表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

純文学&ヒューマンドラマの棚

サクラサク短編集 ─ 桜花爛漫物語 ─

桜花爛漫サクラサク下の物語。

満開の桜をテーマにした、色んな愛や恋の短編読みきり集です。


~*~*~*~*~*~*~*~*~

一片、『はじめましてより先にあいたくて。』

満開に咲き誇る桜並木を娘と2人で手を繋いで歩いているとふと、以前にもこんな桜咲く時期に、知らない少女と手を繋いでこの桜並木を歩いたことを思い出し────


ニ片、『名前も知らないあなたに恋をした。』

中学2年の春。満開に咲き乱れる桜並木を歩いていると、桜のくぼみに手紙が入っているのを見つけた少女。
その手紙の相手と文通をすることになり、いつしかその手紙の相手に、顔も知らないその人に恋心を抱き─────


三片、『桜舞い散る下で、桜の花弁に口づけを。』

小説家で私の初恋のお兄さんと満開に咲き乱れる桜並木を歩く。
今日、私の20才の誕生日にその彼と結婚するのだけど。
あんなに心待ちにしていた彼との結婚。だけど、何だか不安で…


四片、『いつかの君とならんで。』

着物を着た老人がひとり桜並木を歩く。
すると、突風で被っていたカンカン帽が飛ばされ、前を歩いていたさくら色の着物を着た女性の足下に落ちた。
振り返ると、その女性は狐の面を被っていて───


五片、『青年に恋した桜。』

「今日も君は綺麗だね」

貴方は今日も、私にそう言って微笑んでくれる。
桜の木の…私に────

人間に恋をした桜の木。
彼もまた、そんな桜の木に恋しているが────

~*~*~*~*~*~*~*~*~
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