表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Fate Spinner  作者: 甲斐日向
38/69

第36話 闇黒(あんこく)の王


 暴れ出す魔獣。依織が叫ぶ。

「大変です! めーちゃんたちに知らせないと!」

「オレ様が奴らを連れてくる。千咲はこの小娘どもを保護していろ」

「はい、マスター」

 言うや否や、此武は空間に消える。

「依織さん、どうしましょう」

「なんとかしたいですけど、イオたちではそんなに戦えないですから……めーちゃんたちを待つしかないです」

 魔法術(ディール)には攻撃術があるが、カーレンは戦闘経験などない。

 長く生きてはいるが、依織も昔ならいざ知らず、今では守人(もりびと)としての力しかないので戦いには不向きだ。

 頼れるのは千咲だけだが、千咲は此武の命令以外では動かないので期待はできない。もどかしいが、待つしかないのだ。

(ついに来てしまったのですね、この時が)

 依織は胸の前でギュッと手を組み、祈るように目を閉じた。

 逆らえない宿命(さだめ)。恩が一つの真実を知る時だ。

 しばらくして、此武が恩たちを連れて戻ってきた。

「カーレン! 依織!」

「恩さんっ」

「めーちゃん、みんな、魔物はあっちなのです!」

 緊迫した村の雰囲気に、恩は気を引き締めた。

「急ごう!」

 逃げ惑う村人たちの間を縫って、恩たちは現場に駆けつける。

 巨大な魔獣が本能のままに暴れていた。

 家は瓦礫と化し、そこかしこに人が倒れている。恩がケイオスフォズマを手に地を蹴った。

「だぁぁあああああっ!」

 棍の状態で魔獣の脇腹を突く。魔獣が気づき、恩たちを見下ろした。

 激しい邪気。だがそれよりも。

「あれが……仮面の男!」

 魔獣の頭上に乗っている仮面をつけた男。

 全身を覆う薄汚れたマントが風になびいている。

 ドクン、と体の奥が熱くなる。目が合った――そう思った時だ。

「めぐ様、危ない!!」

「!!」

 魔獣の尾が横から迫る。飛び上がったが、かわしきれない。

 覚悟した瞬間、リヒトが恩の体を上空まで引き上げた。

「間に合ってよかったぁ、めぐ様」

「リヒト! 助かった!」

「気をつけて。仮面の男自体は何もしてこないけど、魔獣は油断できないよ!」

「分かった」

 魔獣から少し離れたところに下ろしてもらい、恩はケイオスフォズマを槍に変形させ、再び魔獣に向かっていった。

 リヒトも金烏玉兎(レンゼシャロッテ)を武器化する。遠くからルカフィルが長弓を構えて矢を放つ。矢は普通の矢ではなく光の矢。

 ルカフィルの魔宝具(ロゼアス)繊月(センゲツ)だ。

 彼女がいつもつけている蒼い石のペンダントがそれだ。弦はなく、術者の魔力が弦となり矢となる。

 魔力の消費量が激しいので、並みの魔力では使いこなせないが、闇属であるルカフィルは魔力量が多いため問題ない。

 此武は相変わらず傍観していて、依織とカーレンは、カーレンが作った防御壁の中で恩たちを見つめている。

 恩とリヒト、ルカフィルが魔獣に応戦する。

 その間も仮面の男は何もしない。此武のようにただ傍観しているだけ。

(なんなんだ、あいつは……魔獣からもすごい邪気を感じるけど、あいつの邪気はもっと禍々しい……なのに、なんでだろう。あいつと目が合ってから、鼓動が治まらない)

 体の奥、魂が、激しく鼓動を繰り返している。あの仮面の男は、いったい?

 恩はケイオスフォズマを持ちかえ、魔獣の体を駆け上った。

 ケイオスフォズマを振り上げ、仮面の男に襲いかかる。

「これ以上この村を壊すな! お前は何者なんだ!!」

 槍を振り下ろす恩。村人たちを誘導していた依織が、はっと恩に顔を向ける。

 男が初めて動いた。マントの下から腕が伸び、長棍で恩の刃を受け止める。

 恩は眉をひそめた。その長棍は色こそ白いが、ケイオスフォズマと同じデザイン。

(ケイオスフォズマ!?)

