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第14話 咲き乱れる花々

[ ]は通信機を通した台詞です。

 〜アルギネア領 シミット 鉱山基地〜


「グシオス軍の戦力は把握出来たか?」

 無精髭を生やした指揮官は、部下に尋ねる。

「はい。観測隊からの通信によると、大型陸艦バフォメットが三隻を確認したとの事です」

「……悔しいが、シミットを墜とすには十分すぎるくらいだな。グリフォビュートは?」

 すると今度は、別の場所で声が上がる。

「現在、この基地へ向かっています。到着までおよそ一時間程と思われます」


 指揮官は複雑そうな表情を浮かべる。

 本部からの情報が確かなら、増援はその特務小隊のみ。多少マシになった防衛隊くらいしかいないシミットの兵力と合わせた所で、たかが知れている。

「負け戦、かな」

「腐らないで下さいよ。僕の同僚が言ってました。『死ぬ時はグシオスの兵器を二、三機道連れにする』、とね」

「……ふっ、そうだな。まだ負けた気になるのは早すぎるか」

 弱腰だった自分に呆れつつも、指揮官は自身の頬を叩いて気合いを入れた。

 自分にも、守るべきものの為に戦う誇りはある。

「始めよう、”守る戦い”を」



 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


 一方グシオス軍陸艦、バフォメットのうちの一隻に、ハリッドの姿があった。

 艦長席に座しているのは、ゲハルン大佐。しかし他の艦隊が発進コールを行う中、この一番艦は慌しい様子がない。

「本国はまだ、あの機動兵器を諦めてなかったんだなぁ」

 ゲハルンの愚痴にも近い発言を聞くと、機械的にハリッドは応答する。

「仕方がありますまい。データだけではどうにもならない事もあるのですから。我々の任務は、あの機動兵器の鹵獲ーー」

「それまで後方で待機だろう。ブリーフィングで耳が腐るほど聴いたわ」

「これは失礼致しました」

 ゲハルンはフンッ、と鼻を鳴らす。

 よりによって、こんないけ好かない若僧との任務だ。すこぶる機嫌が悪い。

「それにしても、だ。今回は君の屍龍隊(おきにいり)は参加しないのかね?」

 わざわざ嫌味臭い言い方をしてみる。しかし、ハリッドの態度にそれを気にした様子はない。

 むしろ、気味の悪い笑顔を浮かべて見せた。

「はい。ただ、隊長のアレン大尉一人が参加します。他のメンバーは不満気でしたが」

「……何が可笑しいんだ。不快なニヤけ顔を晒して」

「あぁ、はい。私事なのですが……」

 ハリッドは表情を崩さず放った言葉に、艦内に緊張が走った。


「今日は私とアレン大尉にとって大切な日でしてね。なので、彼を死なせる様な作戦は考えておりません。ご了承を」

 その一言は、こうとも受け取れた。


 アレン以外は、死んでも構わないと。





 新型機のコクピットの匂いにはまだ慣れない。

 アレンはかつての愛機を思い出す。決して高性能ではなかったが、あの操縦桿が一番手に馴染んでいた。

「大尉! どうです、専用機の乗り心地は?」

「……悪くない」

 心底楽しみに尋ねて来る整備兵に、素っ気ない世辞を送る。


 このヴァルダガノンは、先の戦いで傷ついた機体を修理ではなく、改修した機体。

 対機動兵器刀「Z.K」二振りが主兵装なのは変わらないが、手甲にはナイフを改造したクローユニット、後腰部には打突サブアームが二本追加されている。


「両肩のブースターは外しましたが、その分の出力を本体に回しました。機体の馬力は上がりましたし、元より機動性が良いからです。これならグリフィアなんかーー」

「機体自慢は要らない」

 アレンは饒舌な整備兵の話を遮る。


「これが使えるかどうかは俺が決める事だ」

 その一言が、アレンの言いたい事の全てを含んでいた。



 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


 時は来た。


 ビャクヤはゼロエンドのコクピットの中で、それを感じ取る。これは自身の勘なのか、それともアリアのかは分からない。

 しかし、それは的中した。


「え〜、諸君。マックスだ。本艦はこれより戦闘区域に突入する。既にシミットの防衛部隊がグシオス軍と交戦している。五分後、各機動兵器の発進シークエンスを開始する。尚、今回ウェルゼ隊長はグリフォビュートから指示を出す。健闘を祈るよ」


 マックスの伝達が終わると共に、ゼロエンドのシステムが立ち上がる。


 実際に見たのは初めてだ。

 グリフィアのシステムが簡素に見えるほど、複雑な文字の羅列が流れる。

 そして、大きく浮かび上がる文字。


 〈EAー0001 SYSTEM COMPLETE〉


 [聴こえる?]

