用語集(随時更新)
この小説中に登場した専門用語を解説します。
・帝歴
この世界の暦。二つの帝国が国政 を占める世となったため、二十世紀初期に西暦から変更された。
・アクトニウム
突如として地球に現れた、水晶体のような群青色の金属。単体ではかなり脆いが、他の物質と結合することで超硬質化する。また、高熱を加えると半永久的にその状態を維持する。
また、分解して粒子となったアクトニウムは一定以上の濃度で生物の細胞を破壊(正確には異常活性による崩壊)し、死に至らしめる。
・機動兵器
一般に二足歩行兵器のことを指す。戦車や戦闘機に代わり、前線で活躍している。高度な姿勢バランサーが難解と言われた二足歩行を実現しており、砂漠や雪原といった局地でも活動できる。
・アクトニウムハザード
二十世紀初期に起こった、アクトニウムが大量発生した災害。多くの人々の生命と、生活圏を奪った。
・陸艦
名の通り、陸を走破する戦艦のこと。しかし、種類によっては水上を走行することも可能。
・EA エヴォルヴ・アーマー
物語の鍵となる、人型機動兵器。
大きさなどは他の機動兵器とあまり変わらないが、人間に限りなく近い運動能力、グリフィアやジェイガノンの数倍の機体出力、陸艦の機銃までなら耐えられる装甲など、スペックにおいてはどの機動兵器にも勝る。
機体の構造はかなり変わっており、人体骨格によく似たフレーム、筋肉のようにフレームに絡みついたカーボン製人工筋肉、その上から装甲を纏うというものになっている。
現在アルギネアは鹵獲したEAのプロトタイプ、ゼロエンドのデータを解析し、試験機体の開発に着手しようとしている。なお、設計図自体は完成している模様。
・アクトニウムコア
「最も永久機関に近いエネルギー機関」と言われているもの。
原理は以下の通りである↓
1.アクトニウムの結晶に、外部から超高熱
(約1500〜2000℃)を加える。
2.アクトニウムが熱を吸収し、延々とエネルギーを増幅させる。
3.そのままにするといずれ制御不可能になるまで増幅されるため、メビニウムと呼ばれる特殊な鉱物を用いて強制排熱して停止する。
この開発計画は2051年に凍結されたため、現在(2065年)では1時間が限界稼働時間であるとされている。
・ライティウム
アクトニウムハザード以降に発見された金属元素。単体では一番軽い金属で、酸化しやすい性質がある。
・フェザーメタル
機動兵器の機動性を極限まで高めるために、アルギネアが開発した特殊合金。
原料はライティウム、アルミニウムをベースにしており、装甲材の中では最も軽いが、強度が他の金属の中でも弱い点がある。
・メビニウム
アクトニウムハザード以降に発見された金属元素。一定の温度下におかれると急速に酸化。その際に大きな吸熱反応を示す。
この性質を利用し、アクトニウムコアの停止にも利用されている。