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パート3 Zepp Tokyoの夜

Zepp Tokyo夜の東京、Zepp Tokyoの前には2,700人のファンが詰めかけていた。

インディーズバンドとしては異例のソールドアウト。

会場入口のスクリーンには、桜の花びらが風に舞う映像が流れ、NectarVowの「風」を象徴していた。

バックドロップには「Re:BIRTH」のロゴが輝き、開演を待つファンの熱気が空気を震わせる。

Xでは「#ReBIRTHRoad」が日本トレンド5位に浮上し、ファンの投稿が溢れていた。

「インディーズでZepp埋めるなんて!」

「NectarVow、絶対やばい夜になる!」


楽屋では、NectarVowの6人、アオイ(ボーカル)、カノン(ギター)、ヒナ(サイドギター)、リン(ベース)、ミヅキ(ドラム)、ユイ(キーボード)が円陣を組んでいた。インディーズのハングリー精神を胸に、初めてのアリーナ級ステージに挑む瞬間だ。

アオイは鏡の前で深呼吸し、長い黒髪を指で梳いた。少しだけ不安な瞳で呟く。

「Zeppって、こんなに大きいんだ…。私たちの音、ちゃんと届くかな?」

リンがそっとアオイの肩に手を置いた。包容力のある笑顔で、優しく言う。

「アオイ、6人一緒なら絶対大丈夫。ファンは私たちの心を待ってるよ。」

ミヅキが元気に割り込む。ドラムスティックを掲げ、ニカッと笑う。

「そうだよ! 私のドラムで会場ぶちかますから!」

カノンが赤髪を掻き上げ、ギターを肩に担ぐ。

「アオイ、熱く行くよ! 私のギター、ファンの心に火つけるから!」

ヒナがクールに微笑み、ギターの弦を軽く弾く。

「派手な演出はいらない。音で勝負しよう。」

ユイがゴスロリの黒と白のレースドレスを翻し、銀の十字ネックレスを握る。

「私の鍵盤で、みんなの想いを風に乗せるね…。」

アオイは5人の顔を見回し、目を輝かせる。拳を握り、笑顔で叫んだ。

「よし、行くよ! NectarVowの風、Zeppに響かせる!」

6人が拳を合わせ、楽屋に「オー!」と響く。


インディーズの夢が、今、動き出す。ライブの幕開け会場が暗転。

2,700人の歓声が一瞬静まる。

スポットライトがステージを切り裂き、ユイのゴスロリ姿が浮かび上がる。

黒と白のドレスが揺れ、銀のアクセサリーが光る。彼女の指が鍵盤に触れると、優しいピアノの音色が会場を包んだ。「永遠の風」のイントロだ。ユイがマイク越しに、そっと囁く。

「私たちの音、みんなの心に届きますように…!」

ピアノがグリッチ音と混ざり、突如、ミヅキのドラムがドカンと炸裂!

アオイのボーカルが力強く響く。

「沈黙を破れ! 私たちの声で未来を描こう!」

カノンの赤髪が揺れ、情熱的なギターリフが会場を切り裂く。

ヒナのシャープなサイドギターが絡み、リンのベースが深いグルーヴで支える。2,700人のファンが一斉に跳び、拳を突き上げる。アオイが客席に笑顔を向け、叫んだ。

「Zepp Tokyo! NectarVowの想い、感じてね!」

Xで「#ユイの鍵盤」がトレンドに急上昇。

ファンの投稿が溢れる。「ユイのピアノ、めっちゃエモい!」

「インディーズでこの迫力、NectarVow本物!」

アオイの情熱と絆ライブ中盤、アオイが「静かな約束」を歌い始める。優しいバラードだ。ユイのピアノが静かに寄り添い、サビでシンセがふわっと広がる。

アオイはステージの縁に座り、客席を見つめる。

「この歌、みんなの心に届いてほしい…。」


「NectarVowの絆、めっちゃ心にくる!」

楽屋での不安を乗り越え、アオイは6人の絆を信じていた。

リンの優しい支え、ミヅキの元気、カノンとヒナの情熱、ユイの鍵盤。

それがアオイの力だった。

ステージが一気に熱くなる。カノンとヒナが中央で向き合い、ツインギターのバトルが始まった。

カノンが髪を振り乱し、笑顔で叫ぶ。

「ヒナ、負けないよ! 私のギター、燃えるから!」

ヒナがクールに微笑み、弦を鋭く弾く。

「カノン姉さん、私の音も聞いてて。」

カノンの速弾きが情熱の炎を放ち、ヒナのシャープなカッティングが風のように切り込む。

ユイのグリッチ鍵盤がスパイスを加え、ミヅキのドラムとリンのベースがグルーヴを加速。

ファンが「カノン! ヒナ!」とコールし、会場が揺れる。

ファンの声が響く。「ツインギターやばい!」「インディーズでこのクオリティ、NectarVow最高!」


NectarVowの魂ユイのゴスロリ鍵盤は、NectarVowの心そのもの。優しいピアノ、夢のようなシンセ、グリッチポップのキラキラしたエッジが溶け合う。

ユイの鍵盤がギターを煽り、サビでグリッチ音がキラッと爆発。「静かな約束」では、静かなピアノが会場を優しく包み、サビでシンセが広がる。ユイのソロパートでは、青いレーザーとスモークがステージを幻想的に彩る。ゴスロリドレスが光に揺れ、まるで妖精のよう。ファンが「ユイ! ユイ!」とコールし、Xで「#ユイの鍵盤」が日本トレンド3位に輝く。

「ユイの鍵盤、優しくて力強い!」「ゴスロリユイ、めっちゃ可愛いのにカッコいい!」ユイは鍵盤を叩きながら、そっと心で呟いた。


「みんなの想い、この音に乗せられたかな…?」 クライマックスと未来へアンコールで「君のままで」が響く。ユイの鍵盤がメロディを奏で、アオイの声が会場を包む。

「私たちの風、インディーズでもどこまでも届けるよ!」

6人がステージで手をつなぎ、2,700人のファンが「NectarVow!」と大合唱。アオイがマイクを握り、笑顔で叫んだ。

「Zepp Tokyo、ありがとう! インディーズのNectarVow、これからもっと大きな夢を掴むよ! 大阪、名古屋、福岡、札幌…そしてメジャー、待っててね!」


楽屋に戻った6人は、ぎゅっと抱き合った。

ミヅキが元気に笑う。

「Zepp、インディーズで埋めたよ! めっちゃ最高!」

リンが優しく微笑む。

「ファンの笑顔、ちゃんと届いたね。次も頑張ろう。」

ユイがゴスロリスカートを握り、そっと言う。

「私の鍵盤、みんなの心に風を届けられたかな…?」

アオイが目を輝かせ、拳を上げる。

「メジャーのステージへ、絶対行くよ!」

NectarVowの「Re:BIRTH Road」は、大阪、名古屋、福岡、札幌を巡り、次のステージであるメジャーを目指す。

彼女らの風は、インディーズの純粋な夢を乗せて、どこまでも広がっていく。



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