 突然、目の前にディスプレイが浮かび上がる。そこにはエルシディアの姿があった。

「うわぁ!? びっくりした……」

 [何が?]

「い、いや、急にディスプレイが浮かんできてさ」

 [へぇ、そっち(・・・)にはそう見えてるのね]

 エルシディアは大して驚いた様子も無くそう言った。

「ところでさ……」

 ビャクヤはエルシディアを見て、目を右往左往させながら質問した。

「何で、パイロットスーツが違うの?」


 エルシディアが着ているスーツは、しっかり身体にフィットしたタイプのよく見る正規戦闘用スーツ。

 対してビャクヤのスーツは、所々に甲冑の様な防具が付いており、ご丁寧にフルフェイスヘルメット付きだ。

 [それはーー]


 [それはアクトニウム何ちゃらの影響を軽減するためよ、ビャクヤ君!]


 何やら聞き覚えのない話し方で、聞き覚えのある声が響く。

 かと思うと、割って入ったディスプレイに映し出されていたのはエレナだった。

「エ、エレナさん!?」

 [何を驚いてるんだい、ビャクヤ君! 緊張してるのかな〜? ハハハッ!]

「いやだって話し方……目だって開いてるし……」

 すると高笑いを続けるエレナの右端に、ちょこんとエリスの姿が映し出される。申し訳なさそうに俯いていた。

 [す、すみません……。お姉ちゃん、戦闘の時いつもこうで……]

「そ、そうなんだ……。てことは二人も?」

 [その通り! いやあでも、これも胸の辺りキツイの変わらないねぇ、ティノン?]


 [……いい加減にしろよお前達]

 ティノンの声は音声のみだったが、十分殺気が漏れていた。

 一瞬ビャクヤは胸の事を怒ったのかと思ったが、エルシディアの発言から気付いた。


 [ティノン、私情は捨てて。良い?]

 [……あぁ、分かってる。けどEA(これ)なら奴らを……]

 今のティノンの表情は容易に想像出来た。

 あの真面目で、気高いそれではなく。

 殺意に狂う、凶獣のそれだ。



 [戦闘区域に突入しました。各員、発進シークエンスを開始します]

 リンのアナウンスが入ると同時に、それぞれの機動兵器がカタパルトへ接続される。

 [各機動兵器、カタパルト接続完了。カタパルト、電圧最大。各モジュール、機動兵器共に異常無し。発進タイミング、パイロットへ譲渡します]



