表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
76/118

パート1:敏腕プロデューサー・ケイジ

NectarVowの鮮烈なデビューがUnnamed Bandの3人、アイカ(ボーカル&ギター)、リナ(リードギター)、ミユ(キーボード&バックボーカル)を鼓舞する。

アルバムリード曲「 Tokyo Shadows」のデモ完成から数日後、北米デビューを加速させるため、レーベルから敏腕プロデューサー・ケイジが派遣される。

ケイジは30代後半のベテランで、ONE OK ROCKの初期制作に関わった経験を持ち、Jロックの魂をグローバルに届ける手腕で知られる男。黒いレザージャケットにサングラス、鋭い目つきでスタジオに入る彼の登場に、3人は緊張と期待で息を飲む。

スタジオのドアが開き、ケイタ(プロモーションマネージャー)がケイジを連れて入る。

「みんな、紹介するよ。レーベルから派遣された敏腕プロデューサー、ケイジさんだ。北米デビューを本気で勝ち取るために、彼の経験が鍵になる。」

ケイジはサングラスを外し、3人を一瞥。

「日本のロックの魂を世界に届けるのが俺の仕事だ。『Tokyo Shadows』、デモ聞いたぜ。いい線いってるが、まだ磨きが足りねえ。北米のフェスでぶち抜くサウンドに仕上げる。」

彼の声は低く、自信に満ちている。アイカは赤いリボンを直し、目を輝かせる。

「ケイジさん、よろしく! 私たちのボーカルでガツンとインパクト出して、TikTokでバズらせたいんです!」

彼女のバズり重視の情熱が爆発する。リナはシルバーのショートカットを掻き上げ、ギターを手に。

「ケイジさん、私のギターで日本のロックの深みを表現したい。Aマイナーのアルペジオで、L'Arc~en~Cielみたいな魂を。」

リナのサウンド重視のこだわりが静かに燃える。ミユはジンジャーエール(ビール風)をゴクッと飲み、

「ケイジさん、みんなのアイデアをミックスして、キラキラなJロックにしましょう!」

と明るくフォロー。


ケイジはデモを再生し、腕組み。

「アイカのボーカルはフェス映えするインパクトがある。リナのアルペジオは日本の魂を刻む深みだ。ミユのシンセは華やかでいい。だが、北米で勝つには融合だ。『Tokyo Shadows』のサビをBPM148に調整し、アイカのボーカルにリナの繊細なレイヤーを重ね、ミユのシンセでグローバルなエッジを。俺の経験から言うと、ONE OK ROCKが世界取ったのは魂のバランスだ。」

3人は頷き、ケイジの提案に耳を傾ける。小さな緊張が生まれる。アイカが

「でも、もっと速くしてバズりやすく!」

と押すと、リナが

「サウンドの深みを削がないで」

と返す。ケイジは笑い、

「それがJロックの醍醐味だ。衝突を燃料にしろ。俺がまとめる。」

彼は即座にアレンジを指示し、3人と一緒にセッション開始。

アイカの力強いボーカルがスタジオを震わせ、リナのアルペジオが魂を添え、ミユのシンセが華を咲かせる。

ケイジの的確なディレクションで、

「Tokyo Shadows」がさらに洗練されていく。クライマックス

セッション後、ケイジが満足げに頷く。

「これだ。日本のロックの魂が北米に届く音になった。次は『Shades of Rebellion』のリフ強化だ。レーベルの期待に応えようぜ。」

アイカが

「ケイジさん、最高! これでフェスで暴れられる!」と拳を握り、リナが

「私のギター、魂が宿ったよ。」

と微笑み、ミユが

「ジンジャーエールで乾杯! 新たなステージ、始まるね!」

と缶を掲げる。3人とケイジの絆が、北米デビューへの新たなエンジンとなる。

挿絵(By みてみん)


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