無を言わさず玩具と称され、アルバイト社員にされた。

 せめて真実を聞くまではと思い、仕方なくバイトをしていたが、あんな重い宿命(さだめ)を知らされるとは思っていなかった。

 自分が、他人の運命を動かし、宿命(さだめ)を紡ぐ。他人の人生が、自分の選択で決まってしまうのだ。

 怖い。もしも、選択を間違えたら? 此武はゲームのようなものだと言った。けれど、現実であると。

 現実はゲームと違い、やり直しはきかない。一度選んだら後戻りはできないのだ。結果がどんなものであっても。

(責任、重大じゃないか。宿命(さだめ)を紡ぐなんて……どうして俺なんだよ)

 自分でなくてもよかったのではないか。なぜ自分が選ばれたのか。こんな弱虫な自分に、そんなものが務まるのだろうか。

 胸が締めつけられる。恩はぎゅうっとぬいぐるみを抱きしめた。



 今日の天気は今の恩と同じようにどんよりしていた。

 学校の廊下の窓から空を見上げると、黒い雲が空を覆い尽くしている。予報では雨となっていたから、そのうち降り出すだろう。

 昨日の此武の衝撃発言を引きずっていた恩は、窓に手を当てたままため息をついた。その時、どこからか不気味な声が聞こえてきた。

「み……つ……け、た……」

「! なんだ!?」

 周りを見回すが人の姿はない。声が再び響く。

「見つ……けた……! 見つけたぁ――ーっ!」

 廊下の角から何かが飛び出してくる。恩は飛びかかってくるそれに顔色を変えた。 

「げっ……」

「めぐ先輩、会いたかったぁー!」

 がばちょと抱きついたのは、恩より一回り背の高い男子学生。男子学生はうれしそうに恩に頬をすり寄せる。

「休み中、全然会えなかったし、休み終わってからも時間合わなくて会えなかったけど、やっと見つけましたよぉ~」

「お、おい、啓也(けいや)。そんなひっつくな!」

「ああ~、先輩のいけずぅ。いいじゃないですか、ちょっとくらい」

「これのどこがちょっとだー!」

 絡みつくように抱きついている男子学生を恩は必死に引き離そうとする。彼は篠原啓也。恩の一つ下の学年で、なぜかやたらと恩に懐いている。

 悪い奴ではないのだが、このようにスキンシップが激しいので苦手なのである。

 もう一人、スキンシップが激しくて苦手な人がいるのだが……出てこないことを祈る。

「ねーねー、めぐ先輩。そんなことより、なんか元気なかったみたいですけど、どうかしたんですか?」

 問われて思い出した。恩はまたため息をつく。啓也は恩を抱きしめたまま横から恩の顔を覗き込んだ。

「悩みがあるなら僕でよければ聞きますよー? むしろ聞かせてほしい! ねーねー、せんぱーい!」

「いい加減離れろっての!」

 恩は啓也を無理やり引っぺがした。



 啓也はうっとうしかったが、あの明るさで少しは気持ちが落ち着いた。

 それでもまだ、宿命(さだめ)を受け入れるということに対しては踏ん切りがつかない。沈んでいる恩に、すれ違う人たちがかわるがわる心配そうに声をかけてくれる。 

 気にかけてくれてありがたいと思う反面、煩わしくも思う。沈んでいる理由なんて言えるわけがないし、言ったところで本気に受け取られないだろう。

 分かり合えるはずもない。だから放っておいてほしい。

(……嫌だなぁ、みんな好意で言ってくれてるのに、こんなふうに思うなんて。でも、本当のことだもんな……)