 目の前に、〈STANBY〉の文字が浮上。




「了解! ティノン・ハスト、エグゼディエル、出撃するぞ!!」


「了解! エレナ・アリアード、エリス・アリアード、インプレナブル、出ます!!」


「了解。エルシディア・ゼイト、グリフィアBM、行きます」



「ふぅ……。ソウレン・ビャクヤ、ゼロエンド…………行きます!!」


 カタパルトが高速でスライド、スパークを散らしながら加速し、射出。

 戦場に、戦士達を送り込んだ。



 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


 戦況は芳しくなかった。

 グシオス軍の猛攻にシミットの防衛部隊は徐々に押され、前線は鉱山の目前まで下がっていた。


「怯むな! 撃ち続けるんだぁ!!」

 グリフィアのパイロットの一人が声高く叫ぶ。

 各々、マシンガンや大型滑空砲を用いて迎撃するが、ジェイガノンの頑強な装甲は簡単にそれらを通さない。

 あちらは母艦が放つ援護射撃を背に、両腕の機関砲やガトリングガンを掃射。前進を止めない。


「く、っそがあああああああ!!!」

 一機のグリフィア全推力を持って突撃。ジェイガノンの一機に組み付いた。見るとその機体は、炎を噴き出している。

「こうなったらテメエだけでも!!」

「こ、こいつ……自爆するーー」

 ジェイガノンのパイロットが言葉を発し終わる前に、グリフィアは内部から爆裂。燃料と予備弾倉に引火し、ジェイガノンのそれをも巻き込んだ大爆発を引き起こした。


「マイケル……。 チクショォォォ!!」

 敵と共に散った友の名を呼ぶと、男はマシンガンの銃身が焼けるのも構わず撃ち続けた。

 迫り来るジェイガノンはビクともしない。

 それでも、撃つのを止めない。


 既に、弾切れになっているのも知らずに。


「お前等なんか……お前等なんかオマエラナンカ……」

 ライフルでコクピットを撃ち抜かれ、パイロットが絶命して尚、グリフィアはマシンガンの引き金を引き続けていた。


「ハァ、ハァ、ハァ……。グヒッ、このゴミ屑が、ジェイガノンに勝てるわけが……」

 直後、機体に迫る危機を知らせるアラート音が鳴り響く。

「ど、どこだ!?どこかーー」


 ギシャァァァァ


 悲鳴をあげたのはパイロットではなく、彼の乗っていたジェイガノン。

 その頑丈な装甲がグシャグシャにひしゃげ、醜い姿になったのも束の間。一瞬でそれは美しい火薬の花と化した。


「第一射、命中!」

 遥か彼方で、アリアード姉妹の乗るインプレナブルの両肩部150㎜砲が煙を吐いていた。

 今のインプレナブルは、上半身と両腕をキャタピラユニットへ格納している状態。それは正に、二門の砲塔を持った巨大な戦車そのものだった。


 敵に見事命中させたエリスの表情は、悲しげなものだった。

「ごめんなさい……もっと早く撃てたら」

「止めなさい」

 エレナは彼女の懺悔を遮った。

「今は、敵にも味方にも同情したらダメ。それは冒涜になるから」

「……分かった」

「よし!」

 エレナははにかむと、モニターへと視線を戻す。


 すると、ロックオンを告げる警告音。バフォメットの主砲が、こちらを捉えていた。


「エリス! ポイントを移動するわ、移動途中に敵艦に砲撃して!!」

「了解!」

 エレナがアクセルを踏み込むと、インプレナブルのキャタピラユニットがフル回転。土煙を巻き上げて後退し、艦砲射撃を回避する。

 直後、今度は前方へ走行。鉱山地帯の悪路にキャタピラが食らいつくように踏み超える。機体が傾く程の斜度の坂を難なく突破。

「対艦徹甲弾、装填完了。目標、敵大型陸艦…………、ファイア!!」

 エリスの叫びと同時に再び150㎜砲が回頭、火を吹く。

 機体が反動で傾くが、エレナはドリフトで無理矢理立て直した。


 放たれた徹甲弾は、バフォメットの主砲に直撃。着弾のインパクトと共に、巨大な穴が口を開けた。

「ば、馬鹿な!?」

 随伴していたジェイガノンの一機から悲鳴に似た声。

 先程の砲撃により、バフォメットは主砲が使用不可に陥る。

 しかし、さしもの敵も気づいた様だ。。


 [こちら遊撃隊。山の中腹に敵機発見!]

 [何だありゃあ!? でっけぇ戦車じゃねえか!]

「こちら護衛部隊、今はバフォメットの援護は不可能だ。そっちで対処を頼む]


 インプレナブルに接近する敵を、エレナは察知していた。

 敵の数は三機、いずれも武装はマシンガンのみだった。


「やっぱり接近して来るか……。エリス、変形するわ! モードを切り替えて!」

「うん!!」

 エレナがパネルを弾いた瞬間、インプレナブルに変化が訪れる。

 上半身が持ち上がり、格納されていた両腕が展開。頭部のツインアイが、翠色に輝いた。


 [こ、こいつ変形しやがった!]

 [怯むな! 所詮、遠距離武装しかない。ここまで接近したら唯の案山子だ!!]

 グシオスのパイロット達は尚もインプレナブルへ肉薄する。


 しかし彼らは既に、射程内に入ってしまっていた。


 持ち上げられたインプレナブルの右腕ーー六砲門ガトリングガンの武器腕が、銃身の高速回転と共に銃弾を大量に吐き出した。

 それは重装甲のジェイガノンを簡単に蜂の巣にし、それどころか腕、頭部、脚すら吹き飛ばす程の勢い。

 [な、何だと……!?]

 [聞いてねぇ……聞いてねぇよぉ!!]

