お勤めの話
日々、なんやかやと多忙である。
昨日は実家の母の世話で朝から夕方まで拘束された。通院と買い物の付き添いと補助、手の届かないところの掃除、郵便局などのお使い、そして愚痴を聞く。
これがまあ、思っているよりキツい。
愚痴の中にも希望があれば良いのだけど、徹底的に愚痴で始まり悪口で終わるわけで。
しかもお年寄りは話が長く繰り返すから、ふんふんと頷きつつ聞き流すテクで乗り切ってます。真剣に対応してると腹がたってくるからね。
これも修行。お勤めだと割り切る。
それでも介護すべき人が実母だけになったので、ラストお勤めだと心を引き締めている。
あ!夫の介護が多分あるかな?笑。
嫁だからという理由で亡き義父母の介護、娘という理由で亡き父の介護、そして今は母の世話をしてきているから、徳を積んでると思いたい。
願う、脱介護。自分もぽっくり逝きたく思う。自分自身の経験から、子ども達に世話されて当たり前だとは思わないし、そんな思いをさせたくはない。
今日はお寺の婦人会の大きな集まりで、音楽法要の練習がある。来月壇上で歌うのだ。
フラットが3つとか、ファのシャープとか、独特の和音階であります。
歌詞にふりがなはあるけれど、ほぼ漢文なので、老眼鏡をかけて歌います。
楽譜を追うと歌詞(お経)が読めないし、そっちを見てると音を外してしまう。
なかなかの緊張感を強いられるであろう一時間半である。