 教室に入り、自分の席に着くと、頬杖をついて小さくため息をついた。

「恩、おはよう。珍しいね、君が落ち込んでるなんて」

「おはよー、恩ちゃん。どうかしたの?」

 微苦笑しながら(かなめ)が話しかけてくる。まひろの元気な声も。顔を上げると、恩はちょっと困ったように笑った。

「うん……ちょっとね」

「ずばり、恋の悩みでしょ!?」

 まひろが机の前にしゃがみ、机上に両腕を乗せて恩を正面から見上げる。恋――の単語で、恩はカーレンを思い浮かべてパッと顔を赤くした。

「ち、違うよ」

「そーお? 顔赤くなってるけど?」

「~~~っ、とにかく違うんだって!」

「でも悩んでるんだね? 他人には言えないほど、重いことで」

 要の静かな声に、ドキン、と心臓が小さく跳ねた。要は鋭い。眼鏡の奥の、湖面を思わせる静かな瞳は何もかも見透かしているようだ。

「恩がどんなことで悩んでいるのかは判らないけれど、聞くことはできるよ? 話せることなら教えてほしいな。口に出すだけでも、少しくらいは楽になるかもしれないから」

 似たようなことを何人の人に言われただろう。けれど、話しても無駄だと口を閉ざして、大丈夫と笑顔でかわしてきた。

 なのに、なぜか要に言われると話してしまいたくなる。

 まひろがうんうんと頷き、満面の笑みを浮かべる。

「溜め込むのはよくないよ~。無理にとは言わないけど、すぱーっと外に出しちゃってスッキリしちゃいなよ」

 言えれば苦労しない。押し黙る恩の表情を見て、まひろはくすっと笑った。

「ねぇ、他人には理解できないだろうって思ってるんじゃない? だから言えないでいる」

 ハッとして恩はまひろを見た。いつもの無邪気な彼女とは違う大人びた表情で、まひろは恩を見つめていた。

「解るよ。まひろたちと君は、似てるから」

 他人に理解されないこと。普通の人間とは違うもの。それはまひろと要も同じ。

「そういうこともあるよ。誰だって、そういう悩みや想いを抱えることがある。だけどね、だからって抱え込んだままでいると、心によくないよ。

 理解されないから、他人とは違うからって壁を作ったら、いつか孤立していっちゃう。それを教えてくれたのは恩ちゃんだよ?」

 生まれた時から、他人より優れた頭脳を持っていた。あまりに聡過ぎて、周りから恐れられた時期もあった。両親でさえ、二人のことが解らない、と嘆いたこともある。

 異能者でなくても、ほんの少し他の人と違えば“異常”とされる。そんな現実を幼い頃に理解し、心を閉ざした姉弟。

 いつからか互いだけを必要とし、理解し、求め合った。他人を、世界を見限り、二人だけの世界に心を預けた。

 そんな二人だけの世界に入り込んできたのが恩だった。他人と距離を置き、心を許させずにいた二人に光を与えた。

 今、他人と心から笑い合えるのは、恩のおかげなのだ。だから恩の悩む心を理解できるし、力になりたい。

「恩ちゃんがまひろたちにしてくれたように、まひろたちも恩ちゃんの心を軽くしてあげたいんだよ」

「……まひろ……」

 えへ、と笑うまひろ。見れば要も、まひろと同じ気持ちだというように微笑んでいる。

 理由は同じではないけれど、二人も恩も“普通”とは異なる。だからと言って“異常”でもない。少し他人と“違う”だけなのだ。

 それぞれ悩みは違うけれど、普通と異なる者同士通じ合う何かがあった。そのせいだろうか、二人の励ましに不思議と心が軽くなり、恩は笑みを零した。

「――ありがとう」

 此武は言った。できないではなく、やらねばならないと。

 他ならぬ神の言葉だ。はねのけたところで、それが決められたことで、自分にしかできないことだというのなら……どんなことでも、怖くても、受け入れるしかないのだ。心を決めたが、もう一押しが欲しくて二人に尋ねてみた。

