夕暮れは他責とモラトリアム
笑えること。
笑えないこと。
憎いこと。
許せること。
愛しいこと。
興味のないこと。
切望と、絶望。
自分の人生だけど誰もが言うのだろう。
『あなたのせいなのよ』って。
そしてあたしは思う。
言える世の中があるうちが、花だと。
他人の責任だらけの世界で、
他人も世界もなかったら、
あたしたちは神にでもすがるのだろうか。
このまま腐っていくのは耐えられない。
立ち上がれ。
もうあの頃のようにきみたちを愛せないけど。
さよならだけが、人生ならば。
あたしもきみも来るその朝焼けを、
ごまかしては死ねないんだから。