パート5:親友の日常
NectarVowの定期ライブで、ヒナのギターソロが観客を魅了した夜から、沙羅の策略で学校の虐めが消え、リーダー格だったサキとの友情がヒナの笑顔を増やした。
あの夜からサキはNectarVowのガチ勢ファンになり、特にヒナ推しの情熱が止まらない。
学校の廊下で、サキがライブTシャツを着てヒナを待ち伏せ。
「ヒナのソロ、まだ脳内リピート中!」
彼女はスマホで「天国の階段」の動画を見せびらかす。 ヒナがLINEで送ったスタンプに、
サキが即反応。
「サキちゃん、今日、カフェ行こ!」
サキがニヤリと返信。
「ヒナ、絶対行く!推し活トーク、準備OK!」
いつものカフェ、学校近くの落ち着いた隠れ家。
ヒナはカバンにNectarVowの蜂モチーフキーホルダーをつけ、サキはファンクラブバッジを誇らしげに着ける。 サキが席を確保し、
「ヒナ!
遅いって!」
ヒナが笑って謝る。
「ごめん、サキちゃん!
カノン姉さんと電話で次のライブの話してたら時間飛んだ!」
二人はアイスコーヒーを注文し、窓際でくつろぐ。
サキがファンクラブ誌をテーブルに広げ、
「ヒナ、このインタビュー、ヒナのギター愛めっちゃ伝わるよ!」
ヒナが照れ笑い。
「サキちゃん、
そんなに褒めてくれると
恥ずかしいよ…
でも、嬉しい!」
サキが目を輝かせる。
「だって、ヒナ推しだもん!
次のライブ、
最前列で叫ぶから!」
サキが少し声を低くする。
「ヒナ、
あのライブ、ほんとやばかった。
『天国の階段』、
心ぶち抜かれたよ。」
ヒナが柔らかく微笑む。
「サキちゃん、応援してくれてほんと力になった。
あの時、すっごくドキドキしてたんだ。」
サキがニヤニヤ。
「ストリートからあのステージ、めっちゃ努力したよね。
Unnamed Bandのリナさんも
ヒナのこと認めてたよ!」
ヒナが驚く。
「え、サキちゃん、
リナさんのこと知ってるの?」
サキがウインク。
「ファンクラブのXでリナさんがヒナのソロ褒めてた!」
ヒナが笑顔で返す。
二人は夕陽の光で笑い合った。