「あのさ、自分にやるべきことがあって、それは他人にはできないことで、自分にしかできない、でも命に関わる、とても責任重大なことだったら……どうすればいいと思う?」

 命に関わると聞いて、二人は一瞬目を丸くしたが、笑顔で答える。

「「やるしかないでしょ」」

 異口同音に同じ答え。きっぱりと返され、恩はホッとした。

「それがやるべきことならやればいいと思うよ」

「そうそう! 自分にしかできないならなおさらね。だってそれって、すっごくカッコよくない?」

「かっこいい?」

 恩が目を瞬かせると、まひろは立ち上がって要の腕に自分の腕を絡ませた。

「うん。やり遂げられたら、とっても素敵なことだと思う! まひろを満足させられるのは要ちゃんだけだから、要ちゃんはカッコよくて素敵なのー!」

「ぼくを満足させられるのもまひろだけだから、まひろも素敵で可愛いよ」

「やーん、要ちゃん、大好きーっ」

 きゅうっと抱き合う二人に、恩は苦笑する。最後の方は脱線していたが、確かに話したことで少し気持ちが楽になった。

 恩はもう一度、心の中で二人にありがとうと言った。



 宿命(さだめ)を受け入れる覚悟はできた。だが、なんとなく此武とは顔が合わせづらかった。

 此武からしてみれば、恩の補佐をするというのは、やりたくないのに無理やり子守をさせられるようなものだろう。

 自分が宿命を紡ぐ者(フェイトスピナー)として生きると決めたなら、すべてが終わるまで此武は恩に付き合わされることになる。

(あの人間嫌いの此武が、好きであんなことしてるわけなかったんだよな。俺をそばに置いてるのも、それが役目だからで……)

 だからぞんざいに扱うのだ。玩具と称して見下し、いたぶって愉しむサディスト。

 文句を言いつつも恩が彼のそばにいるのは、相手が神で逃げられないと本能的に悟っているからだと思う。そうでなかったらとっくに逃げ出しているはずだ。

 バイトは毎日なので、今日も行かなくてはならない。いつもより多少重い足取りで、時空の穴を抜けて高科FWに入ると、恩は硬直した。

「あら、恩さん。学校は終わったんですか?」

「カ、カーレン? なんでここに?」

 ソファーで紅茶を飲んでいたカーレンはにっこりと笑った。

「はい。今日からわたしもここで働くことになりました」

「!? ちょっ、どういうことだよ此武!」

 此武への罪悪感などどこへやら。恩はデスクに駆け寄った。

 優雅にカップを傾けている少年に詰め寄ると、此武はにたりと笑った。ああ、なんか嫌な予感がする。

「気に入ったのでな。人手は多い方がいいだろう?」

 ずがーん!

 恩は雷に打たれたかのようなショックを受けた。この傲岸不遜な神様の“気に入った”というのは、決していい意味ではない(自分への仕打ちから思うに)。

 此武は子供だろうと女だろうと容赦しない。カーレンまで自分のような仕打ちを受けたら。恩は今度はカーレンに駆け寄る。

「ダダダ、ダメー! カーレンまであいつの毒牙にかかっちゃ……いや、重労働をさせるなんてできない! 悪いことは言わないからここで働くなんてやめなよ!」

 なんとか思いとどまらせようと説得を試みた恩だったが、此武の「そこの下種」という低音の囁きに、悪寒が背筋を駆け抜けた。

 ギギギ、と此武を振り返ってみれば、怖いほどのダークオーラを醸し出した此武が満面の笑みを浮かべていた。

「玩具の癖に主の決めたことに異を唱えるか。昨日言ったはずだなぁ? 今度ふざけた真似をしたら捻り潰すと。そんなに仕置きが喰らいたいか」

「い、いや、あの……」

「ああ、思い出した。貴様は玩具、人間ではなく人形だから、その赤頭には脳みそではなく綿が詰まっているのだった」

「いえ……俺は人間……」

 笑顔で此武が近づいてくる。怖い。恩は脂汗を流し、ジリ……と後退りする。

「そうかそうか。だからもう忘れたのだな。……ならばその体に刻みこんでやる。たっぷりとな」

 いつの間にどこから出したのだろう、此武の手には鞭が握られていた。びしりと鞭を鳴らして笑う此武に、恩は顔を青ざめさせた。

 その直後、恩の悲鳴が響いたのは言うまでもない。かくして高科FWに社員が一人増えたのであった。


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