 その時、ピシ……と男の仮面にひびが入り、仮面が割れた。

 あらわになった男の素顔に、恩は自分の目を疑った。

「――俺と同じ顔……!?」

 造りこそはシェーシア人のものだが、自分とそっくりだ。

 仮面の男はにやりと笑い、動揺の隙をついて、恩の懐に入り、鋭い回し蹴りを食らわせる。

「ぐぅ……っ」

 まともに入った。あばらにひびでも入ったかもしれない。

 仮面の男は膝をついた恩を見下ろし、哄笑した。

「ようやく会えたな、半身。さぞ驚いただろう!」

「は、半身……?」

 仮面の男――外見は恩とそっくりなので、少年の姿だ。だが発せられる声は、恩と違い低い男性の声。

 髪は漆黒で、眼は鮮血のような真紅。表情も恩では到底ありえない、冷徹な笑み。似ているのに全然違う。

「俺の名はゼルグ。ふふふ、ずっとこの時を待ちわびてたぜ、恩!」

「なんで、俺の名前……」

「半身のことなら全て知っている。お前は俺のことを何も知らないだろうけどな」

 俺が……この男の半身? だから初めて会った時、魂が反応していたのか?

 胸がざわついた。ゼルグが近づいてくる。目が離せない。

「めぐ様ーっ!」

 ゼルグに向かって急降下したリヒトは、金烏玉兎(レンゼシャロッテ)を振り下ろす。ゼルグがリヒトを見上げた。

 リヒトはゼルグの顔を見て目を瞠り、腕を止める。ゼルグは長棍を両刃剣に変形させ、リヒトの腹を刺した。

「っああっ!」

「リヒトぉ!!」

「ははははは!!」

 愉快そうに笑い、剣を引き抜くゼルグ。

 リヒトはバランスを崩して落下していく。

 恩は落下するリヒトを追って飛び降りた。

 空中で抱き留めたが、この高さでは二人とも無事では済まない。

 リヒトは痛みのせいか気を失っている。 

「リヒト! しっかりしろ! ……くそっ。コ……」

 呼ぼうとして、躊躇する。

 以前ならいざ知らず、今の彼は呼んでも来てくれないかもしれない。 

 それでも、頼ってしまう。求めてしまう。あの存在を。

「……っ、クロムぅーっ!!」

 必要だから。信じているから、名前を呼ぶんだ。だから、頼む。

「……まったく、オレ様は貴様のお助け道具ではないぞ」

 クロムが二人を抱え込む。そのまま地面に降り立った。

 見上げたが、クロムは顔を逸らして目を合わせない。

 でも、来てくれた。

「クロム……」

「下僕の癖に、主であるオレ様を顎で使いおって。捻り潰すぞ」

 悪態をつくのはいつものこと。恩はほっとして笑った。

「助かった。ありがとう」

 クロムは軽く目を瞠り、舌打ちをするとぺいっと二人を放り投げた。

「いって! 急に落とすなよ!」

 その時、背後で突然魔獣が倒れた。

 驚いて振り返ると、ゼルグがふわりと降りてきた。また緊張が走る。

「半身も出てきたし、こいつは用済みだからな。始末してやった」

「なっ……この魔獣は俺をおびき出すために……!?」

「まあそんなもんだ」

 それだけのために、この村を襲ってたっていうのか? なんの関係もない村を。怪我人や死人まで出ていて。許せない。

「ふふふ、面白いなぁ。なあ、恩。俺はずっとお前を待っていた。宿命を紡ぐ者(フェイトスピナー)であるお前を」

 ぞくりと寒気がした。ゼルグの目には光がなく、禍々しい邪気と殺気が溢れている。これが自分の半身だなんて。

 魔獣が倒れたことで、ルカフィルと依織、カーレンが駆け寄ってきた。そしてゼルグを見て驚愕する。

「え……っ、そ、その顔……」

「まあ……恩さんが二人?」

 カーレンの場合、驚いているのかよく分からないが。

 依織はゼルグを見ると、蒼い顔で拳を握りしめた。ゼルグは無表情で依織を見つめていたが、ふ……っと口元を緩め、冷たい声で言い放つ。

「またこうしてお前と会うことになるとは、思いもしなかったぜ」

「! ……イオのことを覚えているのですね、闇黒(あんこく)の王」

 闇黒(あんこく)の王? 依織とゼルグは知り合いなのか。と言っても明らかに剣呑な雰囲気だ。

「これもまた宿命(さだめ)だからな。お前には分かっていただろう? 守人」

「……まさかあなたの封印が解けるとは思っていなかったです」

