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あの時君に好きと言えたなら

作者: 鉄モップ

その招待状が届いたのは、四月の終わりだった。


薄くきんの金の箔押しがされた封筒。開けるまでもなく、何かを告げられるている気配がした。

差出人の

名前を見た瞬間、心臓が強く一度飛び跳ねた。


竹内透子 結婚式のご案内

綺麗な字だった。印刷ではなく、本人の手書きの追伸も添えられていた。


「片瀬くん、お元気ですか?

 昔お世話になったお礼をちゃんと言いたくて、招待させてもらいました。

 よかったら、きてください」


よかったら、の一言が重かった。

すぐに返事を書くことができず、封筒を机に戻した。

部屋のシーリングライトが、紙の端を白く照らしている。


透子が有名女優になっていくのを、俺はずっとテレビ越しに見てきた。

映画のレッドカーペット。雑誌のグラビア。トークの番組の無邪気な笑顔。


それでも、俺の記憶の中の彼女は、大学の部屋でジャージ姿で笑っていた

“あの頃“のままだ。




「……監督さん、まだ起きてるんですか?」


唐突に、あの声が脳裏に蘇った。

深夜の部屋。脚本がまとまらず、モニターを睨み続けていたあの夜。

彼女はコンビニ帰りにホットレモンを差し入れしてくれたっけ。


「ほんとは休んでほしいんですけど。……でも、頑張っている姿、好きですよ・・・」


その時、ちゃんと聞き取れていたのか、曖昧だった。

でも今思えば、あれが“気持ち“の片鱗だったのかもしれない。


けれど、俺はそれを受け止める事ができなかった。

“監督と女優“

そんな距離を自分で作っていて、彼女の気持ちなんて想像しないようにしていた。

俺なんかが、彼女と並べるわけがないと思っていた。

そのまま卒業し、業界に入り、時折テレビで彼女を見るたびに、心をどこかに置き去りにしたまま働いてきた。


だからーーー今さら、効果なんて、していい立場じゃない

でも、なのに。


「あの時、好きだって言えていたら。

 何か、変わっていたのかな……」


気づくと、封筒を握りしめ、手に力が入っていた。

そして次の瞬間、視界が白く弾けるように変わった。

ーーー景色が、揺れた。





埃の匂い。蛍光灯のチカチカ。

頭の下には、ガムテープで修繕されたソファ。

ゆっくり身体を起こすと俺は、見慣れたはずの光景に、息を呑んだ。


「片瀬くん?」

その声に、反射的に振り返った。


ーーー佐伯透子が、そこにいた。

だけど彼女は、記憶よりも少し若く、髪も短い。

着慣れたジャージに身を包み、手には台本を抱えていた。


「おはよう。……って、どうしたの?ぼんやりして」

心臓が跳ねる。

ここは、大学の映画研究会の部室。

彼女は、大学時代の透子。……ということはーーー


「……嘘、だろ」

俺はタイムリープしていた。

あの時言えなかった想いに、もう一度だけ、向き合えるチャンスが与えられたのだ。



“彼女の気持ちを知りたい“わけじゃない。

自分の気持ちに、後悔しないよう行動するようにーーー

そう、心に決めた。


夕方、窓の外には茜色の光が差し込んでいた。

大学の映画研究会の部室は、相変わらず古びていて、天井の蛍光灯はところどころちらついている。


「はい、これ。……片瀬くん、起きてる?」

透子が、俺の前に缶コーヒーを差し出した。

それを受け取りながら、ほんの一瞬、目を伏せた。

この距離感。この柔らかい空気。

全部、何年も前に置いてきたはずのものだ。

俺は本当に戻ってきてしまったらしい。



「…..ありがとう」

「ううん。寝てるのかと思っただけだし」

彼女はそう言って、机の角に腰を預けた。

開きっぱなしの脚本が、机の上で風にふわりと揺れた。

「それにしても、変だね。今日は、ずっと黙ってる」

透子はそう言って俺を見つめる。

けれど、そこには責めるような色はない。

ただ、不思議そうに首をかしげているだけだった。


「……佐伯」

「ん?」

「…..いや、なんでもない」

言いかけてやめた。

どう言えばいい?「未来から来ました」なんて言って、信じてもらえるはずがない。

それに、今ここにいる彼女が、本当に“過去の彼女“なのかも、まだ確信が持てない。

俺の知っている透子は、確かーーー俺のことを“監督さん“って呼んでいたはずだ。


でも今は“片瀬くん“。

その呼び方が、どうにも耳に馴染まなかった。


「なんか、雰囲気変わったよね。……片瀬くん」

