表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

ソロモン諸島を制するものは南太平洋を制する  中華帝国の海洋進出をゲオポリティク(地政学)で読む。

作者: 舜風人

先ごろ中国とソロモン諸島政府が「安全保障協定」?を結んだことが明らかとなった、


あわてた?アメリカとオーストラリアは、急遽「政府特使」をソロモン諸島に派遣した。


さて?


南太平洋の小島?が、どうなろうと別に、どうでも良いし、、大したことないじゃないか?


と、思われた一般日本人の皆さん。


ところで平和ボケボケの令和ニッポンジンの皆さんは

今から

75年前に

ここで日米が、海戦史に残るような「激闘」「死闘」を繰り広げたことをご存じだろうか?


いわゆるガダルカナル島の決戦である。

詳しい決戦内容についてはウイキペディアでもお読みください、

ココでは書きませんので、


では

そもそもなぜこんなちっぽけな島を、争って死闘を繰り広げたのだろうか?


それはここが、南太平洋のホットポイントだったからだ

ここを誰が制するかでその後の戦局ががらりと変わるからなのだ。


ココは南太平洋の盟主?であるオーストラリアとアメリカ(ハワイ真珠湾基地)を結ぶ

補給路の正に重要地点だからだ、

ここを抑えると、オーストラリアは生命線を奪われて窒息死?してしまうからだ、


このことはいまでも、変わらない。

仮にここに中国が軍港でも置いて、中国軍艦が、遊弋でもしたら、

空母が航路に居座って監視や、検閲、をしたら

オーストラリアは、生命線を奪われて、中国の軍門に下らざるを得なくなるのである。

とうぜん、オーストラリアよりもちっぽけな?ニュー-ジーランドなどは、ひとたまりもなく

中国軍の属国?となわざるを得ないのである。

そこであわてたアメリカと豪州が急遽特使を派遣したのである。


更に日本政府も、海洋国家として後背地(後背海)として安全圏であるべき海洋が

そこに中国軍が常駐でもしたら、まさに背中に銃器を突き付けられたようなもので、

安全が脅かされること甚だしいのである。

このあたりに中国軍艦が遊弋していたら


日本の商船団は、検問や発砲に脅かされることになります。

日本政府も急遽特使をソロモンに派遣したというわけである。


しかも南太平洋に中国空母がいることにでもなれば


後背を脅かされる台湾にとっても

かなり危険な軍事脅威出ることは間違いないのである、



いままでは前だけに軍備してればよかったが

今度は後ろからも攻撃に備えなければならくなるのだかから


台湾の不安は2倍になるのであるから。


というわけで

ココを誰が押さえるかで、軍事局面ががらりと変わる南太平洋のホットポイントだということがお分かりいただけただろうか?


人口70万人の軍隊もないソロモン政府が自前でやったる分には、かまわないけど



人口15億のレッドチャイナ(中華帝国)がここを抑えるようなことになったら


南太平洋の軍事バランスはがらりと、「激変』します。




日本


アメリカ


オーストラリア


ニュージーランドは




生命線がまさにアブナクなるからです。










最後に



こんな、たとえ話をどうぞ、



あなたの家のすぐ後ろの家には


気の良い老夫婦が住んでいました。



ところがある日その老夫婦は引っ越ししてしまい


其家は空き家に、、、



数か月後


其家には人相風体の悪い男が引っ越してきました、



そしてその家の表札には、、



「〇〇会」という指定暴力団の名前が


掲げられていました、



さて?


あなたは


それでも


安心していられますか?









評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