「所詮、未熟な力。俺を抑え込むには力が足りなかったわけだ。せっかく相棒の命を犠牲にしたのにな」

「!!」

 ずきん! 閉じかけていた傷が痛む。遠い昔に失くした、大切な仲間。

「おとなしく時空神(ときがみ)の神殿に籠っていれば、相棒が命を落とすこともなかっただろうに」

 自分の力が至らなかったばかりに。依織の目に涙が浮かぶ。

「のこのこと外の世界に出てきて、まったく愚かな……」

 ひゅんっ、と風を切る音がした。向かってきた刃を、ゼルグは涼しい顔でかわす。

 恩はゆらりと槍を構え直し、ゼルグを見据えた。

「それ以上言うな。それ以上、依織を傷つけたら許さない!!」

 恩の目に剣呑な光が宿る。ゼルグはくつくつと笑い、肩をすくめた。

「いいなぁ、その眼。殺気がこもっててゾクゾクする。さすがは俺の半身。

 いいぜ、半身にも会えたし、今日のところは退いてやる」

「待てよ、お前の目的はなんなんだ!?」

「ふふ、俺のことはそこの守人にでも聞けばいいさ。そいつが役に立つのならな」

 カッと血が上り、恩は再びゼルグに攻撃するが、ゼルグがマントで体を覆うと、姿が消えた。逃げられた。

 仮面の男の正体は、恩の半身。そして依織と面識がある。そうだ、依織。

「依織!」

 駆け寄ると、依織は泣いていた。堪えているが、目からは堪えきれなかった涙が零れている。

「依織……」

「……めーちゃん……」

 依織は恩を見上げ、しゃくりあげると、その胸に飛び込んだ。恩は依織の背中を優しくなでた。

 仮面の男の正体は、さまざまなものに傷跡を残した。

 ゼルグが消えた空間を、一人、無感情な目で見つめているルカフィルにも。



 リヒトのケガはカーレンが魔法術(ディール)で治してくれたが、気を失ったままなのでリヒトの部屋のベッドに寝かせ、依織はカーレンに任せた。

 ルカフィルは家に帰ったが、少し様子がおかしかった。

 恩の顔をあまり見ないようにしていたのは、ゼルグと同じ顔だったからだろうか。

(やっぱりショック……だったんだよな。村を襲った敵が味方と同じ顔だったなんて。

 そりゃ俺もショックだけどさ。半身の意味もよく分からないし)

 けれどそのことを依織に追及するのは酷だ。あの時、抱きついてきた依織はひどく震えていた。

(依織……大丈夫かな?)

 そこへカーレンがやってきた。カーレンには依織を落ち着かせるため、部屋に連れて行ってもらっていたのだ。

「あ、カーレン。依織はどう?」

「はい、ようやく落ち着かれて、今は眠っています」

「そっか……」

 安堵してため息をつく。恩の表情を見て、カーレンは小さな胸の痛みを感じた。

 依織を想う恩の表情は慈愛に満ちていて、こんな時に不謹慎だとは思うが、依織がうらやましいとさえ思った。

(依織さんはつらい思いをされているのに……わたしはなんてことを)

 いつから自分は、こんなに浅ましい思いを抱くようになったのだろう。

「カーレン? どうしたの?」

 声をかけられて、カーレンははっとした。

 恩が不思議そうに顔を覗き込んでいる。

 カーレンは心配かけまいと笑みを浮かべた。

「いいえ。なんでもありません。依織さん、心配ですね」

「うん。それに……さっきの奴のことも気になってるんだ。あいつ、ゼルグって名乗ってた」

「恩さんと、同じ顔をしていましたね」

「……そうだね……」

 敵の正体が分かったのに、新たな謎が生まれてしまった。

 ゼルグの目的はなんなのか。なぜ恩と同じ顔なのか。

 此武にも念のため聞いてみたが「知らん」と一蹴された。

 やはりその理由を知るのは依織だけのようだ。

「カーレン、俺、ちょっと依織の様子見てくる。リヒトの方を見てきてもらっていい?」

 カーレンは一瞬ためらってから頷いた。

 本当は依織のところへ行かせたくないが、恩はただ依織が心配なだけなのだ。

 恩の優しさを自分の浅ましさで蔑ろにしてはいけない。

 依織のいる部屋に入ると、依織はベッドで眠っていた。

 椅子を持ってきてベッドの横に座る。頬に残る涙の後に胸が痛む。

(依織……あいつと何があったんだ? ゼルグは依織の相棒が命を落としたって言ってた。

 ゼルグは一度封印されて……その時に命を落としたってことかな?)