名前を呼ばれて、少しだけ胸が痛んだ。

彼女の目には、俺がどう映っているのか。

何もかも初めてのようで、でも、時々ふと、懐かしさを滲ませるような笑顔を見せる。


それが偶然なのか、それともーーーー








その夜、部室を出た後も、俺はしばらく構内を歩いていた。

大学時代、透子と交わした会話のひとつひとつが、まるでフィルムのように頭を流れていく。


でも、あの頃の俺は、彼女の言葉を受け止められなかった。

“好き“の気配なんて、考えないようにしていた。

自分には、彼女を好きになる資格なんてないと思ってたから。


けれど、今は違う。

今度こそ、自分の気持ちを誤魔化さずに、ちゃんと向き合うために戻ってきたんだ。

彼女の気持ちを知りたいとか、答えが欲しいとか、そういうことじゃない。

この時間を、今度こそ、自分が後悔しないようにした。

それだけが俺の動機だった。

だから、彼女が“片瀬くん”と呼ぶのも、時々、記憶と違う行動をとるのも、深く追求するつもりはなかった。


それは、もしかしたら彼女にも“何か“があるのかもしれないし

あるいはーーー俺が忘れていただけの何気ない日常なのかもしれない。


でもひとつ、確かなことがある。

この時間は、もう一度俺に与えられた“最後のチャンス“だということ。

そして俺はあの時よりも少しだけ、強くなっていた。


この再会の中で、俺がやるべきことはひとつ。

「ーーーあの時、できなかったことを、ちゃんとやる」

その決意だけを、胸に抱いて。


卒業制作の撮影初日、薄曇りの空。

大学の敷地内にある中庭は、春の名残を抱えたまま、静かに風が吹いていた。


「…….カメラ回します。三、二、一、スタート」

俺の声に、風景が止まる。

透子が歩き出し、セリフを口にした。

まっすぐで嘘のない演技だった。

それはあの頃映画研究会にいた彼女そのものだった。





その日の撮影は順調に進んだ。

透子はいつも通り脚本にまっすぐに向き合っていたし、俺も、いつものようにカメラを回した。


……違うのは、彼女が時折こちらを見つめる目に、どこか“言いたげな静けさ“があったことだ。


「片瀬くん、ちょっと見てもらっていい?」

透子が近づいてくる。手には赤ペンでメモの入った台本。


「このシーン、私が笑うのと泣くの、どっちがいいと思う?」

「….台本では、無表情でって指示だけど」

「でも、私が前にやった時、あそこ、泣いてた気がするんだよね。……何でだったかな」

その言葉に、思わず顔を上げる。

“前にやった時“。

今のこの時間は、彼女にとっても“二度目“なのかもしれないーーー

そんな考えが、一瞬だけ頭をよぎった。


けれど、俺は言わなかった。

彼女の目もまた、何かを試すように、でもやさしく微笑んでいた。


「…..どっちでもいいんじゃないか。透子が、その場で思った方で」

「…..うん。そうする」

俺の“監督さん”という呼び方を、彼女は一度も使わなかった。

それに気づいてからは、むしろ意図的に避けているようにも見えてきた。


でもーーーいい。

俺はそれを追わない。

たとえ彼女が何かを知っていたとしても、俺はただ、自分のすべきことに向き合う。








それから数ヶ月後卒業制作の撮影がラストシーンを残し終わりを迎える頃

透子が部室に現れなかった。


「佐伯、今日は来ないって?」

「…..聞いてない。どうしたんだろう」

不意に背筋が冷たくなる。

その違和感は、過去の記憶と重なっていた。


スマホを開くと、一通のメッセージが届いていた。

「今日は休みます。ごめんなさい」

短い

でも、その短さの裏にあるものを、俺は知っていた。



彼女の親が倒れたのは、この時期だった。

…..あの時も、透子は何も言わずに、突然撮影現場から姿を消した。

それを、俺は「プロ意識に欠ける」と一瞬思ってしまった。

けれど数日後、訃報を知り、何も言えなくなった。

言葉をかけるところか、遠巻きに見るだけで、彼女に触れる勇気すら持てなかった。

あれは、俺の大きな後悔だった。



ーーーだからこそ、今回は。

その夜、病院を調べ、花屋に寄って、迷いながらも一歩踏み出した。




面会ロビーの椅子に腰掛けていた透子は、目を晴らしていた。

でも、俺の顔を見た瞬間、無理に笑った。

「…..どうして場所、わかったの?」

「偶然だよ。でも、来てよかった」

「……そっか」

沈黙が落ちる

俺はそっと、花束を彼女の隣に置いた。


「俺、さ」

