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パート1 - 武者修行の第一歩

横須賀の薄暗いリハーサルスタジオに、チェーンのジャラジャラという音とハードロックの轟音が響く。

Unnamed Bandのステージ衣装、黒のレザーとシルバーのチェーンが、照明にキラキラと映える。中央でアイカがマイクを握り、獰猛なボーカルを叩きつける。

リナのギターが鋭く切り裂き、リンとミヅキのドラムとベースがビートを刻む。

そして、スタジオの奥で、ブラウンのロングヘアーを揺らし、キーボードを情熱的に操るミユ。

スレンダーな体にフィットしたレザージャケットと、目を引く抜群のスタイル。

彼女の指が鍵盤を踊るたび、ドラマチックなメロディがスタジオを包む。

観客がいないリハーサルなのに、ミユの美貌と音はまるでライブ本番の輝きだ。


「リン!ドラム、もっと魂ぶち込め!会場ぶっ壊すつもりで叩け!」

アイカが叫ぶ。NectarVowから来たリン、ドラムセットの後ろでスティックを握りしめ、汗を滲ませる。ゴスロリの繊細なリズムとは真逆のハードロックの重いビートに戸惑いつつ、アイカの眼光に気圧され、スネアを力強く叩く。

ズドン! 響く音に、リナが振り返り、

「リン、いいじゃん!その調子!」

とニヤリ。


ミヅキはベースを弾きながら、リナのギターに合わせ、骨太な低音を響かせる。

「ミヅキ、ベースでバンドの心臓握れよ!コーラスも忘れんな!」

アイカの声に、ミヅキは「任せな!」と笑う。弦を弾く手は震えていたが、リナの鋭いリフとミユの情熱的なキーボードに引っ張られ、初めてのコーラスに挑戦。

少し掠れた声が、意外にもハードロックの空気にハマる。


ミユがキーボードから手を離し、ブラウンの髪をサラリとかき上げる。

「ミヅキ、ベースもコーラスもイケるじゃん!これ、フェスでめっちゃ映えるよ!」

彼女の温厚な笑顔と、スタイルの良さが際立つ姿に、ミヅキは一瞬ドキッとする。

「ミユ、キーボードやばいね!まるで会場揺らしてるみたい!」

と返す。ミユは

「ふふ、ありがと!でもさ、リハ終わったら飲み行こうよ。ミズキのベース、下ネタ並みにパンチ効いてる話したい!」

とウィンク。

リンが

「ミユ、ほんと下ネタ好きだな!」

と笑い、スタジオが和む。




数日前、NectarVowのスタジオ


「リン姉さん、ミヅキ姉さん、Unnamed Bandでフェス出るんだ…寂しいよ…」

ヒナがアコースティックギターを抱え、渋谷のスタジオで呟く。

NectarVowは新アルバム「Rebirth」の制作に没頭中だが、リンとミヅキはインディーズデビューを目指し、Unnamed Bandでの武者修行を選んだ。


「ヒナ、泣くなよ!俺のドラム、めっちゃパワーアップして帰ってくるから!」

リンが豪快にヒナの頭をポンと叩く。

ミヅキも

「ヒナの新曲『Believe in Me』、絶対名曲になるよ。俺たちのベースとドラム、遠くから応援してるからな!」

と笑う。


カノンはギターをチューニングしながら、リナの声を思い出す。

昨夜の電話で、リナが

「カノン、フェス見に来てよ。Unnamed Band、マジで熱いから」

と囁いた。

「リナ、絶対いくよ」

と呟き、アルバムのメロディにハードロックのエッセンスを加える。

沙羅が腕を組み、

「フェスに出なくても、アルバムでNectarVowの魂見せるぞ、リンとミズキもがんばってるからな。」

と気合い。

奏がピアノでヒナの新曲にアレンジを加え、

「これ、絶対響くよ」

と微笑む。



Unnamed Bandのリハーサル後、ミユがキーボードを拭きながら、リンとミヅキに近づく。

「ねえ、二人とも、NectarVowのゴスロリな感じとハードロック、どっちが好き?」

ブラウンのロングヘアーが揺れ、彼女の美貌にスタジオの空気が一瞬止まる。

リンが

「うーん、NectarVowの繊細なビートも好きだけど、アイカの叫び声に合わせて叩くの、マジで燃える!」

と笑う。ミヅキは

「私はベースでガツンと響かせるの、Unnamed Bandでハマった!でも、ミユのキーボード、めっちゃ刺激になるよ」

と返す。


ミユは「ふふ、ありがと!でもさ、IronPulseのキーボード、ナオってやつ、結構ヤバいらしいよ。フェスで負けたくないね!」と目を輝かせる。彼女の温厚な声とは裏腹に、音楽への情熱が滲む。

