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パート1 - 頂点の炎、風を呼ぶ

2025年、日本のロックシーン。

PINK Sapphireはガールズバンドの頂点に君臨する絶対王者だ。

デビュー以来、「PSI LOVE YOU」「FromMeToYou」「ハッピーの条件」がJ-ROCKの金字塔となり、横浜アリーナ、日本武道館、海外フェスをソールドアウトさせる怪物バンド。

30代の貫禄と情熱を武器に、若者から同世代までを虜にする彼女たちのライブは「炎の儀式」と呼ばれ、Xで「#PINKSapphire」が常時トレンド入り。

SCANDALやSHANTIなど他のレジェンドバンドがシーンを彩る中、PINK Sapphireは一歩抜きん出た存在だ。

アヤの魂を焦がすボーカル、タカの切れ味鋭いギター、ミキの包容力ある重低音、ハルミの爆発的なドラム。4人の化学反応は、どんな会場も焼き尽くす。


だが、頂点に立つ彼女たちは新たな挑戦を求める。

アヤがXで呟いた「新しい風、待ってるよ」が話題になり、NectarVowのユイの鍵盤に目をつける。

彼女たちのアリーナツアー「Crimson Rebirth Tour」は、PINK Sapphireの威厳と進化を示す舞台。その第一歩に、ユイが選ばれた。


渋谷「StarVibe」でNectarVowのアルバム【Re:BIRTH】披露ライブが大成功を収めて2週間。

事務所にマネージャーの沙羅が飛び込む。

「PINK Sapphireからユイにオファーよ!『Crimson Rebirth Tour』のサポートキーボーディストに指名された!」

NectarVowのアオイ、カノン、ヒナ、リン、ミヅキ、ユイは衝撃で息を呑む。


アオイがマイクを握り、

「PINK Sapphire…!?

『PSI LOVE YOU』、ガキの頃から聴いてた!

ユイ、すごい!」


カノンがオレンジの髪をかき上げ、

「ユイ、PINK Sapphireだぞ!?でも、NectarVowのライブも大事だよな…?」


ヒナがギターを爪弾き、クールに言う。

「ユイ姉さんの鍵盤が頂点に届いたんだぁ」


リンがベースを肩に、

「ユイ、アヤやタカのステージ、怖えだろ?

でも、ユイの音ならいけるよ。」


ミヅキがスティックを振り、

「ユイがPINK Sapphireで暴れたら、俺らのステージもぶち上がるぜ!」


ユイはゴスロリ衣装の袖を握り、静かに呟く。

「PINK Sapphireの…あの炎に、私の鍵盤で立てるかな…」


沙羅が落ち着いた笑顔で言う。

「ツアーは来月から。東京、名古屋、大阪、福岡、ファイナルは横浜アリーナ。

ユイ、NectarVowと両立できる。決めるのはあなたよ。」


ユイが目を閉じ、深呼吸。拳を握る。


「挑戦する。私、PINK Sapphireの炎に風を起こしたい。NectarVowの誇りを胸に。」


6人が円陣を組み、アオイが叫ぶ。「ユイ、頂点に挑め!NectarVowはここで燃えてるぞ!」



横浜のスタジオ「Crimson Studio」で、PINK Sapphireがツアーリハーサルを準備中。

アリーナツアーのセットリストを練りながら、4人がユイの起用について語る。彼女たちの口調は、頂点に立つ者ならではの余裕と情熱に満ちている。


アヤがマイクスタンドを握り、微笑む。


「NectarVowのライブ、Xで見たわ。ユイの『静かな約束』、心に響いた。あの鍵盤、私たちの炎に新しい風を呼ぶよ。」


タカがギターをチューニングし、クールに言う。


「アヤ、ユイのシンセは悪くないわ。私のリフとどう絡むか、楽しみね。」


ミキがベースを弾きながら、優しく笑う。


「若いのにあの深み。ユイの音、私のベースともいい化学反応になりそうね、アヤ。」


ハルミがドラムスティックを回し、ニヤリ。


「ユイ、俺のビートにどこまでついてこれるかな?ハルミのドラム、負かしてごらんよ。」


アヤがスタジオの窓を見据え、静かに言う。


「PINK Sapphireは頂点だけど、進化は止まらない。ユイの鍵盤で、もっと高く燃えるわ。」


名古屋「FireVibe」でPINK Sapphireとユイの初リハーサル。

ユイはワンピースで現れ、緊張で鍵盤に触れる手が震える。アヤがステージに立ち、大人の余裕で手を差し出す。


「ユイ、ようこそ。私たちの『PSI LOVE YOU』、お前の鍵盤でどう鳴らす?」


ユイが頭を下げ、声を絞り出す。


「アヤさん…光栄です。タカさん、ミキさん、ハルミさん、よろしくお願いします!」


リハで「PSI LOVE YOU」を演奏。

ユイのシンセがZARD風のエモいメロディを織り交ぜ、アヤの魂を焦がすボーカルとタカの鋭いリフに溶け込む。タカがクールに言う。


「ユイ、いい音ね。もっと自分をぶつけてきな。私、リフで負けないわよ。」


ミキがベースの低音を響かせ、柔らかく微笑む。


「ユイの鍵盤、私のベースと合うわ。アヤの歌、もっと引き立ててみない?」


ハルミがドラムを叩き、笑う。


「ユイ、悪くないよ!私のビート、追い越してみな!」


アヤが歌いながらユイに視線を送り、ステージ上で言う。


「ユイの鍵盤、PINK Sapphireの炎に風を起こしてる。最高よ。」


ユイはゴスロリ衣装の裾を翻し、鍵盤を力強く叩く。NectarVowの魂が、PINK Sapphireの頂点の炎と共鳴する。


リハ終了後、ユイは楽屋で沙羅に電話。

「沙羅さん、アヤさんたちの音…すごい。でも、私、負けたくない。」沙羅が笑う。

「ユイ、あなたならPINK Sapphireの炎を越えられる。NectarVowの5人も待ってるよ。」Xでは「#PINKSapphireTour」「#ユイxPINKSapphire」が早くもバズり始める。


NectarVowの事務所では、アオイが拳を握る。「ユイ、PINK Sapphireの頂点にぶち当たれ!あなたならやれる!」


カノンが笑う。「ユイの鍵盤、NectarVowの誇りだ。私たちの音ももっと熱くするぞ!」


ヒナがクールに。「ユイ、次のあなたのリフ、楽しみにしてる。」


リンがニヤリ。「ユイ、アヤやタカと並んでも負けんなよ。私たちがついてる。」


ミヅキがスティックを振り。「ユイ、PINK Sapphireのビートぶち抜いて、NectarVowに持って帰ってこい!」


PINK Sapphireの「Crimson Rebirth Tour」は、ユイの鍵盤と共に新たな伝説を刻む第一歩を踏み出す。


挿絵(By みてみん)

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