パート5 デビューの歓喜
フィンズベリー・パークのバックステージに位置するUnnamed Bandの楽屋。
フィナーレを終え、ステージを後にしたアイカ、リナ、ミユは、汗と興奮にまみれたまま楽屋に駆け込む。
ドアが閉まるや否や、3人は一斉に抱き合い、歓喜の叫びが部屋に響き渡る。
アイカが涙を拭いながら笑顔で叫ぶ。
「やった!
デビューだよ!
信じられない…!」
「みんなのおかげだよ!」
リナがギターをそっと置いて、目を輝かせて飛びつく。
「ステージの歓声、
まだ耳に残ってる!
夢みたいだ…」
「アイカ、ミユ、ありがとう!」
彼女の声は震え、青いネオンギターのストラップが肩に絡まるのも構わず、2人を強く抱きしめる。 ミユはキーボードケースに寄りかかり、頬を赤らめて呟く。
「4000万人が見てて、
150万人が叫んで…
私、幸せすぎる!」
「これが私たちのスタートだね!」
彼女の手が震え、キーボードの鍵盤を軽く叩いて喜びを表現する。
楽屋のモニターには、#UnnamedBandがトレンド1位を維持し、ファンからの「歴史的デビュー!」「涙が止まらない!」というコメントが流れ続ける。
アイカがソファに座り、汗だくの髪を整えながら笑う。
「東京の影からここまで、
反逆の魂が実ったよ。
リナのソロ、最高だった!」
「ミユのキーボードも、
心に響いたよ!」 リナが立ち上がり、興奮を抑えきれず部屋を歩き回る。
「アイカの声が、
観客を一つにした!
ミユ、月光の旋律、鳥肌だったよ!」
「これからも一緒に、
もっと高く飛ぼう!」
彼女の言葉に、ミユが頷いて目を潤ませる。 3人はテーブルに置かれた水を手に取り、グラスを合わせて乾杯。
アイカが宣言する。
「Rebellionの夜を、
私たちが変えた!
次はもっと大きなステージで!」
「約束だよ、二人!」
リナとミユが声を揃えて応える。
「約束!」
「愛してる、仲間!」
楽屋の外からはスタッフの拍手と「Well done!」の声が聞こえ、ドアが開くと花束を持ったマネージャーが入ってくる。
「150万人がスタンディングオベーション!
4000万の視聴者が絶賛してるよ!」
アイカが花束を受け取り、
「これ、
みんなへの愛の証だね。
デビューの喜び、忘れない!」
「これからも、走り続けよう!」
リナがギターを再び手に取り、軽くコードを弾きながら笑う。
「まだ興奮が冷めない…
次はDay 3のNectarVowを観て、
もっと学びたい!」
「ライバルだけど、仲間だよ!」
ミユがキーボードの電源を入れ、
「NectarVowのRise、
一緒に応援しようね。
私たちの喜びも分かち合える!」
「デビューの夜、最高!」
3人は再び抱き合い、涙と笑顔が交錯する。
楽屋の窓から見えるロンドンの夜景が、Unnamed Bandの新しい旅立ちを静かに祝福する。
この瞬間、彼女たちの絆とデビューの歓喜が、Rebellionの夜に永遠に刻まれた。