実は、ミユにはフェス前に複数のバンドから引き抜きオファーが来ていた。IronPulseのタケルからも「ウチに来ねえ?キーボードで革命起こせるぜ」とDMが届いたが、ミユは即断。「私はアイカとリナとミユのUnnamed Bandが大好きだから。移籍?ありえない!」と笑顔で返した。


アイカがスタジオの隅で腕を組み、リンとミヅキに言う。

「お前ら、NectarVowの魂は分かった。けど、Unnamed Bandじゃハードロックの血を流せよ。『Break the Chains』で、IronPulseをぶっ潰す!」

リナがギターを片付けながら、

「アイカ、気合い入りすぎ!でも、ミユのキーボードとリンのドラム、ミヅキのベース、めっちゃハマってるよ。カノンもフェス見に来るかな…」

と呟く。ミユが

「リナ、カノンとのイチャイチャ、隠しきれねえよ!下ネタより熱いね!」

と茶化し、スタジオが爆笑に包まれる。


そこに、ライブハウスの後方で見ていた。ronPulseのリーダー、タケルが席を立ち近づく。

黒のレザージャケット、シルバーのチェーンがジャラリと鳴る。

「よお、Unnamed Band。Tokyo Rising 2025、準備できてる?

練習時間終了だ、変われ。」

タケルの挑発的な笑みに、アイカが一歩踏み出す。「タケル、そっちこそ覚悟しな。私たちのステージ、観客全部持ってくぞ!」


リンはタケルの後ろに立つリュウ(IronPulseのドラマー)を見て、スティックを握りしめる。

「あのツーバス、めっちゃ速え…でも、負けねえ!」と呟く。

ミヅキはソラ(IronPulseのベーシスト)と目が合い、ソラが

「いいグルーヴ持ってるな、フェスでベース勝負だ!」

とニヤリ。ミヅキは

「受けて立つよ!」

と笑う。ミユはナオ(IronPulseのキーボード)と視線を交わし、

「鍵盤でバチバチやり合おうぜ」

と心の中で闘志を燃やす。



**夜、ミヅキの電話**


リハーサル後、ミヅキはヒナに電話をかける。

「ヒナ、歌詞どう?悩んでる?」

ヒナの声は少し沈む。

「ミヅキ姉さん…まだうまく書けなくて。

ミズキ姉さんのベース、恋しいよ…」

ミヅキは笑って、

「ヒナ、お前の心をガツンとぶつけろ!」


同じ頃、リンは屋上でスティックを手にリズム練習。ミユが現れ、

「リン、ドラムいい感じ!IronPulseのリュウ、ツーバスやばいけど、絶対勝てるよ!」

と温厚に励ます。リンは

「ミユ、キーボードの情熱、マジでやばいね!フェス、Unnamed Bandでぶち上げるぜ!」

と拳を上げる。ミユは

「ふふ、ぶち上げたら、打ち上げで下ネタトークな!」

と笑い、夜の空気が和む。


-


フェス「Tokyo Rising 2025」まであと2週間


Unnamed Bandのリハーサルは熱を帯びる。

アイカのボーカルは獰猛さを増し、リナのギターは鋭く、ミユのキーボードは情熱的に響く。

リンとミヅキはハードロックの魂を吸収し、NectarVowの絆を胸に刻む。

Xではファンがざわつく。

「ミユのキーボードとルックス、最強すぎ!Unnamed Band、フェス制覇だろ! #TokyoRising2025」「リンのドラム、ミヅキのベース、NectarVowの魂感じる! #UnnamedBand」


IronPulseのタケルがXに投稿。「Unnamed Band、いいリズムだな。だが、IronPulseの『No Tomorrow』がフェスをぶち壊す!#IronPulse」

ミユがそれを見て、

「タケル、ナオ、準備しなよ。私の鍵盤、負けないから!」と呟く。

アイカがスタジオで叫ぶ。

「リン、ミヅキ、リナ、ミユ!『Break the Chains』でIronPulseをぶっ潰す!Tokyo Rising、私たちのステージだ!」

と激をいれた。

挿絵(By みてみん)

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