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災いの爪  作者: 豆粒
大陸騒乱編
25/75

21話 西側の海岸

5000PV達成!皆様いつもありがとうご去います!

これからも精進して行きます!おすし!


 三国が魔の大森林でぶつかろうとしたその時、強力な魔物達が現れ、三国の兵士達を蹂躙した。兵士達はすぐに対応した。しかし、その対応は自分達の知る魔物に対しての対応だった。キング達への対応は知らないのである。


 普通に生活していて、キングクラスの魔物に会う確率はかなり低い。魔物が出現する森やダンジョンの近くに家があるならば、話は別になってくるが、普通に生活していて、出会うのは、精々ハイクラスの魔物である。


 そのため、全員の兵士は、キングクラスがいるなどとは考えていなかったのである。ましてや、ユニークスキル持ちだということも、誰一人として考えていなかった。


 北に向かっていった魔族を追って、魔大陸へと向かったウルフ。そこで聞いたのは、魔王の復活。ウルフはまずは獣族の大陸。ビート大陸へと向かうことを決意する。


 魔大陸へと向かった時、魔族の女の船に乗っていった。帰りはマイワールド。だが今は、自分一人のため、他の大陸に渡る方法がない。そしてここは……ノイド大陸西側の海。


 そこには海の魔物がたくさん住んでいる。今回仲間にするのは、マーマンである。ここに来る途中のシュバルツ王国で情報収集をしてきた。


 情報収集によると、ノイド大陸西側の海で強いのはマーマン。マーマン単体は弱いが、複数になるとその真価を発揮する。ハイマーマンが生まれたことにより、個体数を増やし、ハイマーマンの指揮の下、勢力を伸ばしている。


 ウルフは魔力支配で自分の魔力を支配して威力を弱め、海に雷を流した。魚が浮いてくる。他は浮いてこない。威力を少しあげる。すると、不気味な生き物が飛び跳ねた。


「何をする人間!我々の縄張りを荒らすのなら容赦はせんぞ!」


 ウルフは笑いそうになってしまった。なんてことだ。こいつはホントに魔物なのか?だとしたらとんだお笑い草だ。


「俺が人間……か…だったらよかったな」


 そして発動するのは魔人威圧。威圧とはモノが違う。ハイマーマンは知っていた。ウルフキングの威圧を。彼はその威圧を恐れて東から西へ仲間たちと逃げてきたのだ。


 彼は今でもあの威圧を覚えている。故に、この威圧があの威圧を凌駕するモノだと気付いた。今相対しているのは、キングクラスなど羽虫に見えるほどの化け物だと知った。


「ハイマーマン、お前に名を与えよう。俺の仲間になれ」


 ハイマーマンは自分の耳を疑った。仲間に?自分が?このような強さの者の下につけるとは……なんと光栄なことか!!!


「喜んで」


 ニヤリ。ウルフは笑った。そして名を与える。魔法を使いこなし、頭の回る参謀になるような。そしてマーマンに語呂が似ている。そんな名前。光が包む。進化である。


『ステータス』

名前:マーリン・クロー

種族:マーマンキング

年齢:59歳

職業:---


Lv:1

生命力:150

魔力:600


物攻:75

物防:55

魔攻:300

魔防:250

知力:100

俊敏:60

器用:250

幸運:30


称号:賢き魔物、指揮官


ユニークスキル:魔法解析、カリスマ


ノーマルスキル:火魔法Lv1、思考加速Lv1、並列思考Lv1、魔力操作Lv1


エクストラスキル:魔力増加EX、魔法無効


『指揮官』

 指揮する者。カリスマを取得する。


『魔法解析』

 相手の魔法を解析し、自分も使えるようになる。


『カリスマ』

 指示が通りやすくなる。適切な指示を出せるようになる。


『魔力増加』

 魔力が増加する。


『魔法無効』

 魔法を無効にする。


 その後マーリンの配下のマーマン達もウルフと魂共有した。マーリン達をダンジョン(我が家)に送った後に気付いた。水魔法を駆使すれば余裕で着くと。


 因みに、マーマン達のための水の階層もダンジョンにつくってもらった。

うへー遅くなってしまった

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