パート3:Unnamed Bandの「Break the Dawn」
横須賀のスタジオ。
Summer Rock Fest 2025が1週間後に迫る。
Unnamed Bandは新曲「Break the Dawn」を作り上げる。
レザーとチェーンのハードロックな空気がスタジオを満たす。アイカ、リナ、ミユ、サポートドラマー(A)、サポートベーシスト(X)が集まり、魂を込めてフェスに挑む。
リナがギターを手にコードを刻む。
心には「Revenge Night」のカノンが浮かぶ。
オレンジヘア、蜂モチーフのギター、ドキドキが胸を締め付ける。
「カノンは…私を受け入れてくれるかな?」
カノンのマイノリティを知らないリナは、女性である自分が受け入れられるか不安で、心が揺れる。
だが、その想いは誰にも気づかれず、ギターの音に隠す。
アイカがスタジオ中央でノートを広げる。
「みんな、『Break the Dawn』は私たちの魂そのもの!
フェスで観客の心、ぶち抜くよ!」
リナがクールに頷く。
「アイカ、歌詞いいね。
もっと攻撃的にいく?」
ミユがキーボードでメロディを試す。
「リナ、アイカ、このイントロ、
ハードロックのパンチ効いてる?」
サポートドラマー(A)がビートを刻む。
「リナのギター、めっちゃ熱い!
このリズム、フェスでぶちかますぜ!」
サポートベーシスト(X)が低音を響かせる。
「アイカのボーカル、
リナのソロ、最高だよ!」
試奏が始まる。リナのギターがハードロックの魂を叫び、ミユのキーボードが鋭いエッジを加える。ドラムとベースが重厚なグルーヴを刻む。アイカが仮歌を歌う。
「夜を切り裂く 光の刃
過去を壊して 新しい朝へ」
リナがソロを弾く。カノンの鋭いピッキングを思い出し、情熱を弦に込める。心のドキドキが音に滲むが、誰も気づかない。ミユがニヤッと笑う。
「リナ、今日のソロ、
なんかいつもより熱いね!」
リナが目を逸らす。
「ただ…魂込めただけ。」
アイカが笑う。
「リナ、いいよ!
その気合、フェスで炸裂だ!」
サポートドラマー(A)が叫ぶ。
「アイカ、リナ、
この曲、観客ぶっ飛ぶぜ!」
サポートベーシスト(X)が頷く。
「リナのソロ、
なんか特別な感じする!」
リナは小さく微笑むが、心の中ではカノンを想う。
「この音、カノンに届くかな…?」
スタジオのモニターに#SummerRockFestのX投稿が映る。
「Unnamed Bandの『Break the Dawn』、試聴ヤバい!」
「リナのソロ、心撃ち抜かれた!」
「アイカのボーカル、魂感じる!」
ファンの声に、リナは少し勇気づけられる。だが、カノンへの想いは秘密のまま。
試奏が終わり、メンバーが汗を拭う。アイカがみんなを見回す。
「フェスまであと少し。
私たちのハードロック、
絶対響かせるよ!」
ミユがウインク。
「アイカ、リナ、
私たちの音、最強だよ!」
リナが頷く。
「アイカ、ミユ、
私、魂ぶち込む。」
夜のスタジオの屋上。リナが一人、ギターを手にメロディを奏でる。
「カノン…私の音、
フェスで届くかな?」
女性同士の恋への葛藤が心を揺らす。
だが、弦を弾くたび、カノンとのテラスの夜が蘇る。
小さなメロディが夜空に響き、フェスへの決意を燃やす。