 依織の寝顔を見ていると、ふと依織が目を覚ました。

「! 依織!」

「…………めーちゃん……?」

「よかった。起きられる?」

「はいです」

 依織はなんとか体を起こし、弱々しく笑った。

「心配をかけてしまったですね。ごめんなさいです」

「大丈夫だよ。でもまだ無理しなくていいからね」

 返される笑み。そこにあるのは純粋な優しさ。ずっと変わらない、あたたかい笑顔だ。

 気遣ってくれているのがよく分かる。けれど、甘えてはいられない。

 ゼルグとの出遭いは宿命(さだめ)だ。真実を伝えなくては。それが自分の役目。

「めーちゃん、ゼルグのことを聞きに来たですか?」

「! いや……気にはなってるけど……」

「お話しするです。イオの昔のこと。ゼルグのことを」

「でも、思い出すのは嫌だろ? 依織のそんな顔見たくないんだ。依織には元気でいてほしい」

「!」

 ずるい。そんな言い方。

 そんな風に言われたら期待してしまう。

 でもわかってる。君の言葉に深い意味はないんだと。わかっているのに、抑えきれないこの気持ち。

 依織は小さな手を握りしめ、呟いた。

「じゃあ、お願いがあるです」

「うん? 何?」

 たとえ代理でも、宿命を紡ぐ者(フェイトスピナー)のパートナーとしてそばにいられればいい。

 そう思っていたけれど、それだけではもう、足りない。

「イオのこと、ぎゅっ、てしてほしいです」

 触れてほしい。心に、体に。君のことが、好きだから。



 様子を見に行くと、ちょうどリヒトが起きたところだった。

「リヒトさん、起き上がっても大丈夫ですか?」

「うん、傷はレンちゃんが治してくれたんでしょ?」

「はい」

「ありがと。ところで……浮かない顔してるけど、どうしたの?」

 あっさり見抜かれて、カーレンはしょんぼりした。リヒトは思い当たって、ポリポリと頬を掻いた。

「うーん、めぐ様も罪な男だよねぇ」

「わたし……いやなことばかり考えてしまうんです」

「どんな?」

「恩さんに、依織さんのことを気にかけてほしくないとか、依織さんのそばにいてほしくないとか……依織さんに、優しくしないでほしい、とか……」

 どんどんカーレンの声が小さくなっていく。最後の方はほとんどかすれていた。

「傷ついている依織さんに、わたしはひどいことばかり思ってしまうんです」

「イオちゃんに何かあったの?」

「先ほどの、恩さんと同じ顔の方……ゼルグさんと仰るそうですが、あの方のことを依織さんは知っているようなんです」

「さっきの……仮面の男? ゼルグ……。イオちゃんが知ってるって、どういうこと?」

 少しだけリヒトの顔が険しくなる。

 雰囲気はまるで違うけれど、恩にそっくりな少年。彼女は何を知っているのか。

「分かりません。依織さんに話を聞くべきなんでしょうけれど、依織さんはゼルグさんを封印したことがあるようで、でもその時に大切なお仲間を亡くしていると……」

「そうなんだ。じゃあ聞くに聞けないなぁ。つらい思い出を蒸し返すのはかわいそうだし」

 ああ、だから嫌なことばかり考えてしまうって言ってたのか。

 だが、順調に恩への気持ちは育っているようだ。

 あとは自覚してくれればいいんだけれど。何かきっかけがあればいいのに。



「え……?」

 一瞬、何を言われたのか分からなくて呆気に取られたが、ややあって恩は顔を赤らめた。

 ぎゅっとして、とはつまり、抱きしめてほしい、と……?

(なな、なんで急に!? お、女の子抱きしめるなんて妹たちか(はとり)しかしたことないよ!)

 混乱していると、依織は照れ臭そうに微笑んだ。

「めーちゃんがぎゅってしてくれたら、元気になれるですから」

「そ! そう!? え、えっと……っ、そそ、それでは僭越ながら……!」

 すごく緊張する。それでも依織のお願いを叶えるべく、軽く抱きしめると、ふわりといい匂いがした。

(あ、あったかい。それにいい匂いがする……髪の匂いかな? う~、細いなぁ、それにやわらか……って俺は変態か!)

 恩の腕の中で、依織は心が満たされていくのを感じた。うれしい。

 この行為に友情以上のものは含まれていないと知っていても、自分が仕向けたことだとしても、触れてもらえたことがうれしい。

(めーちゃん……好きです。大好きです)

 うれしいけれど、これ以上、君を困らせたくないから。

「ありがとうなのです、めーちゃん。元気になったからもういいですよ」

「え! あ、そ、そう!? よかった! あはははは」

 ぱっと依織の体を離す恩。ちょっと名残惜しいとは言えない。

「ちゃんとお話しするです。レンちゃんたちにも話を聞いてほしいですけど」

「ホントに大丈夫?」

「大丈夫なのです。あの時のことは……哀しい思い出ですけど、めーちゃんにとってとても大事なことですから」

「やっぱり俺に関係してるんだ?」

 首肯すると、恩は少しだけ顔を曇らせた。

「……分かった。リヒトたちを呼んでこようか?」

「ルーちゃんもいた方がいいので、明日お話します」

「あ、そうだよな。依織も今日は休んだ方がいいだろうし」

 明日。真実が明らかになる。

 恩にとって本当の意味での戦いが、幕を開ける。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