パート2:Unnamed Bandに招待状
渋谷・スタジオNeonPulse渋谷の路地裏、ネオンサインが青白く瞬くスタジオNeonPulse。
窓から漏れる光が、コンクリートの壁に揺らめく。Unnamed Bandのアイカ(ボーカル&ギター、24歳)、リナ(リードギター、23歳)、ミユ(キーボード&バックボーカル、25歳)は、リハーサルで汗と情熱をぶつけ合う。
スピーカーから「sakura Requiem」のギターリフが炸裂し、アイカの声が夜を切り裂く。
「In the neon haze, we chase the dawn…」
リナが急にギターを止め、髪を掻き上げる。
「うーん、なんか…まだ刺さらない。LSORFのメインステージ、150万人だよ?」
リナがギターの弦を軽く弾き、唇を尖らせる。
「カノンたちのゴスロリと桜AR、めっちゃ映えるよね…。特にあの『黒い翼を広げて飛べ』、Xでバズりまくってるし。」
彼女の指先には、カノンからもらった桜のピック。
#カノンxリナのファンアートがXで12万いいねに達したことを、リナはまだ知らない。
ミユがキーボードでメロディを刻み、笑う。
「ユイから聞いたよ。NectarVow、Day 3の大トリで『光の海』作るって。#NectarVowRise、めっちゃ気合い入ってる。
私たちの『Shadow Echoes』で、#LSORFDebutトレンド1位狙おうよ!」
ドアがガチャリと開き、プロデューサーのケンジ(StarVibe Records)が黒い封筒を手に登場。
金箔の「LSORF 2026」が光る招待状を掲げ、彼の革ジャンがネオンに映える。
「よお、未来のスターたち!ついに来たぜ!London Sisters of Rock Festival、Day 2: Rebellionのメインステージだ!」
アイカが封筒を手に取り、目を輝かせる。
「マジ…?フィンズベリー・パーク、150万人の前で『sakura Requiem』?」
「それだけじゃねえ。」
ケンジがニヤリ。
「オンライン4000万人、#LSORFDebutで世界を撃つ。『Sakura Requiem』でお前らのネオンと霧でロンドンを飲み込むんだ!」
アイカが封筒を握りしめ、息を吐く。
「NectarVow…アオイの声、昔と変わらないよね。『Stellar Wings』の頃、渋谷で一緒に歌った『星の欠片』、まだ胸に刺さる。」
2021年、渋谷のライブハウス。アイカとアオイが肩を並べ、#StellarWingsでXを沸かせた夜。
「世界のステージ、絶対一緒だよ」
と約束したのに、道は分かれた。
「アオイには負けない。」
アイカが呟く。「『Sakura Requiem』で、東京の影をロンドンに刻むよ。」
リナがピックを握り、目を細める。
「カノンのギター、めっちゃドラマチックだよね。あの『桜の残響』のソロ、鳥肌立つけど…私のギターで、絶対心掴むから!」
リナの脳裏に、先週のデートでカノンが桜のピックをそっと渡し、「ロンドンで一緒に」と囁いた瞬間が蘇る。
ミユがキーボードを叩き、声を弾ませる。
「ユイと話して、キーボードのアイデア思いついた!『Sakura Echoes』のブリッジ、NectarVowの『光の海』に対抗して、ネオンの波で観客を揺さぶるよ!」
ケンジが手を叩き、スタジオに響く。
「それでいい!LSORFはガールズロックの戦場だ。アイカ、お前の声は東京の孤独を叫ぶ。
リナ、ギターで反骨の魂をぶちかませ。
ミユ、キーボードで希望の光を灯せ。BPM145、霧とネオン、マスクで『Neon Requiem』を炸裂させる。StarVibeは全力でお前らをプッシュする。準備できてるな?」
アイカがギターを構え、笑う。
「ロンドン、覚悟しなよ。『Neon Requiem』で世界をネオンに染める!」
「絶対、NectarVowに負けない!#LSORFDebut、トレンド1位狙うよ!」
リナがピックを握り、頷く。
「カノン、待ってて。君の心も撃ち抜くから。」
「私のソロ、全部君に捧げるよ。」
ミユがキーボードを鳴らし、目を輝かせる。
「ユイ、観ててね。ネオンの波起こすから!」
「一緒にキーボード、LSORFでやろうよ!」
ケンジが拳を上げる。
「その気だ!NectarVowの翼もいいが、Unnamed Bandのネオンは世界を刺す。リハ、もう一発!ぶちかませ!」
スタジオにネオンの鼓動が響く。
「We’re the echoes in the dark, burning bright, we’ll leave a mark…」
渋谷の夜が、LSORFのRebellionステージを予感させる。




