表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
災いの爪  作者: 豆粒
町潜入編
16/75

14話 バーツ帝国首都


 バーツ帝国首都、ウルフは今度は鳥にはならずに人間の姿で、冒険者カードを使用して潜りこんだ。勇者達に見られてもいいようにステータスは隠蔽済みだ。

 町をしばらく歩いて道行く人の話に耳を傾けた。すると、勇者召喚はもう既に行われているらしい。勇者にも用があるが、他にもう一つウルフにはやらねばならないことがあった。

 日も暮れそうなので、ウルフは先に勇者に会うことにした。ネズミに変身して王城に忍び込む。たくさんの強い反応がある部屋に来てみた。


「あの王様達は俺らのことを奴隷にしようとしてたんだぞ!?」


「落ち着け、はやまるな。今はまだ様子を見るべきだ」


 何だか言い合いになってるみたいだぞ?あの二人は何者だ?


『ステータス』

名前:暁心太あかつきしんた

種族:人種人族

年齢:15歳

職業:神剣士


Lv:1/100

生命力:250

魔力:200


物攻:150

物防:150

魔攻:150

魔防:150

知力:150

俊敏:120

器用:70

幸運:150


称号:異世界転移者、勇者ブレイバー、選ばれし者、守護者、神に愛された者


ユニークスキル:異世界言語、鑑定LvMAX、勇気、愛、神剣召喚


ノーマルスキル:神剣技Lv1、四大属性魔法Lv1、光魔法Lv1、看破Lv1


エクストラスキル:超成長EX、守護霊気、神眼


『ステータス』

名前:中村慎吾なかむらしんご

種族:人種人族

年齢:15歳

職業:賢者


Lv:1/100

生命力:150

魔力:350


物攻:70

物防:75

魔攻:300

魔防:275

知力:300

俊敏:60

器用:150

幸運:100


称号:異世界転移者、賢人


ユニークスキル:異世界言語、鑑定LvMAX、節制、結界術


ノーマルスキル:回復魔法Lv1、補助魔法Lv1、四大属性魔法Lv1


エクストラスキル:超成長S


『守護者』

 守護する者。仲間を助ける時にステータスが二倍になる。


『神に愛された者』

 神に愛された者。神剣召喚と神眼を取得する。


『賢人』

 賢者に与えられる称号。知力があがる。


『勇気』

 仲間の勇気を奮い起こす。仲間と自分のステータスを二倍にあげる。


『愛』

 自分より他人のことを考えることができる。守護霊気と看破を取得する。


『神剣召喚』

 神剣を召喚する。召喚者のステータスにより、神剣の性能が変わる。


『節制』

 最善の策を考えることができる。知力が高いとたくさんの可能性を考えることができる。


『結界術』

 結界を張ることができる。種類は様々。


『神剣技』

 神剣を扱うことができるようになる。


『看破』

 嘘、罠など色々なことを見破ることができる。隠蔽や隠密のレベルがマックスだと、見破ることはできない。


『回復魔法』

 傷、体力、状態異常を回復できる。レベルがあがると精度があがる。


『補助魔法』

 仲間を補助する。レベルがあがると、効果もあがる。


『守護霊気』

 聖なる気で身を守る。他人や物にも使うことができる。


『神眼』

 神の眼。遠くを見ることができる。透視も可能。数秒先の未来も見ることができる。


 何だか喧嘩をしているぞ?帝国の奴らは王国の奴らと違って勇者達を奴隷に堕とそうとしたのか?あ!そうだそうだ。


『困っているならいい情報があるぞ?』


 その場の殆どの者が戸惑い、困惑するなか、心太と慎吾はすぐに動いた。


「そこか!?神剣召喚!」


「補助魔法。ブースト」


 心太が神剣召喚を発動。慎吾が補助魔法で援護。しかし、それでは終わらず、心太は神剣に守護霊気を纏わせた。そのまま天井へ一閃。

 ウルフは雷纏を纏い避けたが、足場が崩れる。落ちる瞬間に前世の姿に変身した。


「あぶないな!?俺じゃなかったらヤバかったかもよ!?」


「あん?俺らの高校の制服?でも知らねえやつだな?お前何者だ?」


「俺の名前は樋爪。お前らと同じクラスだった者だ」


 俺はその後、天空寺の時と同じ説明をし、質問をした。やはり、答えは似たようなものだった。それに加えて、残りの半分の生徒達は無事にシュバルツ王国にいると説明した。


「それじゃあ、暁、中村。魔の大森林中央のダンジョンで待ってるぞ」


 雷纏と隠密を使用し、部屋から出る。その後王城の宝物庫へと向かう。宝物庫の隅、誰も行かない、見もしない場所でマイワールドを発動。ネズミが通れるくらいの穴だ。ネズミに変身。入り込む。

 マイワールドの中に入ると白い空間が広がっていた。その中にウルフは星魔法で星を創り出す。星と言っても、学校が二、三個入る程度の小さな星だ。引力も作った。ウルフはそこで木魔法を使い、たくさんの木を生やした。

 水魔法で水場を作り、火魔法で温め、風呂を作った。最後に木魔法でベットを作りそこで寝た。


 次の日、目が覚めると、マイワールドから出て、王城を抜け、ギルドに向かった。二つ目のしなければいけない事をするためだ。情報収集。



 ウルフはダンジョンを強化しようと思っている。その他にも、家を建てたりしたいと思っている。そこで必要になってくるのは………ドワーフとエルフ。ドワーフに建ててもらい、エルフに魔法で強化してもらう。そのためにドワーフやエルフがどこにいるか聞き込むのだ。


 聞き込みの結界、ドワーフはシュバルツ王国の北に、エルフは魔の大森林の中に少数が暮らしているという情報を手に入れた。ウルフは首都を抜けると、雷纏を使用し、ドワーフの国へと飛び立った。

町潜入編―――完―――

最後ちょっと急いだ(てへっ☆)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