4位:ヴィンセント(ヴィンセント・コールフィールド)、最後の休暇の最後の日、マヨネーズぬきのサンドイッチ(J・D・サリンジャー)、小説
※この文章は、情弱さん(わたしの知人)が読めるかもしれない、情弱さんフレンドリーでお届けいたしますので、過度な説明が随所に見られるかもしれません。
ご了承ください。
※基本的に句点(。)をつけません。
※途中で書くのに疲れるかもしれないので、その際は察してください。
とりあえず名前がいいよね、ヴィンセント・コールフィールド
響きだけでインテリイケメンを彷彿とさせるよね
それはすばらしいことだよね
わたしのだいすきな作家さん、サリンジャー
たぶんその中でみんなが耳にしたことのある作品の題名は「ライ麦畑でつかまえて」だとおもうんだ
あの作品の主人公、ホールデン・コールフィールドのお兄さんがヴィンセントです
ライ麦にヴィンセントは出てきません
そしてヴィンセントが出てくる作品にホールデンも出てきません
個別のお話でそれぞれがばらばらに語られて、背後でお話のつながりがあるのが読みとれる、という感じの表現方法です
↓こちらでですね、わたしの作品傾向について論じてくれているのですが、
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https://ncode.syosetu.com/n2552fy/6/
小説の書き方を勉強していくエッセイ
2.基本プロットを学ぶ。
まとめ。『基本プロットのなろーからいず?いやそれだけじゃない』
作者:Yuji
>あくまで自分の印象なのですが、こういった物語にはサイドストーリーがあったり、登場人物が入り乱れたりして基本の三段プロットにはおさまらないドラマが繰り広げられます。
>例えるならフランスの作家バルザックの『人間喜劇』と呼ばれる世界観。それからロシアの作家ドストエフスキーの『ポリフォニー的手法』のよーなかんじでしょうか。
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と、恐れ多くもわたしの作品の書き方、というか書き癖?について述べてくださっていましてね
これについていろいろ考えてたんですが、ヴィンセント選んだときにわかった
おそらくわたしが今なろうで書いているのはサリンジャーの影響が色濃くあって、たぶんだけど、これまで意識しないまでもわたしはサリンジャーのまねっこをしようとしている
のが、ゆーじさんにとってはバルザックやドストエフスキーの手法のように感じられたのだろう
サリンジャーのグラス一家物語、そしてそれに代表されるその手法は、わたしの中でたぶんめちゃくちゃ大きい(内容の是非ではなく、個別に語られるそれぞれの家族成員、という形態と、それらのお話が「個」でありながらもひとつのピースであるというその状態)
シャファト家をかこうとしているのはきっとそれでだ
きっとわたしがかきたいのは幸せになったグラス一家であり、読めなかったグラス一家のつづきの物語だ
サリンジャーの中に存在していたけれどわたしたちが手にすることはできなかった、その部分を表現したいのだ
シャファト家はグラス一家に似ても似つかない
けれどきっとわたしがやりたいのは、存在したのに喪われてしまったピースをはめること
サリンジャー作品で埋められなかった空白を、どこか物悲しく感じられてしまうその部分を、埋めたいのだ
そしてひとつの完成の形をみたい
できるかどうかは別として
自己分析おわり
ヴィンセントだいすきなんですよ……あのお兄ちゃん気質……
あんなお兄ちゃんがほしい人生だった
そして構い倒されたかった
たった2.5作にしか出てこなかったのですよ……なんで0.5があるかって、そりゃ亡くなって名前だけしか出なかったからですよ!!!みなまでいわすなよ!!!(号泣)
サリンジャー語るならシーモアじゃないのかよ、てつっこみがきそうですね
はい、彼もすばらしい長子長男ですね
彼がお兄ちゃんでもわたしは幸せになれたでしょう、さらにバディがいたら最高です
フラニーになりたい人生だった、いや、バディからの手紙がほしいからゾーイーになる、わたしゾーイーになる!!!
でもね、違うんですよ、ヴィンセントはまた違うんですよ
彼は理想のお兄ちゃんであり理想の上司でもあるんですよ
シーモアみたいに不安定でもないし
なんかもう安心して甘えられる感があるじゃないですか
そんで甘やかしてくれそうでもあるじゃないですか
それはすばらしいことじゃないですか
全世界の長子長女は人生で何度叫ぶことか、「お兄ちゃんがほしい!!!」
ヴィンセントにはそれがつまっている、さいこうにすき
とまあいろいろ書いたけれど最後に昨今の翻訳についてひとこと物申すとするとだね
ーーマヨネーズは忘れたんじゃねえ、抜いたんだよ(迫真)(威圧)(立ち昇る怒気)
↓実在の人物じゃなかったらこのランキングに入っていたわたしの推しのゆーじさんの小説創作論です、ご一読あれ
https://ncode.syosetu.com/n2552fy/
小説の書き方を勉強していくエッセイ
作者:Yuji
……と書いたあとにおもったが、わたしはどうしてゆーじさんの実在を信じられるのだろうか
もしかしたら実在しないかもしれないじゃないか、いや実在しつつ実在しないかも(ry
↓この人もすごいんだ……
http://www.silverboy.com/silverboy/jds.htm
Silverboy Club
J.D.サリンジャー 全作品レビュー
あー、そういえばそんな話だったー、ていろいろおもいだせました