言葉が喉に詰まる。

でも今回は、言わなきゃいけない気がした。

「……前の時、何もできなかった。君に、何も言えなかった。それがずっと心に残ってた」

「…..前?」

一瞬、橙子の目が揺れる。

俺は何も言わずに、ただ続けていた。

「何かできるわけじゃない。けど、今回はーーーー君のそばにいたいと思った」

その言葉に、透子は何も返さなかった。

ただ、俯いたまま、小さくうなずいた。


次の日の朝、彼女は再び部室に戻り、

卒業制作のラストシーンの撮影を申し出た。


ラストカットーーーそれは、彼女が最後に一滴の涙を流すシーン。


カメラを構えた俺は、その時の記憶と、今の彼女を重ねていた。


そして、彼女は涙を流した。

前よりずっと静かに、でも確かに、あの時と同じ涙を流した。


けれど今回は、俺はそれを見逃さなかった。

あの涙が、どんな演技よりも真実だと、ちゃんとわかった。

「今度こそーーーこの涙を、大事にしたい」

俺は、自分自身にそう誓っていた。

ーーーカット

俺の声が静かに響いた時、透子はまだその場に立ち尽くしていた。

ラストカットの後、しばらくの間、誰も言葉を発せなかった。

彼女の頬に伝った涙が、まだ乾ききっていなかったからだ。


それは演技じゃなかった。

俺は、はっきりそう感じていた。

あの涙には、何か大切なものを置いていく覚悟があった。

そしてそれは、どこか、別れのような静けさを含んでいた。




彼女が少しうつむいたまま、言った。

「…..やっぱり、これが最後なんだなって。撮り終えて、そう思っちゃった」

「…..卒業制作、だから?」

「ううん、違うの。たぶん、もっと….気持ちの問題」

それ以上は語らなかった。

けれど、その言葉の後に続く“何か“を、俺は聞きたいとは思はなかった。


透子が見せたあの涙は、演技でも感傷でもなく、長い時間を越えて心に残った“想い“の痕跡だった。


俺はその涙を“意味“で括りたくなかった。

ただ、ちゃんと受け止めたかった。



「…..ありがとう、佐伯」

それだけ言うと、透子は驚いたように顔を上げた。

「……え?」

「今の涙、…..すごくきれいだった。

 ……言葉で理由をつけるのがもったいないくらいに」


透子は小さく目を見開き、次の瞬間、ふっと笑った。


どこか安心したような、少し寂しそうな笑み。


「そっか。…..なら、よかった」

その一言が、まるで何かを“許してくれた“ような、そんな響きに聞こえた。


その夜、俺はなかなか眠れなかった。


もう一度チャンスをもらって、それでやっと辿り着いたラストカット。

だけど、胸の奥にはまだ、なにか言い足りない気持ちが残っていた。


ーーーあの涙の意味は、俺にはわからない。

どんな感情だったのか、それを確かめる術もないし、確かめるつもりもない。


ただ、あの瞬間の彼女が見せた表情が、俺の胸に残った。

「何か、大切なものを置いていこうとしている」

そんな風に思った。それだけだった。

…..それだけで、充分だった。


そんな気がして、胸が痛んだ。




でも、俺にはまだ時間がある

あの涙が本当に“終わり“を意味しているのなら、

その前に、俺ができることをやらなければならない。

「あの時言えなかったことを、今度こそーーー」



そして数日後。

透子は、変わらぬ表情で部室に現れた。

けれど、いつもより少しだけ、目が赤く見えたのは、気のせいだったろうか。



俺は、決めた。

このまま何も言わなければ、

また、あの“涙“だけを残して、彼女は俺の前から消えてしまう。


そうならないように。

今度こそ、自分の言葉で気持ちを伝えるためにーーー

俺は動き始めた。


上映会の準備で、大学の構内は少しざわついていた。

食堂や大学ロビーの掲示板には「謝恩会のお知らせ」が貼られ、映画研究会の部室にも、荷物の整理を始める気配が漂い始めていた。

撮影が終わり、編集も無事に終わって、後は卒業制作の上映会を残すのみ。

学生としての時間が、終わろうとしていた。




「ねぇ、片瀬くん」

部屋のドアを開けた時、透子がいた。

段ボールから懐かしい小道具を引っ張り出して、懐かしそうに眺めていた。

「これ、覚えてる? 二年の文化祭で使ったやつ」

「ああ…..あの即興劇。俺、演出で喉潰してた時だ」

「そう。私、代わりにMCやったんだよね。緊張したなあ」

懐かしさに浸るような会話。

でも、その中にどこか「終わり」を予感させる空気があった。


俺は、言葉を探していた。

