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パート2 今さらリーダーがアオイ(笑)

バンドのスタジオ。

メンバーたちがソファに集まり、沙羅がタブレットを手に説明を始める。

「奏から提案があってね。

新しいメンバーを入れるって話。」

リン、ユイ、カノン、アオイ、ミヅキが一斉に顔を上げる。

「新メンバー?」

リンが身を乗り出す。

「誰? どんな子?」

沙羅がタブレットを操作し、奏が撮った動画を再生。

ストリートで弾き語る女子高生の姿が映し出される。 カノンが目を輝かせる。

「うわ、声きれい! ギターも優しい音だね。」

ユイが首をかしげる。

「でも、急に新メンバーって…

私たちの音、変わっちゃわない?」

アオイが冷静に口を挟む。

「いや、この子の音なら、補強になる。

特にツインギターの厚みが欲しいって、奏が言ってたし。」

ミヅキがにやりと笑う。

「ふーん、かわいい子じゃん。

でも、性格はどうなの? 合うかな?」

沙羅が動画を止める。

「だから、奏の提案は、誰かにスカウトに行ってほしいって。

この子を直接見て、話して、感じてほしいんだって。」

リンが立ち上がる。

「よし、じゃあ全員で行こう!」  ユイが慌てて手を振る。

「ちょっと、リン!

みんなで行ったら、びっくりしちゃうよ!」

カノンが笑う。

「確かに、6人ドカドカ行ったら逃げられそう。」

沙羅がアオイに目を向ける。

「リーダーが決めなよ、アオイ。」

アオイが一瞬考える。

「…私とカノンで行こう。

ギターの話なら、カノンが話弾ませてくれるし。」 カノンが拳を上げる。

「ナイス! 任せて!」

ミヅキがくすっと笑って、

「リーダーっていつからアオイ?

まぁ一番適任だからいいけどさ。

でもさ、まずは練習見に来てもらったら?

いきなり加入はハードル高いよ。」

アオイが頷く。

「それ、いいね。練習に誘ってみる。」


翌日。

アオイとカノンは、ストリートバンドが集まる駅裏へと向かった。



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