表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/21

お勤めの話

日々、なんやかやと多忙である。

昨日は実家の母の世話で朝から夕方まで拘束された。通院と買い物の付き添いと補助、手の届かないところの掃除、郵便局などのお使い、そして愚痴を聞く。

これがまあ、思っているよりキツい。


愚痴の中にも希望があれば良いのだけど、徹底的に愚痴で始まり悪口で終わるわけで。

しかもお年寄りは話が長く繰り返すから、ふんふんと頷きつつ聞き流すテクで乗り切ってます。真剣に対応してると腹がたってくるからね。


これも修行。お勤めだと割り切る。

それでも介護すべき人が実母だけになったので、ラストお勤めだと心を引き締めている。


あ!夫の介護が多分あるかな?笑。

嫁だからという理由で亡き義父母の介護、娘という理由で亡き父の介護、そして今は母の世話をしてきているから、徳を積んでると思いたい。

願う、脱介護。自分もぽっくり逝きたく思う。自分自身の経験から、子ども達に世話されて当たり前だとは思わないし、そんな思いをさせたくはない。


今日はお寺の婦人会の大きな集まりで、音楽法要の練習がある。来月壇上で歌うのだ。

フラットが3つとか、ファのシャープとか、独特の和音階であります。

歌詞にふりがなはあるけれど、ほぼ漢文なので、老眼鏡をかけて歌います。


楽譜を追うと歌詞(お経)が読めないし、そっちを見てると音を外してしまう。

なかなかの緊張感を強いられるであろう一時間半である。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
お母様のお世話、お疲れ様です。 希望のない愚痴……すごく分かります。まともに聴くと、こちらまでメンタルをやられてしまって。 薄情だなあと思いつつ、それが理由で高齢の親戚に電話出来なかったりします(;_…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