鼻歌検索の話
この数日、頭からどうしても離れない曲がある。
イントロから口ずさめるほど有名な曲だ。なのにタイトルが思い出せないのである。
英語の歌でデュエットで歌詞の終わりがタイトルになっているような気がする。
なので鼻歌を歌ってみた。
Just the(或いは a )Friend なんちゃら〜
不確かな記憶を元に洋楽デュエット、バラード、名曲などを検索ワードにして調べてみると、出てくるのは大概ピーポくん(ピーポ・ブライソンのアラジンの主題歌で魔法のじゅうたんで飛んでいる時に流れてる曲)か、ライオネル・リッチーとダイアナ・ロスの曲か。
どっちも大好きですが違います。それにそれらの曲はタイトルも歌手も言える。
次に記憶頼りのJustの方の歌詞で検索をかけてみると、どれも違うのだ。となればうろ覚えの歌詞が間違っているのだが、正解がわからないので調べられないのである。
そんなモヤモヤする思いが解決したのは、鼻歌で検索出来ないか?と思いついた事からだった。
それがGoogleで出来てしまうのだ。
アプリを探してみたら、Googleで出来ますよとGoogleが教えてくれた。感謝。
そして歌いました。
ふんふふ〜、ふんふふ〜、ふんふふ〜ふふ〜ふふ〜ふふ〜、ふ、ふ、ふふふふ、ふふ、ふぅふぅふふ
ちなみにこれはイントロ部だ。
一発で出てきた時にはむちゃくちゃ感動した。
提示した情報で一体誰のなんて曲かわかる人がいたら、その人は天才だと思う。
それにしても鼻歌検索が本当に便利で優秀で驚いた。
ちゃんとYouTubeで教えてくれるので、映像も見られて一挙両得である。
ちなみに文中に出てきた二曲、みなさんご存知だろうから蛇足だけれど
「A Whole New World」と「Endless Love」です。
さて、鼻歌検索の正解は。
ディオンヌ・ワーウィックで、邦題が「愛のハーモニー」。
デュエットではなく、複数の男性ボーカルと歌っていて、そこがまず違っていた。しかもこれが凄いメンバーで、エルトン・ジョン、グラディス・ナイト、スティービー・ワンダーなのである。
余談だが長男はNY在住なのだが、スティービー・ワンダーのコンサートへ行ったそうで、それがマディソンスクエアガーデンだったというので、年末の我が家はそれでめちゃくちゃ盛り上がった。
あの頃誰もが持っていた紺色のボストンバッグの話をしたら、大いにウケた。
ちなみに今でも売ってるみたいですヨ。
話は戻って、
原題は「That's what Friend Are For」
つまりフレンドしか当たってないやんと言うオチでした。
せっかくなので曲もググってみたら、映画の主題歌で、元はロッド・スチュワートが歌ってたのをカバーした曲だが、カバーした方が有名になったようだ。
作曲はなんとバート・バカラック。
いやぁ、なんかもう興奮してしまった。バート・バカラックといえば「Close to you」とか、明日に向かって撃ての挿入歌、「雨に濡れても」がすぐに思い浮かぶ。いいねぇ、バート・バカラック。
そんなわけで、鼻歌検索は大変役に立ちました、という話でした。