 残った二機は今になって自分達の考えが愚策だった事を思い知る。

 グリフィアの装甲を貫くマシンガンですら、目の前の人型戦車には全く傷を付けられない。

 そしてインプレナブルは左腕の四連装ロケットランチャー、バックパックサイドのミサイルランチャーのハッチを展開。

 間も無く発射されたミサイルの豪雨は、ジェイガノンを焼けた鉄の塊へ変貌させた。


「流石、私の自慢の妹」

「流石、私の自慢のお姉ちゃん」

 完璧にユニゾンしたその意思が、インプレナブルという名の怪物を象徴していた。



 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「な、何て事だ……」

 先程、一隻のバフォメットが行動不能にされたとの一報を受け、二番艦の艦長は焦りを隠せずにいた。

 アルギネアを一方的に蹂躙し、シミットを手中に収める。それが、皆が思い描いていたシナリオの筈だった。

「ええい!! こちらの部隊に連絡を取れ、三番艦の援護をーー」

「艦長、第二部隊から通信が!」

 艦長の指示を遮った兵士の顔は、訳が分からないと言った表情だった。

「た、たった一機の戦闘機が……、第一部隊を壊滅させたと……」




 [クソォ、クソォ!! 何なんだよ、何なんだよアレは!!]

 叫ぶ事しか出来なかった。

 彼らは一方的に破壊する快楽を知ってはいた。

 だが、一方的に駆逐される恐怖を知らなかった。

「………………」

 彼女の顔は、苦痛と愉悦で歪んでいた。


 ただ一つ言える、確かな事は……

「この機体は……、私について来れる!」

 空を縦横無尽に舞う、エグゼディエルの力に取り憑かれている事だけだった。


 地に足を付け、ガムシャラに撃ち続けるジェイガノンの弾丸はエグゼディエルに届かない。

 そしてエグゼディエルから、ミサイルが地上へ向けて発射された。

 まるで意思を持っている様に弾幕を潜り抜け、蜂の群れの様に襲いかかる。

 なす術なく、ジェイガノンはその身を崩壊させる。


「チイッ! ライトニングホークを出せ!」

 すると、バフォメットから戦闘機が射出される。

 ライトニングホークはグシオスが有する無人戦闘機で、細やかな挙動は出来ないが、機動性も高く量産しやすい機体。

 それらはエグゼディエルを取り囲む様に編隊を組む。


 AIの思考にしては悪くない戦法だと、ティノンは内心思った。

 エグゼディエルは何分他の戦闘機より巨大で、小回りが利きにくい。この編隊ならば、例え無人機だろうと大抵の敵を墜とせる。



「こいつが、唯の戦闘機(・・・・・)ならな」


 突如、エグゼディエルの後部ブースターが伸張。更に畳まれていた両腕が姿を現し、機体の主翼部が背部へスライド。

 戦闘機から一転し、蒼いモノアイを持った人型へ変形したのだ。


 腰のラッチから二丁のサブマシンガンをドローし、横に薙ぐように掃射。

 周りのライトニングホークを撃墜せしめた。


「あ、ありえん……、どういう事だ……?」

 艦長は指示を出す事すら出来ず、呆然としていた。

 アルギネアがあんな機動兵器を作るなど、あり得ない。

 夢でも見ているのか。

 そうであって欲しいだけか。


「…………そろそろ片付ける」

 ティノンがパネルを操作すると、〈HOVER MODE〉の文字が出現。

 その瞬間、エグゼディエルのバックパック、腰部、両脚のスラスターが蒼炎を吐き、機体を宙に留める。

 左の主翼に取り付けられたライフルを掴むと、バレル部が二倍近くに伸びた。

 バックパックと有線接続されたライフルは、エネルギーチャージを開始。


「や、やらせるな! 対空砲火を……」

 艦長が我に返った時には、遅かった。

 エグゼディエルのライフルのバレルからは、行き場を失った電撃が迸っていた。



「………………消えろ」

 冷酷な一言と共に、最大出力の電磁加速砲(レールガン)が発射。

 眩い電光と共に放たれた弾丸はバフォメット二番艦の艦橋を無慈悲に薙ぎ払った。



 ライフルは禍根を残す様に、尚も電光を散らす。



「まだ……まだ、足りない。足りない……!こんな物じゃない!!」

 緋色のEAは次なる獲物を求めて飛翔した。

 満たされぬ復讐心にその身を焦がして。




 続く

ウェルゼ「え? 俺の出番は?」


というわけで、第14話でした。

今回のお話は、新機体の二機が大暴れする回でした。ビャクヤ君の初陣は次回です。

いやあ好きに暴れましたねぇ、インプレナブルとエグゼディエル。

…………僕はこう考えています。 大きな力は無限に使えないし、リスクだって伴う物だと。その辺りも次回触れていきます。


それでは皆さん、ありがとうございました!

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