表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
災いの爪  作者: 豆粒
町潜入編
12/75

10話 Bランク冒険者

祝1000PV!!

期待してお待ちしてくださっていた皆様!遅れて申し訳ございません!(期待してない)

私めは頑張らせて頂いたのですよ………

それでは本編をどうぞ!


 魔の大森林、中央。そこには、ダンジョンと呼ばれるものが存在する。一般的にダンジョンとは、宝が山のようにあり、出てくるモンスターは経験値が多い。階層主を倒すと、希にアイテムをドロップする時があり、どれもレア度が高い。

 この魔の大森林にあるダンジョンは、洞窟となっている。五十階まであり、十階毎に階層主。そして最後の五十階にはダンジョンマスターが君臨している。ダンジョンマスターを倒しても、ダンジョンは崩れたりはしない。ダンジョン核という物を破壊しない限りは問題ないのである。



 そこに今、一人の青年――――ウルフ・クローとその『愉快な仲間たち《モンスター達》』が挑もうとしていた。



 ――――魔の大森林のダンジョン――――

 名前はないこのダンジョンの一階層から十階層にいるのは………ゴブリンである。それを聞いたウルフは考えた。


「ルキ。配下の狼達に九階層まで攻略させろ。全員を満遍なく成長させるんだ。方法はすべてお前に任せる。階層主はルキが仕留めろ」


「御意」


 狼達は歓喜した。自分達の主の役に立てる。自分達の主の命を受けた。自分達の力を主に示すことができる。

 あるファイヤーウルフは前足で吹き飛ばしたゴブリンに火球を浴びせた。

 あるスノーウルフは前方に現れたゴブリンの群れに対して雪魔法を行使。ゴブリン達を物言わぬ像にした。

 あるウッドウルフは木魔法で手足を縛り付け、そのあとに風魔法でゴブリンを切り刻んだ。

 あるサンドウルフはゴブリンの足元の砂を操作。簡易的な蟻地獄を作り出し……ゴブリン達を生き埋めにした。



 ルキは…九回層を駆けていた。自身のユニークスキルである黒雷を周囲に撒き散らしながら。



 少し経ってから……ウルフは十階層へと辿り着いていた。そこには扉があった。質素だが恐れを抱いてしまうような扉が。


 ウルフが到着したのを確認すると……ルキは扉を開けた。するとそこには……


「んーー??なんだなんだ?強そうなモンスターと………ガキが一人?」


 ゴブリンキングの死体の前に立つ五人の人影があった。


「お!わかったぞーー?ガキがモンスターの餌になりそうなんだな?そうとわかりゃあこのBランク冒険者パーティ……紅蓮の白獅子が助けてやるとするか!みんな!行くぞ!」


 そう言った男は剣でルキに襲いかかった。ハルクに襲いかかったのは忍者風で二刀流の男。盾を持った大柄な男が魔法使い風の男二人を守るような布陣だ。


 ルキ、ハルク、ソウは瞬時に反応した。ウルフの名付けにより強化された者達にはそのような攻撃はもはや効かない。


 ルキは爪で剣による攻撃を弾いた。相手の男も後ろに弾かれた。当然ルキがその隙を逃すはずなどなく、前足に黒雷を纏わせ……男に叩きつけた。そして……炭だけがその場に残った。


 ハルクはまず二つの刀に美食化を使用。刀を骨付き肉に変えた。忍者風の男は突然武器が変化したことに困惑を隠せず……ハルクに頭を捕まれた。その後、地面に、壁に、また床に叩きつけられた。気が付いたらその人間だったものは豚の丸焼きに変わっていた。


 合掌。その後身を屈ませ、剣を抜き放つ。そして盾の男に斬りかかった。盾は上手く剣を受け止めたように見えた。しかし、次の瞬間に盾と男は半分に別れていた。


 それを見守ったあと、ウルフは自分の足裏から勢いよく発火。その力を使い魔法使い二人に迫った。一人は水魔法を。もう一人は風魔法を。ウルフは水魔法を雪魔法で術者達をごと凍らせた。風魔法には嵐魔法で押し返し、術者達をを細切れにした。


 完全勝利。誰もがそう思ったなか。ウルフは緊張をといていなかった。誰もいない方向に風魔法を使用。


「っぶねえ!幻惑魔法がバレちまうか〜。にしても少年?君は魔人かなんかかな?」


「我は魔物なり」


「ほ〜、なるほどな?だが君のその力は明らかにSランクの魔物の域を超えてんじゃねえのかな?」


「知らぬわ」


「まあ、いいや、Sランクの魔物を超えていようがステータスはどうせ二百にやっと届いたくらいだろ?ステータスが百あるやつが五人いれば倒せるな?」


「ステータスが二百に届くくらい…とな?」


 そう(かっこつけながら)呟き、彼は自分のステータスを確認した。


『ステータス』

名前:ウルフ・クロー

種族:コルンムーメ(希少種)

年齢:0歳

職業:---


Lv35/40

生命力:685

魔力:681


物攻:702

物防:680

魔攻:685

魔防:679

知力:150

俊敏:684

器用:293

幸運:100


称号:異世界転移者、異世界転生者、希少種、賢き魔物、幸運な男、希少種殺し、ゴブリンブレイカー、オークキラー、オーガキラー


ユニークスキル:異世界言語、鑑定LvMAX、隠蔽LvMAX、諍いの爪、黒雷、美食化、心剣


種族スキル:思念伝達、暴狼化、千匹狼サウザンドウルフ


ノーマルスキル:嗅覚強化LvMAX、聴覚強化LvMAX、味覚強化Lv3、視覚強化Lv3、隠密LvMAX、超速思考Lv2、並列思考Lv5、気配感知Lv2、魔力感知Lv2、火魔法Lv8、水魔法Lv6、嵐魔法Lv4、雪魔法Lv3、砂魔法Lv2、雷魔法Lv2、身体強化魔法Lv3、威圧Lv5、魂共有、魔力操作Lv5


エクストラスキル:熱変動耐性、ゴブリン特効EX、オーク特効C、オーガ特効C、痛覚遮断、衝撃吸収、心眼


 心剣を発動。リーダー各の男以外の首を斬り落とす。手に黒雷を纏わせ……諍いの爪を発動した。消し炭が残った。


『変身を取得しました』

『種族進化が行えます』

戦闘シーンが分かりにくい。゜(゜^ω^゜)゜。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