この数日、ずっと考えていた。どうすればいいか、何を言えば伝わるのか。


でも結局、その答えは出なかった。

だからこそ、今、自分の言葉で、まっすぐに届けるしかないと思った。



「透子」


彼女が振り向く。

少し驚いた顔。けれど、どこか静かに、

それを待っていたような表情でもあった。


「あの映画、最後まで付き合ってくれてありがとう。

 君がいたから、完成した。……ほんとに感謝してる」

「うん、…..私も、嬉しかったよ」



そこまでは、言葉にできた。

けれど、その先を口にするには、少しだけ勇気が足りなかった。





それでも。






「……俺さ、君のことが好きだった。大学時代ずっと。

 けど、自分なんかじゃ釣り合わないって思ってて…….何も言えなかった。

 だからーーー今になって言っても、遅いのはわかってる。

 でも…..それでも、伝えておきたかったんだ。

 自分のために。……もう、後悔したくないから」

言い終えたあと、部室の空気が少しだけ変わった気がした。


透子は、一言も発さなかった。

ただ、まっすぐこちらを見て、静かに、ゆっくりと、微笑んだ。


そして、


「……ありがとう、片瀬くん」

それだけを言って、少しだけ目を伏せた。


それは拒絶でも、受け入れでもなかった。

ただ、やさしく、感謝だけわ包んだ言葉だった。


彼女の気持ちは、わからない。

でもそれでもいいと思った。


俺が言いたかったのは、「好きだ、付き合ってほしい」じゃない。

「好きだった。その気持ちに、嘘をつきたくない」ただそれだけだった。


透子は段ボールのふたを閉めて、いつものように笑った。


「…..片瀬くん、変わったよね。昔より、少し素直になった気がする」

「…..そっちこそ。ずいぶん落ち着いた」

「そうかな」

どちらからともなく、笑った。

そして彼女は、何もなかったように部室を出た。

夕焼けの光が、廊下を照らしていた。



彼女が去った後ひとり残った部室の机の上に、

使い終わった台本が置かれていた。

その余白に、小さな字でこう書かれていた



「あの涙は、演技じゃなかった」



それが何を意味するのか、いれにはわからない。

それでも、確かにその言葉に、心が震えた。



ーーー目が冷めたとき、天井が白かった。


乾いた空調の風。淡いシーリングライトの明かり。

少し硬めのベッドの感触。見慣れた天井模様。


ここは、俺の部屋だった。



体を起こし、スマホを見る。

日付は、現在。あの招待状を受け取った翌朝に戻っていた。


夢だったのか、と一瞬思った。

けれども、部屋の片隅に置かれた古い台本が、まるで時間をこえてそこに現れたように佇んでいた。


その裏表紙には、小さく手書きのメッセージがあった。


「最後の涙は、演技じゃなかった」




俺は、しばらく動けなかった。

全てが夢だったかもしれない。

でも、あの時感じた温度、見た景色、交わした言葉の重みが、確かに今も残っていた。


透子に「好きだった」と伝えたこと。

あの涙に言葉を重ねなかったこと。


それは、誰かに届くための行動じゃなかった。

俺自身が、あの時踏み出せなかった一歩を、やっと越えたと言う証だった。


机の上に置いたままだった招待状を、手に取る。

その封を、もう一度開けてみた。

透子の手書きの文字が、あの時と同じようにそこにあった。


「片瀬くん、お元気ですか?

 昔お世話になったお礼をちゃんと言いたくて、

 招待させてもらいました。

 よかったら、来てください」


俺は、その“よかったら“に込められた何かを、今ならほんの少しだけ汲み取れる気がした。


それが好意なのかどうかはわからない。

もしかしたら礼儀かもしれな。

でも、それを確かめようとは、もう思わなかった


ーーーなぜなら、俺はもう、後悔していないか。




俺は、コートを羽織り、玄関のドアを開ける。

外は春らしい柔らかな光がさしている。


行き先は、決まっていた。


彼女の未来に、ただ一人の旧友として顔を出しに行く。

それだけで十分だった。


歩き出した足取りは、どこか懐かしく、でも確かに前を向いていた。


ーーーこれは、俺が自分で選び取った未来だ。


















ーーー

「また、失敗しちゃった…..」

お気に入りのジャージを着てベッドにうずくまり

つぶやいた

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