銀行口座
「では。こちらをお書き下さい」
私が渡されてたのは、銀行口座開設の申請書だ。
大学1年生になった私は、親からの承諾書をもって銀行に口座開設をしに来た。
バイトの給料や交通費は、全部ここから出すことになる。
申請書にいろいろと書きながら、学生証と自動二輪運転免許、それと実印をカバンから取り出す。
窓口の人といろいろと話しながら、次々と書類を受理してもらう。
それから、最初に預け入れる1000円を渡し、処理をしてもらうと、口座開設は完了した。
最後にキャッシュカードと通帳をもらうと、私の人生初めての銀行口座が出来上がった。